
タコゲーム
映画「タコゲーム」の感想です。
モロ「あの作品」を意識した映画(笑)。
にしても「あの作品」の翌年に公開されているので、行動はとても早いですね。確かに「あの作品」は面白かった。観ていて「これ、自分でも作りたい……」と思ったのかもしれない。

映画「タコゲーム」の見どころは……
- 安定感のある映像&演技。
- シンプルなストーリーと全体的な真面目さ。
- 徐々に可愛く見えてくるルース(中盤まで耐えて!)。
本記事は2026年06月04日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | タコゲーム |
| 原題 | The Octogames |
| ジャンル | ホラー、スリラー、アクション、サスペンス、B級映画、パニック |
| 監督 | アーロン・ミルテス |
| 上映時間 | 89分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2022年 |
| 公開年(米) | 2022年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★★☆☆ |
あらすじ
鳴かず飛ばずの状態が続いている歌手のキャリーは、有名なインフルエンサーが主催するゲームに参加することに。優勝者が得られる特典は、約1億5,000万フォロワーを抱えるSNSをインフルエンサーから引き継げるというものだった。軽い気持ちで参加したキャリーだが、ゲームに負けた者には「死」という罰が待ち受けているのだった……。
主な登場人物
(以下、敬称略)
キャリー
(演:レイシー・ハートセル)
売れない歌手。マキシンやAJらと共に生き残りを目指す。
マキシン
(演:アリソン・シュラム)
芸人。キャリー、AJと励まし合いながら生き残りを目指す。
ジャックスプロ
(演:ブラッド・ベレムジャン)
有名なインフルエンサー。ゲームの主催者。
ルース
(演:アリス・レイヴァー)
ゲームの参加者。他の男性参加者に色仕掛けで協力を求めるが、拒絶される。
映画「タコゲーム」の感想
映画「タコゲーム」の感想です。韓国発の「あの作品」と比べてはいけないやつ。単体で観たら、低予算な雰囲気がありながらも意外と面白い。
あの作品のパロディー
タイトル、ジャケット、内容。
どれを取ってもまるで「あの作品」!(笑)
別にぼかすところでもないようなのではっきり言うと「イカゲーム」ですね。というのも、WOWOWの紹介文からして、
参加した人々が一部しか生き残ることができない“デスゲーム”をスリリングに描いた、アクションサスペンス。韓国のヒットドラマ「イカゲーム」を、米国でパロディにした。
(引用元:タコゲーム|WOWOWオンライン)
ということらしい。
堂々としすぎている(笑)。
と、まあ、こんな感じなので、比べられるのは仕方ないことだと思うし、実際、比べたくなる気持ちもあるんですけれど、単体で観ると意外と悪くないなという印象です。
実行理由は不明
劇中、この凄惨なゲームが繰り広げられる理由は明かされません。
想像するに、たぶん「楽しそうだから」とかそれぐらい? でも、優勝特典がジャックスプロのSNSを引き継ぐことだから、結局、このアカウントで公開した動画分の収益は手に入らないのでは? という感じがするけど。
冒頭、「俺のゲームだ、傑作だよ」などと自画自賛している画が挟まるので、自分の力を見せつけたかったとかそういうことなんでしょうかね。
満足できるか?な優勝特典
個人的に思ったのは、優勝特典があまりに微妙すぎない? ということ。
いや、別にね、いいんですよ。例えばゲームストリーマーなAJや芸人なマキシンはうれしいかもしれない。ひょっとしたら、売れない歌手のキャリーも。
でも、参加者の中には子ども向けの動画配信者やフィットネスインストラクターがいたりして、子ども向けの動画配信者の視聴者はジャックスプロのファン層とは被っていないだろうし、フィットネスインストラクターにこんなにフォロワーができてもねという感じがします(後者もやっぱり層は違うと思う)。
というか、そもそも優勝特典も知らないのにゲームに参加することにしたのかとツッコんでしまいました。序盤、キャリーが「(会場が)辺鄙な場所にあるのね」と言っているので、無理矢理連れてこられたわけでもないでしょうに。今時「情報は何も持っていないし、主催者(ジャックスプロ)と知り合いでもないけど、よくわからないゲームに参加するわ!」なんて人、いる? とは思いますね。
憎たらしいルース
なお、途中までやたら人に絡みまくり「なんじゃこいつは!?」となるルースですが、中盤以降、徐々に「お前、意外と可愛いじゃん……」と見方が変わります(※個人的感想)。
なんていうか、やばい奴なのは変わりないんだけど、いっそのこと振り切っていて潔い。
椅子取りゲーム以降の彼女の扱いが本作一番の謎でした(笑)。銃をぶっ放すシーンなんかとてもよかったですよ。
裏切りのウォルター
そんな可愛く見えてくるルースに対して、ウォルターは中途半端(納得いかない)。
手段を選ばないスクイッシュにおもねったり、スクイッシュに対抗しようとするキャリーたちに協力を申し出たり。表面だけを見ると、デスゲーム系の映画には必ずいる系のキャラ。
だけど、それならもっと卑怯でいてほしいんだよなと。かくれんぼの際、マキシンを自分の場所に招き入れたのはたぶん本心からだと思うんですよね。どちらにしろ卑怯者なんだから、いっそのこと、この時点で「マキシンを生贄にしよ(ハート)」と卑怯を貫き通してほしかった。
卑怯でも同情はするスクイッシュ
それで言うならスクイッシュもそうで。
卑怯なやり方で人を蹴落としておきながら、ある人が亡くなったときには手で目を覆ってちょっとしんみりしたりする。このシーン「まさか少し悲しんでいる!?」とちょっと面白かったです。まさに「お前、人の心とかあったんか……」とツッコんでしまったところでした。
本作は若干キャラに一貫性がない。
外し方が足りないB級映画
ただね、やっぱりどこか物足りないと思うのですよ。
それは件の元ネタに比べてという話ではなくて。
B級映画というにはあまりにまとも(?)すぎた。タイトル的に、あえてこの映画を観る人はきっとぶっ飛んだ映画を求めていたと思うんですよね。でも、本作はちゃんと真面目で、これはこれでいいことではあると思うんだけど、その分、特に特徴のない平凡なデスゲームになってしまっていました。平凡なデスゲームってなんぞや? ではありますが(笑)。
とにかく、可もなく不可もなくみたいな内容。わざわざ「イカゲーム」のパロディーでやらなくてもねという。
シンプルなストーリー
と、ここまでブツブツと言ってきましたが、個人的には嫌いじゃないなという映画でした。
特に特徴がない平凡なB級映画とは先述したことですけれども、物足りなさがある一方で、映像にも演技にもちゃんと安定感があって観やすいんですよね。
ストーリーもシンプルですし。
ツッコミどころが多いのもまた一興。本家「イカゲーム」と異なり、ズルとかができちゃうあたりも笑いながら観られました。面白かったです。
映画「タコゲーム」が好きな人におすすめの作品
映画「タコゲーム」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年06月04日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:主人公補正は……ある!
終盤あたりは、主人公補正がかかっている場面が何度か出てくるので、割とご都合主義な映画ではある。まあ、主人公が女性だから、そうでもしないと男性に対抗するのは難しいでしょうしね。
個人的には、もうちょっと人数が欲しかったなというところでした。人数が限られていて、全員名前と顔が一致したのはよかったけれど。
Rotten Tomatoes
Tomatometer ―% Popcornmeter ―%
IMDb
3.3/10
Filmarks
2.2/5.0

