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映画「THE FIRST SLAM DUNK」あらすじ・感想|宮城リョータの過去と桜木花道の真っ直ぐな主人公らしさ

the first slam dunk_タイトル アニメ

映画『THE FIRST SLAM DUNK』STANDARD EDITION [DVD]

大人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」。

漫画を読んでいた、あるいはアニメを観ていたという人は「あのスラダンが映画に!?」と興奮したことでしょう(私も例に漏れず!)。

最高に面白かったです。

本記事は2024年06月に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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ワンフレーズ紹介

ラスト1分。まだ諦めない。

作品情報

タイトルTHE FIRST SLAM DUNK
原作SLAM DUNK/井上雄彦著
ジャンルアニメ
監督井上雄彦
上映時間124分
製作国日本
製作年2022年
レイティングG
個人的評価★★★★★

あらすじ

神奈川県予選を勝ち抜き、インターハイへの出場を決めた赤木率いる湘北高校。そんな湘北高校が2回戦目で対峙するのは、インターハイで3連覇中の山王高校。無名の湘北高校は、「絶対王者」と呼ばれる山王高校に勝てるのか……。

登場人物

(敬称略)

宮城リョータ(声:仲村宗悟)

7番。バスケ選手としては小柄ながらも、素早く切り込むポイントガードとして活躍。

桜木花道(声:木村昴)

10番。高校からバスケを始めたため、バスケを始めてから4カ月ほどというド素人。「左手は添えるだけ」

赤木剛憲(声:三宅健太)

4番。力強くチームを引っ張っていく主将。花道には「ゴリ」、リョータには「ダンナ」と呼ばれている。目標は全国制覇。

流川楓(声:神尾晋一郎)

11番。花道の同級生で、1年生のスモールフォワード。湘北高校期待の新人だが、個人プレーをすることのほうが多い。

三井寿(声:笠間淳)

14番。シューティングガード。中学時代に活躍するも、一度は挫折して退部。腐っていたが、復帰したあとは3Pシューターとして活躍。

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映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想

映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想です。山王戦だけを切り取った形になるので、「スラダンを知らないと楽しめないのでは……?」と思うかもしれませんが、そのへんは無問題……だと思います!

伝説の山王戦

湘南高校VS山王高校。

あの伝説の山王戦が映画になると知った時、「漫画でも何巻にもわたって続いたあの山王戦を、いったいどうやって2時間程度にまとめるというのか……」と、正直あんまり期待していなかったんですよね。

漫画もアニメも大人気だからといって、映画が必ずしも成功するわけじゃないだろうと。

……わたくしが間違っておりました!(土下座)

めちゃくちゃ収まり良くまとまっていました。

この「もうちょっと観ていたかった」という絶妙な物足りなさが良いんですよね。

メインは宮城リョータ!

本作で驚いたのが、開始早々リョータの過去に焦点が当てられているということ。

そして、リョータをメインに持ってきたまま話が展開していく。

まさに「その発想はなかった!」なストーリーになっていました。さすが、原作・監督・脚本すべてを原作者の井上雄彦さんが務めているだけのことはあります。

っていうか、リョーちんに惚れるかと思った。危ねえ。

小さい頃は「流川くん一択! ラブ!!!」と純粋にセンスとカリスマ性のある流川くんに惚れ込んでいたんですけれども、大人になってから改めて湘北メンバーを見ると、みんなそれぞれ格好良い部分があって良いですね。

リョータが母親に手紙を書くところなんか「まだ若いのに、そんなふうに思わんでええんよ……。悲しすぎるよ……」と思ってしまって、その後すぐに「ハッ! いつの間にか保護者目線になっていた!」と、時間の流れを実感しました(笑)

いつも飄々としているように見えたリョータに、まさかこんな過去があったなんてね。

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でも、主人公はやっぱり花道!

