
ツイスター スーパー・ストーム
映画「ツイスター スーパー・ストーム」の感想です。
先に言っておきますけれど、名作「ツイスター」(1996)及び「ツイスターズ」(2024)とは関係のないお話(当たり前)。原題も「Supercell」ですしね。
口コミや評判はいまいちなようですが、個人的には割と好きでした。ストーリーにもしっかり納得感がありますよ。
本記事は2026年01月27日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
ワンフレーズ紹介
竜巻からの逃れ方が斬新すぎて面白い!
作品情報
| タイトル | ツイスター スーパー・ストーム |
| 原題 | Supercell |
| ジャンル | アクション、アドベンチャー、パニック、B級映画 |
| 監督 | ハーバート・ジェームズ・ウィンタースターン |
| 上映時間 | 102分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2023年 |
| 公開年(米) | 2023年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★★☆☆ |
あらすじ
ストームチェイサーだった父親を竜巻で失ってから10年。竜巻の研究者だった母親クインは仕事を辞め、清掃人として働きながら一人息子のウィリアムを育てていた。現在、16歳になったウィリアム(ウィル)は、清掃人に甘んじている母親に反発しつつ、著名なストームチェイサーだった父親に憧れていた。そんなウィルのもとに、ある日、父親が遺したジャーナルが届く。それをきっかけに、ウィルは竜巻への興味が抑えきれなくなり、ジャーナルの差出人であり、父親の同僚だったロイのもとを訪れ――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
ウィリアム
(演:ダニエル・ディーマー)
通称「ウィル」。クインの息子。著名なストームチェイサーだった父親に憧れている。ロイから父親のジャーナルが送られてきたことで、竜巻に対する興味が抑えられなくなり、ロイのもとを訪ねる。
クイン
(演:アン・ヘッシュ)
ウィルの母親。大学の教授であり、竜巻の研究者だったが、ストームチェイサーの夫を竜巻で亡くして以降、清掃人として働き息子を育てている。
ロイ
(演:スキート・ウールリッチ)
ウィルの父親の同僚だった人。よかれと思ってウィルに父親のジャーナルを送るも、まさか本人が訪ねてくるとは思わなかった。
ゼイン
(演:アレック・ボールドウィン)
ロイを雇っているツアー会社の社長。
ハーパー
(演:ジョーダン・クリスティン・シモン)
ウィルの想い人。家を飛び出して行ったウィルのことを心配し、クインと共に駆けつける。
映画「ツイスター スーパー・ストーム」の感想
映画「ツイスター スーパー・ストーム」の感想です。やっぱり本家「ツイスター」とかには劣るけど、普通に面白かった。
キャスティングが◎
まず、キャスティングが最&高!
何が良いかって、スキート・ウールリッチが出ているんですよ。まさかすぎる。スキート・ウールリッチと言えば「スクリーム」(1996)のビリー役の方ですね。そんな方をこんなところでお目にかかることができるとは。
正直、観ている時にはあまりピンと来ませんで(若い頃のイメージだったので)、あとになってキャスティングを確認したところ「スキート!? ウールリッチが!? 出ていた!? え、ロイ役で!?」と、もう一度観ることになりました(笑)。
「スクリーム」ファンとしては、名前を聞いただけでちょっと興奮するお方です。なお、個人的に一番の推しはスチュなので「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」(2023)とかも「マシュー・リラードが出ているですって!?」ってなりました。
景色は綺麗だが……
劇中に登場する景色の数々は綺麗でした。これは良かった。ロケ地はどこなんだろう? 調べてみたら、モンタナ州のビリングスだとかジョージア州のトーマスビルだとかが出てきますが、アメリカのジオグラフィーにはあまり詳しくないのでいまいちピンと来ず(苦笑)。
まあ、とにかく美しい光景は多かったよってことです。
