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映画「スクリーム」あらすじ・感想|ハロウィーンに良く見かけるあのゴーストフェイスが登場

スクリーム_タイトル ホラー

スクリーム

ハロウィーンの時期になると、よく見かけるゴーストフェイスのマスク。

あのゴーストフェイスが登場するのが、90年代の映画「スクリーム」です。

いつまで経っても色褪せることのないクラシックなホラー映画で、結末がわかっていても、観るたびに楽しめます。

本記事は2023年12月に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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作品情報

タイトルスクリーム
原題Scream
ジャンルホラー、スリラー
監督ウェス・クレイヴン
上映時間111分
製作国アメリカ
製作年1996年
レイティングPG12
おすすめ度★★★★☆

あらすじ

アメリカの田舎町、ウッズボローで暮らす女子高生のシドニー・プレスコット。一年前に母親を亡くし、なかなか立ち直れずにいる中、恋人のビリーや友人たちと変わらぬ毎日を送っていた。しかし、同じ学校に通う女子高生が何者かに襲われ亡くなったことをきっかけに、シドニーの周りでもおかしなことが起こり始める。奇妙なマスクをかぶった「ゴーストフェイス」の魔の手が忍び寄る……。

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登場人物

(敬称略)

シドニー・プレスコット(演:ネーヴ・キャンベル)

ウッズボローの学校に通う女子高生。一年前に母親を亡くし、もうすぐ命日が訪れるところだが、いまだにそのショックから立ち直れずにいた。

ビリー・ルーミス(演:スキート・ウールリッチ)

シドニーの恋人。母親が家を出て行ったという過去を持つ。

スチュアート(演:マシュー・リラード)

ビリーの友人。テイタムの恋人。

テイタム(演:ローズ・ マッゴーワン)

シドニーの友人で、スチュアートの恋人。

ランディ(演:ジェイミー・ケネディ)

シドニーたちの同級生で、映画オタク。シドニーに片想いしている。

ゲイル・ウェザーズ(演:コートニー・コックス)

テレビ局のレポーター。野心が強く、時に強引すぎるやり方で人の感情を逆撫でするので、シドニーに殴られた。

デューイ(演:デヴィッド・アークエット)

保安官。積極的に捜査に参加する。

ケイシー(演:ドリュー・バリモア)

冒頭で被害に遭う女子高生。シドニーたちと同じ学校に通っていた。

ゴーストフェイスの声(演:ロジャー・L・ジャクソン)

電話越しのゴーストフェイスの声。

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映画「スクリーム」の感想

映画「スクリーム」の感想です。ホラーのセオリー通りに展開される話ですが、それがまたいい。それを逆に利用して、うまく話を盛り上げています。

ホラーにありがちなセオリー通りの展開

ホラーのセオリー(あるある)といえば。

  • 無垢な存在でなくなる(性に奔放である)
  • 「すぐ戻る」と言う
  • 警察が無能すぎる(頑張ってはいそうだが、ほとんど機能していない)
  • 車のエンジンがかからない
  • 「逃げ切れる!」と思ったら無理だった
  • 死んだと思ったら死んでいない

というように、いろいろありますよね。

このうちのいくつかをしっかり盛り込んでいるのに、わかっていても面白いというのは監督や製作スタッフの力量のおかげですね。

むしろ、ここらへんを逆手に取って利用している感じすらある。

保安官のデューイは無能というより、ちょっぴりコメディー要員になってしまっている気がするけれど、その他のメンバーがどうにも阿保すぎてびっくりします。「スクリーム」は間違いなくホラーコメディーです。

映画オタクのメタ発言

映画オタクのランディの発言にも注目。

「ホラー映画ではこんな人が真っ先に犠牲になっていく」云々を語るシーンは、いちホラー映画ファンとしては興奮しますね。

メタメタって感じ(?)。

たかが映画オタク、されど映画オタク。

この人の発言は結構的を射ていて、馬鹿にできません。

最初のほうから意外とまともなことを言っている。スチュアートやビリーに絡まれたりしているけれど、個人的にはこの人を推します。頼むよ、シドニー。

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人間味のあるゴーストフェイス

ケイシーをはじめ、躊躇いなく人を刺していくゴーストフェイスですが、他のホラー作品と比べるとめちゃくちゃ人間味があって、なんだか可愛くすらあります

刃物を持っていて、その場では「無敵の人」になっているはずなのに、襲い掛かった相手に反撃されて壁にぶつかったり、階段から落ちたり、転んだり

そのたびに「うっ!」「おお!」と声を出しているのが、他の作品にはあまりない表現で「ふふっ」となります。

いやいや、この程度ならそもそも、頑張ればマスクをはがしたりできるんじゃないの? そのくらい、結構弱いです。みんなで協力して頑張れば、どうにかなりそう。

他のホラー・スリラー作品であるような怪物的強さはほとんど感じられない。まあ、相手も人間なのだから当然と言えば当然なんですけれども。

「スクリーム」シリーズはどのゴーストフェイスも、まあまあ人間味があるものなんですが、この第一作目は特にいろんな部分が(良い意味で)稚拙というか、足りていないというか……とにかく、犯人がわかると「ああ、拙くて当たり前だわ!」となるわけです。ここらへんまで計算している感じなのが、うまいですよね。

シリーズ中一番わかりやすい犯人

今のところ(2023年12月時点)「スクリーム」シリーズは全部で6作品出ていますが、その中でもっとも犯人の推測がしやすいのは第一作目であるこの作品だと思います。

たぶん、製作側も犯人を隠すつもりはなかったんじゃないかな。

犯人がわかってもなお、それ込みで楽しめる作品を目指したんじゃないかなと感じますね。それぐらい、あからさまな人が犯人でした。

動機までは推測できないにしても、序盤から割と「自分が犯人です!」な雰囲気でしたもんね。

まあ、ただ、シドニーに限って言えば完全にとばっちりですが。なにも悪いことなんかしていないのにね。むしろ、田舎町で大人しく暮らしていた良い子なのに。

でも、誰でもターゲットになり得るというこの理不尽さがたまらないんですが。そのあたりは、なにもしていないのに電話がかかってきただけで呪われる、なにもしていないのにビデオを見ただけで呪われる……みたいな、ある種の理不尽さを売りにしたJホラーにも相通じるものがあると言いますか。

初代「スクリーム」に関しては、犯人を知った状態でもう一度観ると、なにが嘘でなにが本当かがわかるので、また違った楽しみ方ができます。

とにかく美人なケイシー

個人的な推しは、序盤に登場するケイシーなんですが……。

とにかく美人。

美しすぎる。

このあとの「スクリーム」でも、冒頭に登場するキャラクターはゴーストフェイスの被害者になるという展開は、ケイシーから始まったと言ってもいいですね。

残念。彼氏も可哀想。

インパクトがあるからか、ちょい役であるにもかかわらず、かなり印象深いキャラクターでした。

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映画「スクリーム」が好きな人におすすめの作品

映画「スクリーム」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:ホラーあるあるが詰め込まれた一作

良い意味で、ホラーのセオリーを茶化してコメディーに昇華させた一作です。

他作品の小ネタを挟んだりしているので、ホラー映画ファンだからこそ楽しめる内容になっています。もちろん、これまでホラーには興味がなかったという人にもおすすめ。

これをきっかけに沼にハマること間違いなしです。

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