2026年07月に観た映画の中で、個人的に「面白かった!」と思った作品をジャンル別に紹介します。
7月もたくさん映画を観ました(満足!)。
「おさるのベン」(2026)や「口に関するアンケート」(2026)、「ひつじ探偵団」(2026)など。最近は新作が配信に来るのも早くて「自分、まだ待てます!」な気分。
本記事は2026年08月05日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
【2026年07月】面白かった作品
ホラー
おさるのベン

おさるのベン
チンパンジーが大暴れするアニマルパニック。
チンパンジー×ホラーが意外と相性がいいらしいとわかる作品でした。
チンパンジーって知能が高い分、普通のアニマルパニックでは味わえないヒヤッと感を味わえるんですよね。本作に登場するチンパンジーも、車の鍵を使いこなしたりしていてなかなかに賢い。
人に飼われていたチンパンジーがマングースに噛まれ、狂犬病を発症。理性がなくなって飼い主たちを襲い始めるというストーリー。なお、舞台はハワイなんですが、ハワイは狂犬病清浄国・地域に指定されていて、アメリカで唯一狂犬病が存在しない州なんだそうですよ。
映画「おさるのベン」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:おさるのベン
製作年:2026年
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー、パニック
監督:ヨハネス・ロバーツ
キャスト:ジョニー・セコイヤ、ジア・ハンター他
口に関するアンケート
板垣李光人主演のJホラー。
墓地にある「呪われた木」を訪れ肝試しをした翌日、友人が姿を晦ました。そのときから、主人公の翔太の周りで不可解なことが起き始めて……というお話。
まあ、ありがちというか、話はシンプル! ……と思いきや、意外とそんなこともない映画。
原作も併せて読んでおきたい作品でした。正直、ツッコミどころもまあまああるんですけどね、考察しがいのある内容ではありました。
なお、怖いか怖くないかで言ったら、そこまでという感じ。ジャンプスケアもそんなにないし。ただ「え、何……?」が連続するのは面白かったかなと。最近のJホラーの中では好みでした。口は災いのもと。
映画「口に関するアンケート」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:口に関するアンケート
製作年:2026年
製作国:日本
ジャンル:ホラー
監督:清水崇
キャスト:板垣李光人、綱啓永、吉川愛、MOMONA他
ミステリー
ひつじ探偵団

ひつじ探偵団
ヒュー・ジャックマン主演のミステリーコメディー映画(なお、ヒュー・ジャックマンは早々に退場)。
先述したとおり「自分、まだ待てます!」レベルの早さで配信に下りてきた作品です。せっかく劇場まで足を運んで観る人がいるのだから、ね。
羊飼いのジョージが遺体となって発見され、さあ犯人は誰だ!? と羊たちが人間をそそのかしながら(?)頑張るお話。
「なんか意外と上質なミステリーらしい」という情報だけ知っている状態で、あらすじなんかはあまり見ないうちに鑑賞してみたところ、早々にヒュー・ジャックマンが退場することにめちゃくちゃ驚きました(笑)。
羊はそれぞれ個性的で可愛い。
特に冬生まれの子羊。冬生まれということで迫害される中、なんと健気な! と。人間も羊も、自分と毛色の違うものに対しては色眼鏡で見てしまうものです。それでも子羊ちゃんが折れることはなかった。きっとジョージにたっぷりの愛情を注がれていたからでしょうね。
犯人も、個人的には意外な人に感じました。
映画「ひつじ探偵団」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:ひつじ探偵団
製作年:2026年
製作国:アメリカ、イギリス
ジャンル:ミステリー、コメディー、アクション、アドベンチャー、ファミリー
監督:カイル・バルダ
キャスト:ヒュー・ジャックマン、ジュリア・ルイス=ドレイファス、クリス・オダウド他
ヒューマン
縞模様のパジャマの少年

