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映画「CURVE」あらすじ・感想|考察がはかどる?10分間で満足感たっぷりの短編映画

CURVE_タイトル ショート

オーストラリア出身のティム・イーガン監督の初ショート作品「CURVE(カーブ)」。

手に汗握るスリリングな雰囲気と不可解な展開に、ハラハラドキドキが止まりません。

インターネット上ではあれやこれやと考察が繰り広げられるほどの不思議さと、暗澹たる世界観に惹き込まれること間違いなしです。

本記事は2020年08月に執筆されました(2023年12月更新)。すべての情報は更新時点のものです。

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ティム・イーガン監督について

ティム・イーガン氏はオーストラリア出身の監督/脚本家。

After many years working as a freelance editor and Indie DOP, I started Lodestone Films as a place to create my own projects as a writer / director. My first short film ‘Curve’ was completed in 2016.

(引用元:vimeo「Lodestone Films」

公式サイトにあるように、もともとはフリーランスの編集者およびインディーズの撮影監督(DOP)として活動していたところ、自身で映画製作をするために「Lodestone Films」を立ち上げました。

Lodestone Films最初のショート作品として2016年に公開されたのが、本記事で紹介する「CURVE」です。

あらすじ

さざなみの音が聴こえる……。とある女性が目を覚ますと、カーブが描かれたコンクリートの上に横たわっていた。ふと身じろぐと、体が滑り落ちる絶妙なカーブ。眼下は暗闇に包まれ、落ちたらひとたまりもないだろう。あるいは助かるのか、それは誰にも計り知れない。血にまみれた手、突然降り出す雨、ずり落ちそうになる身体。果たしてここはどこなのか……。

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作品情報

タイトルCURVE
ジャンルショート、ホラー、スリラー
監督ティム・イーガン
上映時間10分
製作国オーストラリア
製作年2016年
おすすめ度★★★★☆

>>>本作品をフルで視聴したい人はこちらから!

登場人物

ローラ・ジェーン・ターナー

単独で登場する女性。

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映画「CURVE」の感想

やってくれました。オーストラリア出身のティム・イーガン監督の初ショート作品にして、最高の名作。実に考察しがいのある奇妙で不可解な短編映画です。

10分間で味わえる100%の満足感

たった10分間。

音楽を2~3曲程度聴いたら終わってしまう程度の時間で一本の映画が成り立っていると思うと、それだけですごいですよね。

しかも、長編映画にもまったく劣らない名作!

初めて見たときは、なんじゃこりゃ!? と思いましたね。

もう一度言いますが、たったの10分。

それでこの満足感ってなに?

言葉がわからなくても楽しめる作品

まず、ハリウッド映画をはじめとする洋画を観るとなると、オリジナルの言語がわからなかったときに与えられる選択肢は「吹き替え」「日本語字幕」のいずれかになりますよね。

でも、この「CURVE」という作品。

オーストラリア出身の女優、ローラ・ジェーン・ターナーが演じる女性がなにかしらの意味ある言葉を発することはありません

音はあるのでサイレント映画というわけではありませんが、表情や息遣い、行動ですべてが表現されています。

映画は国境を越えるとはまさにこのこと。

英語がわからずとも、万国共通、誰でも楽しむことができます。

ひしひしと伝わってくる恐怖

先述した通り、セリフが一切ない本作。

なのに、ひしひしとその恐怖が伝わってきます

この、自分ではどうしようもない、不運が降り注ぐ絶望感がまたいいんですよね。ここまでずり落ちてしまっていたら、成す術なしって感じ。

だって、どう見ても自力で上まで登るのは無理ですから。頂上のほうなんて、傾斜もほぼ90度だし。

こんなのを登るなんて、マウンテンゴートでもなければ難しいでしょう(実際に登れるのかは知りませんが)。

「あの作品」に似ている雰囲気

気になった人にはぜひ一度見てもらいたい作品ではありますが、ホラーやスリラーが苦手な人に。雰囲気的には、あの有名なホラー/スリラー作品「キューブ」によく似ています。

不可解で、不気味で、仄暗い感じ。

なぜそんなことになって、これからなにが起きて、どんな結末に着地するのか……むしろ10分間で終わるかどうかさえわからないような不安定さに、ハラハラが止まりません。

自分だったらと考えると絶望

女性が横たわるコンクリートの形が、落ちるか落ちないかの絶妙なカーブ。

しかも目覚めた時点で、すでに身体は半分ずり落ちているという絶望的な状況。

気を抜けば落ちてしまいそうだし、頑張れば少しは身体を引っ張り上げられそう。でもその状況自体を回避するのは、おそらく不可能。

下からは咆哮とも機械音ともつかない「グオーン!」という耳障りな音とも声ともつかないなにかが聴こえてきます。落ちたら命はないであろう絶望的な状況に、自分ならどうするかと考えたところ……。

無理すぎる。

雰囲気からして、絶対に助けは来そうにないですし。

調べてみると面白い考察

作品のラストが難解であればあるほど、考察もはかどるというものです。

この「CURVE」という作品に対しても、調べてみるとたくさんの考察がヒットします。

中でも多いのが、「出産説」「流産説」「堕胎説」などの赤ちゃんに関するものです。

興味深いですね。

確かにカーブの形状が子宮のように見えなくもありませんから、赤ちゃんに関わることだろうなと感じるのも納得です。

「流産と堕胎はわかるけど、こんなにスリラーっぽくて出産?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんからしても、外の世界はまだ見ぬものですよね。それを恐怖と捉えていてもおかしくありません。実際、赤ちゃんが生まれてくるときは泣いているわけですし。

だから縋り付く。

冒頭で波の音が聴こえ、さらにそれが押し寄せる描写があるので、母親が破水して陣痛状態にあるとも考えられます。

私はどちらかと言えば、この説を推しますね。

だって、流産説とか堕胎説とか……陳腐すぎるでしょ? 見たまんまって感じ。こんな作品をつくる人が、こんなわかりやすい設定にはしないと思うんですよね。

それに、人は生まれた瞬間から死に向かう

誰もが知っている事実ではありますが、落ちた先が一寸先も見えない暗闇状態であることに、そんな恐怖を感じました。人間が真っ先に覚える感情って、恐怖なんじゃないかなって。

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映画「CURVE」が好きな人におすすめの作品

映画「CURVE」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

  • ウィッシュ・ルーム(2019)
  • SOLO 孤独の淵で(2018)
  • 127時間(2010)

まとめ:あとに引く不気味さ

たった10分間の短編映画であるにもかかわらず、じわじわとあとに引く不気味さがたまらない名作(ある意味衝撃作)。

息遣いやBGM、薄暗い画面から伝わってくる女性の恐怖心はとてもリアルです。

まつ毛の震えかたまで完璧にコントロールするその様は、ローラ・ジェーン・ターナーの才能を感じさせますね。

無論、それは監督であるティム・イーガン氏の奇才ぶりあってのものです。

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