なのに、突然チープな映像が挟まるからびっくりもしちゃう。いや、気になるというほどじゃないんですけれど、車でブーンと行くシーンとかめちゃくちゃCGっぽくて、「ここでこれなら、ドデカ竜巻シーンはどうなっちゃうの……!?」なんてドキドキしてしまいました。
そんな心配に反して、ドデカ竜巻シーンはなかなかに迫力があって良かった。2つの竜巻が1つに合流するみたいなシーン、あれは実際の映像なんでしょうかね。すごかった。
クレイジーなツアー会社
ストームチェイサーとは、
夏場は、竜巻やスーパーセル、ゲリラ豪雨など、さまざまな気象現象が発生しやすい。そういった現象は時に大きな被害を及ぼすこともあるが、一方で幻想的な表情をみせてくれる。竜巻をはじめとした気象現象の追跡を行い撮影する専門家のことをストームチェイサーと呼ぶ。
こういった人たちのことを指しますが、先述した「ツイスター」(1996)などの竜巻映画により一躍有名になった言葉という感じはありますね。
こうしたストームチェイサーたちがドデカ竜巻を追う! まさにロマン! ……なわけですが、本作を観た時にはちょっぴり笑ってしまいました。
というのも、例えば劇中に登場するゼインなんかはストームチェイサーではあるんですけど、ツアー会社の社長でもあるわけです。で、なんとツアーの客を乗せたままドデカ竜巻を追いかける! 嘘だろ!? ってなりました。そんなクレイジーなことある!? って。
ストームチェイサーが自分からロマンを追いかけてそのまま死ぬぶんには自業自得な部分もありますが、客としてこんな危険な目に遭ったら、アメリカとかだと普通に訴訟問題になりそう。アメリカじゃなく、日本だったとしても相当問題になりそうですし(笑)。
この展開は、他の竜巻映画にはなかなかないんじゃないかなあと。ツアー会社の車で、ツアー中に竜巻に突っ込んでいこうとするなんて(実際にはギリギリのところまで行こうとしていただけですが、だとしてもね)。
ファンキーな母ちゃん
あと、個人的にはクインが好き。
ファンキー母ちゃん。
本当に大学教授だったのか? と疑わしく思ってしまうほどイケイケで、大きな男に対しても物怖じしない。大学教授といっても、まあ、ドデカ竜巻を追いかけていたわけですしね。そりゃあ度胸があって当然か。
母を亡くしたハーパーが、時折「いいな、母ちゃんって……」というような目でクインを見ていたのが印象的でした。クインは走る車の窓からガムをペッしたりマナーは良くないので、そこだけは真似しないでほしいところ。
母を亡くしたハーパー×クイン、父を亡くしたウィル×ロイという組み合わせは良い感じでした。ロイはウィルに振り回されまくっていたけど(笑)。
ラストに度肝を抜かれる
ラストのネタバレはしたくないので、詳細は控えますが。
ラストはビビった(笑)。
ん? え、えー!? ってなる。そんなのあり!? って。実際問題、どうなんだろう。あれでイケる……のか!?
映画「ツイスターズ」(2024)でも若干そういうところはありましたが、あんなの本作のラストに比べればなんていうこともなかったですね。こう、できそうっちゃできそうなんだけど、いやいや無理でしょうとも思う、そんな微妙なラインを攻めてきた感じ。これはこれですごい。
教えて、専門家の人たち。
映画「ツイスター スーパー・ストーム」が好きな人におすすめの作品
映画「ツイスター スーパー・ストーム」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- YOGAN ―ヨウガン―(2011)
- ボルケーノ(1997)
- デイ・アフター・トゥモロー(2004)
- フィフス・ウェイブ(2015)
映画「ツイスター スーパー・ストーム」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年01月27日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:怖さもほどほどで観やすい竜巻映画
迫力はあるけど、怖さもほどほどで観やすい印象の映画でした。
竜巻のシーンなんかはよくできていましたよ。もうちょっとチープな感じかと思いきや、そこもまあほどほどで。ちゃんと丁寧に作ったんだなあというのがわかる塩梅でした。
普通に好き。
Rotten Tomatoes
Tomatometer 44% Popcornmeter 74%
IMDb
4.4/10
Filmarks
2.4/5.0