縞模様のパジャマの少年 (字幕版)
父親の仕事の都合で引っ越してきたドイツ人の少年ブルーノが、強制収容所のフェンス越しにユダヤ人の少年シュムールと出会い、友情を築いていって……なお話。
鬱。
鬱です。
こんなことあってええんか?(いや、駄目だろう)とただひたすらに悲しくなる映画。まあ、戦時中の強制収容所周りの出来事なので、そもそもハッピーにすること自体難しいのでしょうけど。W主人公が子どもですからね。より悲壮感が増します。
戦争は駄目だ。
そんなことを改めて考えさせられる作品でした。でも、特に印象に残ったのはユダヤ人で、ブルーノ宅でよく働いていた元医師のパヴェルだったかな。自分のことを話すときの切なそうな表情は本当にすごかった。必見。
なお、原作小説もかなりいいので、興味がある人はぜひ読んでみてくださいね!
映画「縞模様のパジャマの少年」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:縞模様のパジャマの少年
製作年:2008年
製作国:アメリカ、イギリス
ジャンル:ヒューマン
監督:マーク・ハーマン
キャスト:エイサ・バターフィールド、ジャック・スキャンロン他
SF
ガス人間第一号

ガス人間第1号
内容はタイトルどおり。
ガス人間(体をガスに変化させられる)が愛のために大暴れするお話。
Netflixでドラマ「ガス人間」が配信されるということで、元ネタになった作品をとりあえず観てみることに。若かりし頃の八千草薫がとんでもなく美しい映画でした。ガス人間はこの八千草薫演じる没落した日本舞踊家の女性のために暴走しているんですが、その理由に納得してしまうほどに美しい。
そして、本多猪四郎×円谷英二というだけあって、特撮もかなりいいですよ。ゴジラとかに比べると地味な演出ですけどね、特に終盤のとあるシーンなんかは最高でした。
ただ、人前でガス人間化(一度目)したとき、服を置いていったのはあれ大丈夫だったの? と変なところで笑ってしまいました。人間に戻ったとき裸じゃない? って。
映画「ガス人間第一号」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:ガス人間第一号
製作年:1960」年
製作国:日本
ジャンル:SF、スリラー、ロマンス
監督:本多猪四郎
キャスト:三橋達也、佐多契子、八千草薫、土屋嘉男他
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (字幕版)
今さら語ることもない名作中の名作(笑)。
ですが、実は初見でした。ずっと興味はあったんですが、シリーズ作品数が多いだけに尻込みしておりまして。このたび、ようやく重い腰を上げて鑑賞。
これは、あれだ! 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ(1985~)と同じで、嫌いな人がいないタイプの映画だ! と確信。帝国軍と反乱軍の戦いを描いた作品ですね。ベイダー卿って皇帝的(一番偉い)立場なのかと勝手に想像していたんですが、どうやら違ったっぽい。
映像がとにかくよくて、興奮しました。ライトセイバーの玩具、欲しくなる理由もわかる。
映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
製作年:1977年
製作国:アメリカ
ジャンル:SF、アクション、アドベンチャー、ファンタジー
監督:ジョージ・ルーカス
キャスト:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー他
アクション
コヴェナント/約束の救出

コヴェナント/約束の救出(字幕/吹替)
ジェイク・ギレンホール主演のアクションスリラー映画。
とてもよい。
アフガニスタンで任務を遂行していたら、タリバンに急襲されチームが壊滅状態に。残されたのはジョン・キンリー曹長と現地通訳のアーメッドのみ。しかし、そのキンリーも瀕死状態。タリバンに追われつつ、米軍に合流すべくキンリーを運ぶアーメッド。なんとかアメリカに帰還を果たしたキンリーだが、アフガニスタンでアーメッドが大変なことになっていると知り……? というお話。
キンリーとアーメッドの友情がアツい。
最初は反発し合っていた2人がというのが、もうね。キンリーとアーメッドがアフガニスタンで再会するシーンなんて、「キタキタキター!」とテンションが上がりました。命の恩人を助けに向かうキンリーさん、格好良い。当然、アーメッドのためというのが一番大きいだろうけど、あの発狂具合(?)を見るに、恩人を見捨てるような恩知らずになりたくないという自分ルールがあるのかもしれないなと。
そして、この自分ルールがある人は強いんだ。
映画「コヴェナント/約束の救出」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:コヴェナント/約束の救出
製作年:2023年
製作国:アメリカ、イギリス、スペイン
ジャンル:アクション、スリラー、ヒューマン
監督:ガイ・リッチー
キャスト:ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム他
ダンケルク

