
ピッグ あくまのぶたさん
映画「ピッグ あくまのぶたさん」の感想です。
映画「プー あくまのくまさん」(2023)と製作チーム(製作総指揮)が同じなので、スピンオフ作品だと思うじゃないですか。
違った! たぶん「プー あくまのくまさん」シリーズにはまったく関係のない話だった!(びっくり)正直、物足りなさが大部分を占めていたかなと。

映画「ピッグ あくまのぶたさん」の見どころは……
- シンプルな展開。
- ピグレットの残忍さ(ただしそんなにグロくはない)。
本記事は2026年07月08日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | ピッグ あくまのぶたさん |
| 原題 | Piglet |
| ジャンル | ホラー、スリラー、パニック、B級映画 |
| 監督 | アンドレア・M・カティネッラ |
| 上映時間 | 84分 |
| 製作国 | イギリス |
| 製作年 | 2025年 |
| 公開年(英) | 2025年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★☆☆☆ |
あらすじ
ケイトの21歳の誕生日を祝うため、森の中にあるキャビンにやってきた女子一行。しかし、楽しくなるはずのキャンプは悪夢へと変わるのだった……。
主な登場人物
(以下、敬称略)
ケイト
(演:アリーナ・デズモンド)
本名は「キャサリン」。21歳の誕生日を祝うため、友人らとキャンプに来た。スペンサーという元恋人の影に怯えている。
スージー
(演:シェイリー・レーガン)
ケイトの姉。スペンサーのことがあった妹を心配し、守ろうとしている。
ピグレット
(演:アレクサンダー・バトラー)
女子たちを執拗に追いかけ回す大男。お気に入りはケイト。
ミスター・ホガース
(演:ジェレミー・ヴィノグラードフ)
キャンプ場の運営者。
映画「ピッグ あくまのぶたさん」の感想
映画「ピッグ あくまのぶたさん」の感想です。せめてスピンオフであれ! と思わずツッコみたくなってしまう映画(笑)。
あくまのくまさんとの関係
先述したとおり、本作は「プー あくまのくまさん」シリーズ(2023~)とはまったく関係のないお話です。つまりスピンオフではない。……まぎらわしい! と思いきや、実はスピンオフとかいう可能性もあるのか? 要は、スピンオフかどうかいまいちわからないストーリーだったということですね(笑)。
タイトルといい、雰囲気といい、完全にスピンオフとして見始めた側からするとかなり拍子抜け。人間の大男がピグレットのマスクをかぶり始めた瞬間「えー!?」ってなりました。どうやら、刑務所に収容されているあいだに謎の研究により肉体改造(?)されたらしい。どういうこっちゃ。
物足りないグロさ
あと、グロさは圧倒的に物足りなかったですね。
映画「プー あくまのくまさん」や「X エックス」(2022)のように、ややチープながらも血がぶっしゃー! みたいな描写を期待していたのですけど。本作はそこら辺が若干控えめな印象でした。
イテテテテ! となるようなところも特になく。割とみんなあっさりやられていくので、このタイプの映画としての面白味にいまいち欠けるような気がしました。
謎の登場人物
個人的に、神出鬼没な「狩人(ハンター)」は「あれ、なんだったの……?」ってなっています。
初回登場時はライフルを背負い「そこに行っちゃ駄目だ!」と謎の警告(2回目以降はwithoutライフルだった気がする)。それ以降も、ケイトたちの前に現れては「危ないから逃げよう」と明らかに怪しげな行動を取ってくる。説明が下手すぎて何も伝わらん(笑)。
ハンターにはおそらくパニック映画でよくある「誰を信じたらいいの?」という感情の起動装置のような役割が与えられていたと思うのだけど、それにしては必要性があまり感じられませんでしたね。
ピグレットは大男
なお、ピグレットはただの大男でした。
「プー あくまのくまさん」でも「怪力な農夫(大男)」と書いたような気がするんですが、あれとは違う本物の大男。「13日の金曜日」(2009)のジェイソンくんとか「ハロウィン」(2018)のマイケルくん、「悪魔のいけにえ」(1974)のレザーフェイスくんみたいな感じで、マスクをかぶっているタイプ(先述)。
昔は弱い子どもだったピグレットくん、刑務所(研究所?)で体をいじられているうちにこんなことになったらしい。ピグレットの過去はこれぐらいしか語られないのでいまいちピンと来ませんけれども。こうなると、「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」(2023)で明らかになった事実とは異なるので、やっぱりスピンオフではない? という話になりますね。
別グループの意味
そして、主人公ケイトたちとは別グループ(ケイトの友人ら3人)がまずピグレットの被害に遭うのですけど、これもよくわかりませんでした。必要性が感じられなかったというか。ホラー映画でセッ(略)をしたら終わりです、というテンプレをやっただけ。
残る1人は謎に自分の世界を展開していて、森の中の何もないところを写生……していたはずが、なぜかスケッチブックにはピグレットの絵が! どゆことー!? ってなりました。唐突すぎてついていけない(笑)。この人たちとケイトたちのあいだでもうちょっとなんやかんや複雑な絡みがあれば、また違う面白さがあったのかもしれないですけどね。
合流する前にやられていますから、登場する意味はほとんどなかったと言えると思います。厳密にはスケッチブック少女はケイトグループの1人と鉢合わせているけど、特になんの意味もなしていなかったかなと。
B級映画らしさ
ただ、B級映画らしさはありました。
このチープさがいい! みたいなところはある。森の中のコテージで若者たちがどんちゃん騒ぎをするというオーソドックスな設定も。いっそのこと、湖とかがあればさらに完璧でしたけど。
あとは、同性カップルがいたりよくないお薬を勧められて断る人がいたり、妙に現代風な設定、演出が盛り込まれていましたね。個人的には「うーん」という感じではあったけど、途中離脱するほどではありませんでした。
映画「ピッグ あくまのぶたさん」が好きな人におすすめの作品
映画「ピッグ あくまのぶたさん」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年07月08日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
| × | ○ | ○ | × | × | × |
まとめ:シリーズファンとしては観てよかったけど……
スピンオフかさえわからないながらも、「プー あくまのくまさん」シリーズのファンとしてはまあ観てよかったなとは思いますよ。なんとなく納得(笑)。
ただ、求めていたものとはちょっと違ったというのはありますが。こういう作品はたまに無性に観たくなります。
Rotten Tomatoes
Tomatometer ―% Popcornmeter ―%
IMDb
2.6/10
Filmarks
2.3/5.0

