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映画「YOGAN ―ヨウガン―」あらすじ・感想|溶岩の出ない溶岩ディザスター?ビキニがたくさん!

YOGAN ―ヨウガン―_タイトル アクション

YOGAN ヨウガン

「YOGAN ―ヨウガン―」の感想です。

レイチェル・ハンター主演のディザスター映画。パニックシーンはなかなか良い具合に演出されていましたが、まさかの(ほぼ)溶岩が出てこない溶岩パニックでした。なんじゃこりゃ!

本記事は2025年06月24日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

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ワンフレーズ紹介

地面から突然YOGANが!

作品情報

タイトルYOGAN ―ヨウガン―
原題Miami Magma
ジャンルサスペンスアクションパニックB級映画
監督トドール・チャプカノフ
上映時間87分
製作国アメリカ
製作年2011年
公開年(米)2011年
レイティング不明
個人的評価★★☆☆☆
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あらすじ

マイアミにある大学で講義を行っている地質学者で教授のアントワネット。学生の選抜メンバーを連れ、フィールドワークに行くことになったアントワネットとその助手であるブランドンだが、訪れたメキシコ湾の河口で茹だった状態で死んでいるワニを発見する。実はその少し前、海洋原油掘削装置リグが爆発し多数の死者を出していて――。

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主な登場人物

(敬称略)

アントワネット・ヴィトリーニ

(演:レイチェル・ハンター)

地質学者で、マイアミの大学で教授をしている女性。

ブランドン・ライス

(演:グリフ・ファースト)

好意を寄せてくるエミリーを軽くあしらいつつ、アントワネットの助手をこなしている。

ブラッド

(演:J・D・エヴァーモア)

アントワネットの元夫。アントワネットを助けにやって来る。

エミリー・ヴィトリーニ

(演:メリッサ・オードウェイ)

アントワネットの妹で、ブランドンに好意を寄せている。

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映画「YOGAN ―ヨウガン―」の感想

映画「YOGAN ―ヨウガン―」の感想です。溶岩のほとんど出てこない溶岩ディザスターでした。やっぱりちょっと物足りない!

溶岩はほぼ出てこない

溶岩系のディザスター映画と言えば、トミー・リー・ジョーンズ主演の映画「ボルケーノ」(1997)ですが、それをB級風に目指そうとしたのかどうなのか。

しかし、溶岩はほとんど出てきませんでした(笑)。

いや、厳密には出てくるには出てくるのですけど、溶岩が出てきてドロドロ、逃げなきゃ! みたいな感じではないというか。どちらかと言えば、溶岩による熱の蒸気? みたいなのから逃げる感じでしたね。当然、溶岩の熱さを含んだものなのでこれに当たるだけでも一発アウトではあるんですけど。

誰も生き残らないんかーい!

っていうか、冒頭のリグが大変なことになるあれ、誰も生き残らないんかーい! ってツッコんだ人は多いはず(笑)。ああいうのってだいたい誰かしらが生き残って報告、からの隠蔽に走る組織があったりなかったりですよねえ。でもって、その生き残った誰かが主人公だったりする

なので、こちらとしては、誰が生き残るんだ? という感じで観ていたわけですけれども、結局誰も生き残らなかったという。先入観って怖い。主人公はまったく別の人物でした。

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退場シーンがあっさりしすぎている

また、ディザスター映画には付きものでもありますが、本作でもまあまあな人数が退場していきます。名もないキャラたちも含め。

それはいいんですよ。ディザスター映画ではそれが見たいまである。

でも、メインキャラの退場までもが割とあっさりしていて、「えっ、この人もしかして今ので終わり!?」ってなるシーンがありました。しかもたいした活躍もしないから(笑)、出てきた意味もいまいちわかりませんでした。主人公の設定作りの一環? こういうディザスターものにはよくこういうキャラ出てくるよね、というだけで作られたキャラに見えてしまいました。っていうか、たぶんそう。

ビキニさんがどうなったのか

あと、本作にはビキニさんたちが多数登場します。B級映画でありがち。でも、その頭空っぽにして観られる感じがまた良かったりする。

そのビキニさんたちが熱の蒸気から逃げるシーンがあるんですが、そのうちのひとりが「もう駄目だ!」というピンチな状況において、プールの中に潜り込んで蒸気から間一髪逃れるんですよね。……え、これ逃れられてんの? 序盤で、主人公アントワネットの生徒が溶岩に熱せられたメキシコ湾にドボンして(火傷して)退場するシーンがあったけど。

上は熱の蒸気、周りは水。顔を上げたら即アウトで、水の中にいたら溺れるか火傷してやっぱりアウト。

いかにも「危なかったネ! 間一髪だヨ!」な雰囲気で描かれていましたが、たぶんあれ駄目だよね? って。あのあとどうなったのか、劇中で一番気になったかも(笑)。

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溶岩ディザスターならではの演出

映像からして「B級映画だなー」と思いながら観ていたんですが、中でも特に好きなシーンがありました。

それは、テニスコートでコーチらしき人と少女がテニスをしているところに、溶岩が吹き出すシーン。もうね、これは新しい! と思わざるを得なかった。

どこがって、ボールのラリー中、少女が球を打ち返したちょうどその時に地面から溶岩がぶわっと吹き出すんですよ。少女のコート側、でもほとんど真ん中で。打ち返された球。見えない球。コーチのもとへ飛んでいく球。

気がついた時にはコーチの体をボールが貫通しているというね。よくこんなシーン思いついたなあと、そのアイデアを出した人には拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

この人が実は……!?(失敗)

欲を言えば、もうちょっと複雑なストーリーにしてほしかった(笑)。

というのも、劇中に「こいつ怪しい行動してるな」と思う人がいるんですけど、登場した時から一貫して怪しく、そして実際にやっぱり怪しい奴だったっていう。

……もうちょっわかりにくくしてくれてもいいんだよ? 「えっ、この人が!?」って思えるぐらいに。

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映画「YOGAN ―ヨウガン―」が好きな人におすすめの作品

映画「YOGAN ―ヨウガン―」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:B級中のB級!

B級映画の(良い意味での)チープさって、時たま恋しくなりますよね。

そんなときに観るといいかもしれない作品でした。設定も展開もストーリーもすべてがB級中のB級という感じで、難しいことを考えずに軽い気持ちで観られる映画!

Rotten Tomatoes
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IMDb
3.2/10

Filmarks
2.0/5.0

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