ダンケルク(字幕版)
クリストファー・ノーラン監督による戦争映画。
史実ベースのお話で、ダンケルクにおいて行われた「ダイナモ作戦」(大規模な撤退作戦)について描かれています。海、空、陸の3パターンから。
ノーラン監督作品ということもあって、時系列がややごちゃごちゃしている。まさか戦争映画でこれをやってくるとは。さすがすぎます。まあ、他作品に比べたら難しいことはないですが。
映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」(2017)に出演していたバリー・コーガンが一躍有名になった作品でもありますね。彼が演じていたキャラは、「戦争を知らない子どもたち」を象徴しているようで大変興味深い存在でした。
音が印象的で、セリフが少ない。臨場感増し増しの体験型(!?)戦争映画でした。
映画「ダンケルク」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:ダンケルク
製作年:2017年
製作国:アメリカ、イギリス、フランス、オランダ
ジャンル:アクション、歴史
監督:クリストファー・ノーラン
キャスト:フィオン・ホワイトヘッド、アナイリン・バーナード、マーク・ライランス他
SISU/シス 不死身の男

SISU/シス 不死身の男
おじいちゃんが強い。
SNS上で「最強おじいちゃん」という情報だけを知ったうえで鑑賞したのですが、思っていた強さとはちょっと違った。まあ、おじいちゃん的には掘り当てた金を換金したかっただけなのに、ナチスドイツにボコボコにされたからやり返しただけよねと。
そう、「最強おじいちゃん」と言っても普通にボコボコにされる。
強さはそこではなくて、何をされても死なないところにある。これがかなり面白い。毎度毎度「うっそーん!?」ってなる(笑)。でも、考えてみたら、戦場において「死なない」というのは確かに強いよなと。
フィンランドの映画です。
映画「SISU/シス 不死身の男」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:SISU/シス 不死身の男
製作年:2023年
製作国:フィンランド
ジャンル:アクション、スリラー
監督:ヤルマリ・ヘランダー
キャスト:ヨルマ・トンミラ、アクセル・ヘニー他
スリラー
デッドマンズ・ワイヤー
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(2017)のペニーワイズ役などで知られるビル・スカルスガルド主演のクライムスリラー映画。
アメリカで実際に起きた事件がベースになっています。
とある不動産投資会社に不当に財産を奪われたと主張する男が、社長の息子(社長が不在だったため)を誘拐。自分と息子の首、そしてショットガンをワイヤーで結んで、自分が倒れるようなことがあればショットガンが息子に向かって自動発砲するようにしたうえで、なんやかんや要求しようとするお話。
ビル・スカルスガルド、格好良い(そういう話ではない)。
淡々と展開していくお話ですが、ガス・ヴァン・サント監督による作品ということもあり、全体的に演出がオシャレ。いかにも70年代らしい映像を挟むのとか、音楽とか。ガス・ヴァン・サント監督作品が好きな人にはハマるんじゃないかなと思います。
そして、アル・パチーノも出演。
映画「デッドマンズ・ワイヤー」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:デッドマンズ・ワイヤー
製作年:2026年
製作国:アメリカ
ジャンル:スリラー、ヒューマン
監督:ガス・ヴァン・サント
キャスト:ビル・スカルスガルド、デイカー・モンゴメリー、アル・パチーノ他
サスペンス
おんどりの鳴く前に

おんどりの鳴く前に
ルーマニアとブルガリア合作のサスペンス映画。
常にローテンションなので、観る人は選ぶかもな内容ではありました。田舎特有の閉塞感がリアルに表現されていてとてもよかった(田舎でもそうじゃない場所もあるだろうけど)。なにより、主人公が長いものには巻かれよタイプでけっこう面白い。ただ、これも主人公の処世術のひとつというね。たぶん。
そんな一見平和な田舎で、遺体が発見される。イリエがどうするかというと……なお話。
なお、邦題にもなっている「おんどり」云々は聖書から来ているようですが、これは別に気にしなくてもOK(だと思う)。
村には村のルールがある。いいか悪いかは別にして。
それを理解している主人公イリエと、ルールに従えなかった新米警察官のヴァリが対照的でした。
映画「おんどりの鳴く前に」のあらすじ&感想はこちらから >>>
タイトル:おんどりの鳴く前に
製作年:2022年
製作国:ルーマニア、ブルガリア
ジャンル:サスペンス、ヒューマン
監督:パウル・ネゴエスク
キャスト:ユリアン・ポステルニク、アンゲル・ダミアン他












