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映画「ONE PIECE FILM RED」あらすじ・感想|赤髪のシャンクスの娘ウタ登場!?

ONE PIECE FILM RED_タイトル アニメ

ONE PIECE FILM REDスタンダード・エディション [DVD]

海賊王に俺はなる!(ドーン!!!)

このセリフを人生で一度も聞いたことがないという人は少ないのではないでしょうか。

最近ではNetflixで実写ドラマ化したことでも注目を浴びた「ONE PIECE」。「“あの”シャンクスに娘がいた」という触れ込みで公開されたわけですが、口コミなどを見ると賛否両論のようですね!

※本記事の情報は2023年9月時点のものです。

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作品情報

作品名ONE PIECE FILM RED原題
上映時間115分ジャンルアニメ
製作国日本監督谷口 悟朗
公開年2022年おすすめ度★★☆☆☆

あらすじ

世界的な人気を誇る歌手ウタのライブにやって来た麦わら海賊団。曲と共にステージ上に現れたその姿を見て、ルフィが飛び出した。なんとウタはルフィの幼馴染みだったのだ。しかも、シャンクスの娘だという。しかし、そんなウタにはルフィの知らない過去があって――。

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登場人物

(※敬称略)

モンキー・D・ルフィ(田中 真弓)

船長。ゴムゴムの実の能力者で、ひとつなぎの秘宝「ワンピース」を目指して仲間とともに航海中。「海賊王に俺はなる!」

ロロノア・ゾロ(中井 和哉)

戦闘員。世界一の剣豪を目指している。絶望的な方向音痴なのがお茶目。

ナミ(岡村 明美)

航海士。いつか世界地図を作るのが夢。魚人海賊団アーロン一味に捕らわれていたところを、ルフィたちに救われる。

ウソップ(山口 勝平)

狙撃手。登場当初は大うそつきで臆病者だったが、ルフィたちと冒険をするにつれ、たくましくなっていく。勇敢なる海の戦士になりたい。狙撃の腕はピカイチ。父親は赤髪海賊団のヤソップ。

サンジ(平田 広明)

コック。食いしん坊のルフィにとっては欠かせない存在。レディーファーストをモットーにしている。夢は「オールブルー」を見つけること。

トニートニー・チョッパー(大谷 育江)

船医。もともとは生粋のトナカイだったが、ヒトヒトの実を食べたことで言葉が話せるように(二足歩行もする)。ルフィとはドラム王国で出会った。

ニコ・ロビン(山口 由里子)

考古学者。登場当初は秘密犯罪会社「バロックワークス」の副社長であり、ルフィたちの敵だった。が、紆余曲折あって仲間に。壮絶な幼少期を送ってきた。ハナハナの実の能力者。

フランキー(矢尾 一樹)

船大工。ルフィたちが、古くなったゴーイングメリー号と別れる際に立ち寄ったウォーターセブンで仲間になる。(文字通り)サイボーグ。

ブルック(チョー)

音楽家。宴会に音楽家は必須なので、ルフィにとってはとても大事な存在。ヨミヨミの実の能力者で、骸骨。ルフィがグランドラインに入る際に出合ったアイランドクジラ・ラグーンの待ち人。

ウタ(CV:名塚 佳織/歌:Ado)

本作品のメインキャラ。ルフィの幼馴染みにして、シャンクスの娘。圧倒的な人気を誇るが、これまでは素性を隠して活動していた。

シャンクス(池田 秀一)

通称・赤髪のシャンクス。曰く、ウタの父親ということだが……?

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映画「ONE PIECE FILM RED」の感想

シャンクスの娘が登場するということで、賛否両論ある本作。子どもだけでなく、大人も「シャンクスの子どもだって!? どれどれ、見てやろうじゃないか」と劇場まで足を運んだ人もいたことでしょう。

Adoさんの歌は最高

本作において、まず特筆すべきは世界的な人気を誇るAdoさんの歌ですよね!

映画を見たことがなくても「歌だけは聴いたことある!」という人は多いのではないでしょうか。

どれもキャッチーかつクールなメロディーで、つい口ずさんでしまいたくなります。しかも、歌手が素晴らしいだけでなく、楽曲提供したたちもすごいんですよね

・新時代:中田ヤスタカ
・私は最強:Mrs. GREEN APPLE
・逆光:Vaundy
・ウタカタララバイ:FAKE TYPE.
・Tot Musica:澤野弘之
・世界のつづき:折坂悠太
・風のゆくえ:秦基博

実に有名な人たちばかり。

個人的には「風のゆくえ」が好きでしたね。

なんだか優しい気持ちになる。ウタの苦しかった過去が、風に優しく溶けていくような、包み込んでいるようなふんわりとした気持ちになりました。

あと、ウタの声優さんと意外と声がマッチしているのも◎!

