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NEW!映画「リンダはチキンがたべたい!」あらすじ・感想|意思を主張するならやるべきことをまず……

リンダはチキンがたべたい!_感想タイトル アニメーション

リンダはチキンがたべたい!

映画「リンダはチキンがたべたい!」の感想です。

これはまた賛否両論になりそうな映画を観てしまったぜ! の気持ち(笑)。

そんなフランス発のアニメーション映画。画面はオシャレでした。例に漏れず(?)、私もモヤモヤしたわけですが、なぜモヤモヤしたのか改めて考えさせられました。

すみれ
すみれ

映画「リンダはチキンがたべたい!」の見どころは……


  • ポレット&リンダ母子のドタバタ逃走劇。
  • フランス映画らしいデザインセンス(と配色)。
  • 脱力感のある劇中歌。

本記事は2026年04月22日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

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作品情報

タイトルリンダはチキンがたべたい!
原題Linda veut du poulet!
ジャンルアニメーションヒューマン
監督キアラ・マルタ、セバスチャン・ローデンバック
上映時間76分
製作国フランスイタリア
製作年2023年
公開年(仏)2023年
レイティングG
好きレベル★★★☆☆

あらすじ

幼い頃、父親を亡くしたリンダは、しかしそれを覚えてはいなかった。以来、母ひとり子ひとりの生活が続く。そんな中、不幸な擦れ違いで母ポレットと喧嘩をしてしまうリンダ。やがてポレットの誤解だったことがわかり、ポレットは「なんでもする」とリンダに謝罪をした。リンダが要求したのは、亡き父が得意料理としていたパプリカ・チキンを作ることだった。翌日、チキンを求めて買い出しに行く2人だったが、ストライキの日程と被ってしまい、店はどこもクローズ状態。ポレットはなんとかチキンを手に入れようと奮闘するのだが――。

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主な登場人物

(以下、敬称略)

リンダ

(声:メリネ・ルクレール)

8歳の少女。指輪を盗んだと母にきつく叱られるも、その後誤解だと判明。謝罪する母に、亡き父の得意料理だったパプリカ・チキンを作ることを要求。

ポレット

(声:クロティルド・エスム)

リンダの母親。夫からもらった指輪を大事にしており、リンダが雑に扱ったのだと思い込み激怒。誤解だとわかったあとは、パプリカ・チキンが食べたいという娘のために奔走。

ジャン=ミシェル

(声:パトリック・ピノー)

リンダとポレットの珍道中で出会った男性。ポレットに一目惚れ。

アストリッド

(声:レティシア・ドッシュ)

ポレットの姉で、ヨガのインストラクター。なにかとポレットに頼られる。

セルジュ

(声:エステバン)

新米警察官。リンダとポレット(主にポレット)を追いかける。

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映画「リンダはチキンがたべたい!」の感想

映画「リンダはチキンがたべたい!」の感想です。アニメの中では誰が何をしようと自由だよね! という気持ち(モヤモヤ)。

オシャレなデザイン

まず、さすがフランスというべきか、画がとにかくオシャレでした。

なかなか日本のアニメには出せない色。

使っている色がそう多いわけじゃないはずなのにもかかわらず、この表現力はすごいですね。あと、フランス映画ならでは(と言っていいかわからないけど)のアンニュイな雰囲気? 程良い脱力感? も、個人的には好きです。

映画「ファンタスティック・プラネット」(1973)とかね。チェコとの合作ですが。

わがままリンダ

で、ストーリー的な話ですが。

メインキャラであるポレットとリンダがなかなかの倫理観をしている(笑)。この点で、だいぶ評価が分かれそうな映画だなと思いました。倫理観の欠如。

そもそも、リンダがまずけっこうわがまま娘なんですよね。

序盤、母ポレットに指輪を盗んだ疑惑(冤罪)をかけられるところは「めちゃくちゃ可哀想な子……!」ってなったんですが。その後の怒濤の展開に、同情心など軽く吹き飛ぶレベルの暴走っぷり。8歳の女の子が主人公なのに、可愛いと思えなくなっていくの、ある意味すごいなと思います。

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倫理観が足りないポレット

じゃあ、母親はどうなのかというと、こちらも酷い(笑)。

「ストの影響で町中の店が閉まっている……チキンが手に入らない……娘が望んでいるのに……よし! 盗も!」って、あんたそれちょっと、となります。倫理観どこ行った?

娘への愛情は伝わりましたけどね、教育的には絶対に良くないなと。現に、こうして成功体験を積んでしまったわけですし、リンダは大人になって似たような状況になったら、きっと躊躇なく同じことをするでしょう。

法律より大事なものがあるのよ! 的な描写は、日本人にはなかなか受け入れがたいのではないかと思う。もちろん、フランス人全員がこういう考えだとは思いませんが

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何を描くもアニメは自由

ただ、本来、アニメーションって何を描くのも自由なはずですよね。

というか、日本のアニメだって、キャラクターが法を守っているものばかりではないはず。むしろ、そんなにきっちりかっちりやっていたらつまらなくさえある。

現実は現実、創作は創作。

アニメ大国の日本に生まれた人間こそ、しっかり区別できて然るべきなのに……なんでモヤモヤするんだろう? と考えたのですが。

たぶん、リンダの性格だなと。

だってこの子、自分のやりたいことを主張するばかりで、やるべきことはやっていないんですもの権利は主張するのに義務は無視する人みたいな感じ。まあ、10歳にも満たない子どもなので、ある程度は仕方ないにしても、あまりにねえって。

なお、劇中に登場するキャラクターはみんななかなかな性格をしていて、終盤、子どもたちがスイカをサッカーボールにしていたあたりはもう最高潮に「もうやめてえええええ!(涙)」ってなりました。唯一まともだったのはポレットの姉アストリッドぐらいでしたね。

そのアストリッドが「チキンを取り上げようとする(=農場にお返しする)悪者」的な描かれ方をしていたのが切なかったです。可哀想。

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たびたび挟まる劇中歌

……と、正直、内容はあまり合わなかったんですが(でも好きな人がいるのも理解できる)、劇中、たびたび挟まるミュージカル仕立ての歌は割と好きでした。

脱力感があって、実にフランス映画らしいなと。

亡き父親が「夕食中に死ぬなんて」と歌うシーンは胸がギュッてなりましたね。自分で自分の死を茶化してはいるんだけど、「食後のコーヒーもキスもなし」みたいなくだりはとても切実で、ちょっと泣きそうになった。

基本的にはずっとドタバタしている映画ですが、そういううっすら感動できるシーンがあったりもして、見ごたえはありました。

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映画「リンダはチキンがたべたい!」が好きな人におすすめの作品

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映画「リンダはチキンがたべたい!」が観られる動画配信サービス

※記事執筆時点での情報です(2026年04月22日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。

NetflixU-NEXTAmazon Prime VideoHuluAmeba TVFOD(PREMIUM)
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まとめ:パプリカ・チキンがたべたい!

先述したとおり、残念なことに、内容自体は私にはあまり合いませんでした。

ただ、フランス映画らしいデザインセンスはとても好みでしたし、なによりパプリカ・チキンが食べたくなります(笑)。

ちょっとレシピを探してみようと思う。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 94% Popcornmeter 95%
IMDb
7.0/10

Filmarks
3.7/5.0

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