ザ・ロストシティ
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(2024)や「ステップ・アップ」(2006)に出演したことでも知られるチャニング・テイタム主演の作品です。
私個人としては、映画「ステップ・アップ」で見てからこの方チャニング・テイタムのファンだったんですが、バリバリクール! なチャニング・テイタムではなく、ちょっとお間抜けだけどなぜか格好良いチャニング・テイタムな本作も結構好みでした。
本記事は2024年08月に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。
ワンフレーズ紹介
豪華キャストでお送りするポップコーンムービー(褒め言葉)。
作品情報
タイトル | ザ・ロストシティ |
原題 | The Lost City |
ジャンル | アクション、コメディー |
監督 | アーロン・ニー、アダム・ニー |
上映時間 | 112分 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2022年 |
レイティング | G |
個人的評価 | ★★★★☆ |
あらすじ
著名な恋愛小説家ロレッタは、熱狂的なファンのついているアドベンチャー小説の新作を完成させたばかり。その宣伝ツアーに強引に駆り出され、嫌々ながら派手な衣装を着て参加することに。件の小説の主人公「ダッシュ」のカバーモデルを務めるアランの言動が鼻につき、苛立ちは募るばかり。そのうえ、苛立ちに任せ、会場を出たところを謎の億万長者フェアファックスに連れ去られてしまう。彼はどうやら、ロレッタの小説を読んで、彼女が伝説の古代都市「ロストシティ」の場所を知っていると確信したらしかった。一方、目の前でロレッタを連れ去られたアランは、助けられなかったことを悔やみ、ロレッタのあとを追いかける――。
登場人物
(敬称略)
ロレッタ(演:サンドラ・ブロック)
恋愛小説家。人生に対してネガティブな考えを持っており、(一見)楽観主義者で、目立った行動を取るアランに苛立ちを募らせる。
アラン(演:チャニング・テイタム)
ロレッタの書いた小説に登場する主人公「ダッシュ」を務める、セクシーカバーモデル。怒って出て行ったロレッタを追いかけたところ、ロレッタが攫われる現場を目撃し、慌てて追いかける。
ジャック・トレーナー(演:ブラッド・ピット)
特殊部隊出身の、CIA工作員。アランに同行し、ロレッタの救出の手助けをしてくれる。
アビゲイル・フェアファックス(演:ダニエル・ラドクリフ)
謎の億万長者。ロレッタの小説に登場する伝説の古代都市「ロストシティ」の存在を確信し、ロレッタならその場所を知っているという思い込みから、ロレッタの誘拐に至った。
ベス(演:ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)
ロレッタの小説の広報担当者。
映画「ロストシティ」の感想
映画「ザ・ロストシティ」の感想です。ちょっぴり(?)抜けているチャニング・テイタムがとっても格好良い作品でした!
尊すぎるチャニング・テイタム
私は、映画「ステップ・アップ」でチャニング・テイタムを知って、ハマりにハマっていた時期があるのですが。
今作のチャニング・テイタムは、まあまあな駄目男。
……いや、たぶん良い奴。良い奴ではあるんですよ。奇抜なことをする割に、温厚っぽいし。
でも、壊滅的に空気が読めないところとか、ここぞというときにやらかしちゃう抜けたところとか、「ああ、こいつ駄目な奴なんや」ってなる。なのに、なぜだかやっぱり格好良い。
愛すべきお馬鹿さんというやつですね。
憎めない――どころか、もう尊すぎます(結局、チャニング・テイタムならなんでもいいのかも)。
美人すぎるサンドラ・ブロック
なお、チャニング・テイタムの相手役――というか、こちらのほうが本命の主人公なんですけれども、美貌のサンドラ・ブロック!
……マジで老けないなあ!
個人的には、年齢を重ねるのも悪くないことだと思っているし、素敵な歳の取り方をしている人だっていっぱいいるとも思っているんだけど、サンドラ・ブロックの美しさを前にするとやっぱり素敵だなあって思いますね。
同性としても憧れずにはいられないサンドラ・ブロック。 調べてみると、なんと御年60! ということは、本作の撮影時(2022年)には57、8歳ということ……。それでこのスタイルは本当にすごい。
目立つブラッド・ピット
あと、ブラッド・ピットの役柄もワイルドでとても良かったですね。
というか、どんな役柄でも、ブラッド・ピットはだいたい格好良い。
ハリウッドの大物俳優であるブラピを脇役として登場させ、徹底的に無駄に使い倒す感じもまあまあ好きでした。 しかし、それにしてもまあ、脇役なのに……圧倒的な存在感ですこと。
つまりキャストが豪華
チャニング・テイタム、サンドラ・ブロック、ブラッド・ピット――に加えて、悪役にダニエル・ラドクリフ。
つまり、何が言いたいのかというと、キャストがとにかく豪華だということ!
……なんですけど、個人的には、ダニエル・ラドクリフの悪役感にちょっぴり違和感があったかなあ、なんて。
「ハリー・ポッター」シリーズのあとも、「スイス・アーミー・マン」(2016)をはじめ、さまざまな作品に出演しているダニエル・ラドクリフですが、個人的な好みには合わなかったかな。 とはいえ、さすがの演技力でした。
シンプル&王道な展開
また、ありがちというほどではないストーリーなんですが、シンプルかつ王道寄りな展開だったと思います。
なので、緊張感はほとんどなく、ハラハラドキドキもしません。一部を除き、「そう来ると思った!」という展開が続きます。
(良い意味で)ポップコーンムービー。 頭を空にして、チャニング・テイタムとサンドラ・ブロックの絶妙な掛け合いを楽しむことができるのが◎!
映画「ザ・ロスとシティ」が好きな人におすすめの作品
映画「ザ・ロスとシティ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017)
- ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019)
- ジャングル・クルーズ(2020)
- ジャングル・ジョージ(1997)
まとめ:ポップコーン片手に!
とにかく「シンプル・イズ・ザ・ベスト」!
緊張感に欠け、やや物足りない感じはあるかもしれませんが、だからこそコメディーパートを純粋に楽しめるというもの。
なんかもう……どんなチャニング・テイタムでも愛しいんだろうな(個人的感想)。
Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 79% AUDIENCE SCORE 83%
IMDb
6.1/10