んで、本作で実に器用なことをしているなと思ったのが、

主人公はあくまでも花道

というスタンスを崩さなかったところ。

リョータの過去や今に焦点を当てながらも、主人公らしさは花道に置いたまま

「そうだよね。やっぱりスラダンの主人公は花道だし、それで良いんだよ!」という説得力があります。

バスケを始めてから4カ月程度という初心者の花道。この素人感がまた良かったりします。バスケ経験者なら諦めてしまうような状況でも、素人にはそんなの関係ないさ! の一点で周囲を励まし、テンションを上げていく。

まあ、花道なら、経験を積んでいったとしてもそう変わらないような気がしますが。

ああして周りを巻き込めるのも、一種の才能ですよね。

コートの中にいるような臨場感&疾走感

もうね、本当にすごかった

臨場感&疾走感。

ボールが弾む音や、リングに跳ね返る音。それに、バッシュが床を滑る音も。

熱気がこちらにまで伝わってくるようで、まるで自分もコートの中に立っているのではないかと錯覚を覚えるほどのリアルさでした。

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意外と良かった3DCGアニメ

個人的な好みとして、私、実はあんまりCGアニメが好きじゃないんですよね。

海外作品なら気にならないんですが、日本のアニメって2Dなイメージがあるし、それに慣れ親しんできたからか、3DCGのアニメにはちょっとした違和感を覚えます

なので、正直、モーションキャプチャを駆使した3DCGアニメと聞いた時点で、観るのを躊躇ってしまう自分がいました(それが劇場に観に行けなかった理由のひとつ)。

なので、あまり期待しすぎないようにして観始めたんですけれども、これが思いのほかとても良かった

曰く、

ーー本作は井上雄彦監督の絵を再現することが重要だったと思います。井上監督の絵はCGで表現しやすいタイプの絵ですか?

中沢:2Dの絵を立体の3Dに起こすのは、基本的に難しいことです。しかし、井上監督の絵は立体造形を正確に2Dに落とし込んでいるので、CGで表現すべき絵だろうと思いました。

(引用元:『THE FIRST SLAM DUNK』井上雄彦の絵をいかに3DCGで再現? CG担当が明かす制作過程|リアルサウンド 映画部

とのことなので、観ているこちらも自然に感じられたのかもしれませんね。

曲を入れる完璧なタイミング

この作品を観たことがなくても、曲だけは聴いたことがある! という人は多いのではないでしょうか。

10-FEETの「第ゼロ感」。

この曲が入るタイミングがめちゃくちゃ良い。

最&高!!!

画面の前で「いっけー!」と思わず声に出して応援したくなる臨場感で、子どもの頃に戻ったかのようなワクワク感を味わうことができます。

ちょっとの知識で楽しめる内容

VS山王高校は、湘北高校にとってインターハイの2回戦目。

ということは、原作でも山王戦の前にはいろんなストーリーがあるわけで、私もこの作品を観る前は「ははーん、たぶん原作を知らないとわからないタイプの作品だな?」と思っていました(私自身はだいぶ昔に読んだことがあるんですが)。

……わたくしが間違っておりました!(二度目の土下座)

まあ、確かにね、「諦めたらそこで試合終了ですよ」という先生の名言があること、実際の主人公は桜木花道であること、ぐらいは知っておいたほうがよりテンションが上がるかなとは思いますが、基本的にはほぼノー知識でも楽しめる内容になっていました。

むしろ、本作を観たらきっと漫画を読みたくなるはず!

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映画「THE FIRST SLAM DUNK」が好きな人におすすめの作品

映画「THE FIRST SLAM DUNK」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:臨場感あふれる素晴らしい作品

本当に、この作品を言葉で表すとしたら「最&高!」の一言に尽きます(語彙力を失うほど素晴らしかった)。

花道たちと一緒にコートの中に立っているようなドキドキ感が味わえるのに加えて、原作を知っている人であればラストはわかっているはずなのに、それでも盛り上がるラスト1分の攻防!

何度でも繰り返し観たいと思うほどの作品でしたね。

Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 100% AUDIENCE SCORE 98%
IMDb
8.1/10

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