
ドミノ
映画「ドミノ」の感想です。
原題「Hypnotic」からもわかるとおり、催眠術をモチーフにしたお話。人間の脳って案外頼りにならないんだなあと思いつつ鑑賞。
「え、そうなの?」「あっ、そうなの!?」と何重にも驚きながら楽しみました。

映画「ドミノ」の見どころは……
- シンプルかつわかりやすい展開。
- 現実と虚構の多重構造。
- ベン・アフレックの格好良さ。
本記事は2026年07月18日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | ドミノ |
| 原題 | Hypnotic |
| ジャンル | SF、アクション、スリラー、サスペンス |
| 監督 | ロバート・ロドリゲス |
| 上映時間 | 94分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2023年 |
| 公開年(米) | 2023年 |
| レイティング | G |
| 好きレベル | ★★★★☆ |
あらすじ
ベテラン刑事のダニー・ロークは、かつて、自分が目を離した隙に娘を誘拐されていた。娘はいまだ見つかっておらず、このことがきっかけで妻との関係も破綻。カウンセリングを受ける日々を過ごしていた。しかし、カウンセリングで仕事に戻る許可を得たため、現場復帰をすることに。相棒のニックスに迎えに来てもらい、次なる現場へと向かう。どうやら、匿名で「とある銀行の貸金庫に強盗が入る」と通報があったらしい。悪ふざけの可能性もあったが、通報が本物だった場合のことを考えて、2人は現場へと急いだ。銀行を監視するロークの前に現れたのは「どこか見覚えのある男」で……。
主な登場人物
(以下、敬称略)
ダニー・ローク
(演:ベン・アフレック)
ベテラン刑事。自分が目を離したほんのわずかな隙に、娘を誘拐された過去を持つ。それをきっかけに妻との関係も破綻。
ニックス
(演:J・D・パルド)
ロークの相棒的存在。カウンセリング語のロークを迎えに来る。
ダイアナ・クルーズ
(演:アリシー・ブラガ)
ロークが訪ねた占い師。匿名通報をした人物。
ミニー
(演:ハラ・フィンリー)
ロークの娘。誘拐されたが、遺体は見つかっておらず、ロークは生きていると信じている。
デルレーン
(演:ウィリアム・フィクトナー)
人を操り、ダイアナとロークを追い詰める男。
映画「ドミノ」の感想
映画「ドミノ」の感想です。現実と虚構の多重構造になっていてなかなか面白かった! タイトルの「ドミノ」もなるほどねと。
モチーフは催眠術
本作の主人公ダニー・ロークを演じるのは、映画「ゴーン・ガール」(2014)に出演していたベン・アフレック。ちょっとシュワちゃん味があってよかったです(笑)。
先述したとおり、物語のベースにあるのは催眠術。
正直、序盤は「なんか……いまいちな設定……」と感じたんですが、話が展開するにしたがってどんどんのめり込んでいきました。最初はね、それこそ「なんか、なんやかんやピタッとハマると相手を思いのままに動かすことができるの」みたいな説明が若干厨二病っぽく感じられて、半笑い状態だったんですが(いや、厨二病設定なら、それはそれでテンション上がるんですよ! 「G.I. ジョー」のように!)。
サスペンス味が出てきたあたりからグンと楽しくなっていきました。
現実と虚構の多重構造
催眠術系、あるいは夢系の話はこれができるからいいですよね。
多重構造。
本作にもありました。「ふふ……いつからなんたらかんたらだと錯覚していた……?」的なやつ。こういうのはやっぱりうまくやると面白い。
恐ろしすぎる虚構の世界
そして、虚構の世界が割としっかり怖いというね。
映画「ANON アノン」(2018)でやりたかったのはこういうことなんだろうなと(こちらは催眠術ではないけど)。
催眠術にかかった世界。本人的にはリアルに見えているけれど、実は虚構にしか過ぎない。……ので、何もないところを通っているようでも、横から車が突っ込んできたりする。「ANON アノン」の視界乗っ取りとほぼ同じ。
これがOKならなんでもアリやんけ! と震えました。
それなりにご都合主義
内容的に仕方ない部分はあると思うんですけれども、ご都合主義な点もそれなりにありました。
特に、ロークが催眠術にかかりにくい体質というところ。
ダイアナ曰く、精神的なトラウマとか傷が関係しているのかもということでしたが、そういう人はそこら辺にいそうだし、あまりに雑すぎる分析だなと。まあ、序盤のダイアナが言っていたことなので本当かどうか微妙なところですけどね。
銀行からデルレーンが逃げた際、刑事同士を互いに撃たせるのにも「ロークを始末してしまったほうがよいのでは?」などと思いましたが、これについては終盤の展開で説明がつきました。
催眠術にサスペンス要素
あと、サスペンス要素が入っているのもよかった。
予告された銀行強盗を防ぐため、貸金庫に侵入したロークが中で見つけたのは……誘拐され、行方不明になったはずの娘の写真! なぜ!? と、こういう展開。
サスペンス自体はわかりやすくシンプルで、SFアクションとのバランスが取れていたと思います。程良い塩梅。
案外頼りにならない人の脳
本作は催眠術で脳が騙されるといった感じの展開が主でしたが、人の脳って案外当てにならないものなんだなと思います。記憶の中にある過去と事実が違ったなんていうこともザラにありますしね(主観や願望が入るから?)。周囲の人と話してみると、楽しかった記憶でさえちょっとずつ違っていたりして。
そういう意味で、改めて自分を過信するのはよくないなと思いました。
なんのこっちゃという感想ですが(笑)、とりあえずシュワちゃん味のあったベン・アフレックは素敵でした。娘を失った虚無感が滲んでいるあの感じ、とてもよい。
映画「ドミノ」が好きな人におすすめの作品
映画「ドミノ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- MERCY/マーシー AI裁判(2026)
- 宇宙戦争(2005)
- トゥモロー・ウォー(2021)
- バトルランナー(1987)
映画「ドミノ」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年07月18日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:多重構造でもわかりやすい映画!
多重構造になっている映画というと、なんとなくちょっと難しいイメージがあったんですけれども、この映画は非常にシンプルかつわかりやすく、観やすい内容になっていたと思います。なお、ミッドクレジットシーンも用意されていて、最後の最後まで催眠術が味わえます。
面白かった!
Rotten Tomatoes
Tomatometer 32% Popcornmeter 62%
IMDb
5.5/10
Filmarks
3.5/5.0

