
レイク・ジョーズ(字幕/吹替)
映画「レイク・ジョーズ」の感想です。
タイトル通り、湖にサメが!? なお話。
B級サメ映画です。
といっても、サメの存在感はちょっぴり薄め。個人的には、ヒューマンドラマ要素が強いように感じました。でもなんか好き!

映画「レイク・ジョーズ」の見どころは……
- ヒューマンドラマ寄りの内容。
- 飲酒をやめられない主人公スペンサー(駄目人間!)。
本記事は2026年04月23日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | レイク・ジョーズ |
| 原題 | Bull Shark |
| ジャンル | ホラー、アクション、ヒューマン、パニック、B級映画、サメ |
| 監督 | ブレット・ベントマン |
| 上映時間 | 80分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2022年 |
| 公開年(米) | 2022年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★★★☆ |
あらすじ
テキサス州の自然保護局に猟区管理官として勤めるスペンサーは、ある日、友人ノーランから呼び出しを受ける。駆けつけてみると、ノーランはサメの死体を見せてきた。これを金にするというノーランに、スペンサーは元の場所に返してくるように厳しく告げる。誰かに目撃され、湖にサメがいるように誤解されたら大変だからだ。渋々頷いたように見えたノーランだが、元の場所まで行くのを面倒くさがって、死体をそのまま湖に放ってしまった。その後、湖からサメに噛まれた遺体が上がって――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
スペンサー
(演:トム・ハラム)
自然保護局に所属する猟区管理官。飲酒が原因で妻とは離婚寸前。息子との面会もなかなか叶わずにいる。
ノーラン
(演:ビリー・ブレア)
スペンサーの友人。知人から譲ってもらったサメの死体を解体し、金に換えるつもりだった。が、スペンサーに叱られ、泣く泣く湖に捨てることに。
ドッティ
(演:リンジー・マリー・ウィルソン)
スペンサーの妻だが、離婚秒読み。本人の意識としては「元」妻。飲んだくれ、家庭を顧みなかったスペンサーを置いて、息子と家を出た。
ウィルソン
(演:デリック・レッドフォード)
保安官。スペンサーと共に問題解決に臨む。
映画「レイク・ジョーズ」の感想
映画「レイク・ジョーズ」の感想です。サメ映画としては物足りなさがあるけど、ストーリーは割と好きでした。
サメの存在感
サメ映画と言いつつ、サメの存在感がそんなになかったなあという作品なら、まず「ダーク・タイド」(2011)が思い浮かぶんですが(笑)、本作も負けず劣らずでした。
本作は、サメ映画というよりほぼほぼヒューマンドラマ。
全然サメが出てこないからびっくりしちゃった。
主人公がアルコール依存症っぽくて、飲酒のせいで妻子(特に妻)に見放されているのに、「飲んでないよ」と言いつつガンガンに飲んだくれるからハラハラした。駄目な奴でした、主人公。
そんなことで、サメ映画らしくはないけれど、個人的にはこういうのも悪くないなと思いましたね。
駄目な奴すぎる主人公
先述したとおり、駄目な奴すぎる主人公スペンサー。
離婚の話になったとき、妻ドッティの中では明らかにもう「全部終わっている」状態なのに「話し合おう」などと言っていた。たぶん、その段階はもうとうに過ぎているんだと思うよ……とドッティの呆れと苛立ちに感情移入してしまいました(笑)。
ドッティが話し合いたかったときはきっとスルーしていたのだろうと容易に想像ができた。
「離婚申請書(だっけ?)にはサインしない」「話し合おう」「まだやり直せる」と繰り返していて、どれもお前が言うな案件すぎて失笑。息子が泊まりにきているときに飲んだくれたりするので、このまま暴力を振るいにいったらどうしよう? と震えました。杞憂でしたが。
でも、この離婚云々のくだり含め、なぜだか真剣に観てしまう。観られてしまう。駄目な奴で、離婚したくない! と食い下がる姿は若干気持ち悪くすらあるんだけど、本人にももうどうしようもないんだろうということが伝わってくるからですかね。
センスのある映像
なお、映像はなかなか良かったです。
サメはほとんど出てこないけど(笑)。
自然の風景とか、人を写す画角とか。そういうのはセンスあるなあって思いましたよ。だから、最後まで退屈せずに観られたというのはあるかもしれない。
湖の閉鎖はNG
で、ストーリーの話に戻りますが。
けっこう興味深く思ったのは「湖を閉鎖してしばらく放っておけば、サメはいなくなると思うよ」と解決策が中盤ですでに提示されるところ(事実か否かはいったん置いておいて)。サメ映画だと割合「戦闘だ!」から入りがちなのに、面白い展開だなと感じましたね。
ただ、ここで邪魔をするのがサメ映画の鉄板! である市長。
「観光収入が減るから閉鎖なんてできるわけないだろう!」って、まるで「JAWS/ジョーズ」(1975)のような展開に。そのうえ、すべての責任をスペンサーに押しつけようとする大悪党。
結局、スペンサーは「戦闘だ!」な状態になってしまう(ならざるを得ない)というね。こういう、何もかもうまくいかない系の映画、好きです。
あえて危険に飛び込んでいくスタイル
ということで、サメが添え物程度の扱いとなっていたまさかのB級サメ映画だったわけですが、さすがに戦闘シーンには物申したい(笑)。
大きなネタバレは極力控えたいので、詳細な描写については伏せますが、その攻撃、危険を冒してそこからやらなくてもいけたんじゃないのー!? ってなりました、とだけ。リスクを取らなくてもいけそうな戦法だったのに、わざわざ自らの命を危険にさらしに行ったとしか思えなくて、ちょっと笑ってしまいました。
それも含め、この映画の良さでもあったのだけど。
サメ映画というより、ヒューマンドラマとして楽しめる映画でした。B級サメ映画っぽくはない。
映画「レイク・ジョーズ」が好きな人におすすめの作品
映画「レイク・ジョーズ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- ギガ・シャーク(2021)
- シャーク・ド・フランス(2022)
- シャーク・クルーズ(2022)
- セーヌ川の水面の下に(2024)
映画「レイク・ジョーズ」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年04月23日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
| × | ○ | ○ | × | × | ○ |
まとめ:終始シリアスな雰囲気
本作がヒューマンドラマ寄りというのは先述したとおりですが、基本的にはずっとシリアスな雰囲気で、ふざけた様子は一切ありません。
でも、それもまた良い。
妻子と別れる原因になった飲酒をなかなかやめられず、精神的負荷がかかると再びそこに逃げるのも、リアルというか、駄目な奴だなあ、という感じで見ごたえがありました。
Rotten Tomatoes
Tomatometer ―% Popcornmeter ―%
IMDb
2.7/10
Filmarks
2.0/5.0