いままでの作品より物語性が薄い

これまでに発表されてきたONE PIECEの映画と異なり、ストーリー性が薄いような気がしました。ここが古参ファンの人たちからすると違和感を覚える理由の一端になっているかも。

いや、実際にはストーリーはちゃんとあるし、一部を除き設定などもそれなりにしっかりしているんですが、いかんせん作中歌が目立ちすぎて、物語はあくまで脇役になっているというか。

見終わってみれば「シャンクスの娘とか言ってたな」という部分以外の細かいプロットが、なかなか思い出せない状況になっていました。

なので、単純にウタのコンサートを見に来ている感覚になりますね。

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賛否両論はここ!?シャンクスの娘という設定はどうか

本作において、一番注目すべきは「シャンクスの娘……?」という設定。

いやいやいや、ない。

ルフィの生まれ故郷「フーシャ村」で、ルフィと関わっていたあの様子を見ていた人間からしたら、まず疑問に思うところですよね。

果たして、シャンクスは子ども(しかも女児)を育てられるキャラだっただろうか? と。

いまいちピンとこない。

まあ、しょせんは海賊がそこらへんにあった村に立ち寄り、子ども(ルフィ)が懐いていただけのこと。もしかしたらシャンクスには“たまたま”子どもを育てる適正のようなものがあったのかもしれませんが……。

少なくとも、漫画やアニメで見る限り、あまり父親としてのイメージが湧かないんですよね。

というか、そもそも原作ファンからしてもシャンクスの人間像というものがパッとしないから、イメージが定まらず良くないんだと思うんです。

だって、原作を読んでいても、例えば「シャンクスってどんな人?」と言われたら、答えに困りませんか? 赤髪海賊団の船長、ルフィを守ってくれた人、ルフィの前に麦わら帽子を所持していた人、海賊だけど一応常識らしきものはある、優しくも豪快な人、四皇のひとり……みたいな感じでしょうか。

「フーシャ村」に滞在していたときも、視聴者の見るシャンクスという存在はルフィ視点に基づいたものなので、あれらのシーンだけを見ると「え、シャンクスが父親? 想像できない……」となってしまうわけです。

ルフィの幼馴染みという設定に違和感

ルフィの幼馴染みってやっぱりエースとサボのイメージがあるので、仮にエースとサボの直接的な知り合いでなかったとしても、ウタもとなると違和感しかない。

なんでしょうね。

サボ登場時にもそんな雰囲気はありましたが、後付け感があるというか。

実際、ウタというキャラクターは「ONE PIECE FILM RED」のために作られた存在だと思うので、後付けであることは間違いないのでしょうしね。

第一、シャンクスの娘などというどう考えても重要な設定を持ったキャラが最初からいるのだとすれば、漫画の第一巻で登場していないとおかしい

まあ、ウタは昔(シャンクスと一緒にいたとき)から歌っていたようなので、ルフィの「音楽家を仲間にしたい」という気持ちは、ある意味ウタに影響されたと考察することもできます。後付けだとしても、なかなかよくできた設定のように思えました。

ONE PIECEに突然の恋愛要素

さて、ウタはルフィの幼馴染み(幼少期に面識があった)という設定になっていますが、作中で見る限り、うっすら「ウタはルフィのことが(恋愛感情として)好きなのではないか」とにおわせる部分があります。

やっぱり違和感

いや、もちろん恋愛をすること自体は素敵なことなんですよ。でも、「ルフィはちゃうやん……?」というのがある。いかにルフィが素晴らしい(?)人間だとしても。

おそらく、全編通してルフィが異性や恋愛、結婚というものに興味がなさそうだからなんでしょうね。ルフィって、性別も年齢も関係なく、子どもでもおじいちゃんおばあちゃんでも、自分が心意気よしとした者は誰でも好きになりそうですし。

ただ、これはあくまでも想像でしかないんですが。

賛否両論なのはたぶん「共感できないから」

口コミが賛否両論になっている本作。

賛もあれば、否もある。それはおそらく製作サイドも織り込み済みの結果でしょう。

どんな作品でも賛否は出るものですし、なにより本作はメインキャラの過去にかなり踏み込んだ設定になっていますからね。

公式サイトにも「きっかけがあり、幼少期にシャンクスと生き別れた」というようなことが書いてありますが、そのきっかけがなんだったにしろ、ウタの発言に共感ができなかった人は多いはず

原作の古参ファンならなおさらです。

味方であれ敵であれ、共感できないというのは結構致命的だなと感じました。

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映画「ONE PIECE FILM RED」が好きな人におすすめの作品

映画「ONE PIECE FILM RED」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

・「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(2020)
・「劇場版 呪術廻戦 0」(2021)
・「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」(2005)

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まとめ:とりあえず一回は見てみるべき映画

個人的には賛否両論の「否」派でしたが、「賛」の意見も理解できるものなので、気になる人は一回は見てみるべき作品ですね。

なによりも、Adoさんが好きな人は絶対気に入るはず。

Adoさんの素晴らしい歌を聴けるというだけでも、見に行く価値はあります。

※本記事の情報は2023年9月時点のものです。

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