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【R15+】映画「ゴーン・ガール」(2014)|あらすじ・感想

ゴーン・ガール_タイトル サスペンス


ゴーン・ガール (字幕版)

映画「ゴーン・ガール」を紹介します。

「ソーシャル・ネットワーク」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」などの作品を監督したことでも知られるデヴィッド・フィンチャーが手がけた、サイコ・サスペンス。予想がつかない展開の連続に、最後までドキドキさせられっぱなし!

ラストに賛否両論がある作品です。

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作品情報

  • 作品名:ゴーン・ガール(Gone Girl)
  • 上映時間:148分
  • ジャンル:サスペンス、ミステリー
  • 製作国:アメリカ
  • 製作年:2014年

あらすじ

幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅のキッチンから大量の血痕が発見される。警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ捜査を進めるが、メディアが事件を取り上げたことで、ニックは全米から疑いの目を向けられることとなる。

(引用元:映画.com「ゴーン・ガール」

キャスト・スタッフ

  • 監督:
    デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)
  • メインキャスト:
    ニック・ダン(Nick Dunne)… ベン・アフレック(Ben Affleck)
    エイミー・ダン(Amy Dunne)… ロザムンド・パイク(Rosamund Pike)
    デジー・コリングス(Desi Collings)… ニール・パトリック・ハリス(Neil Patrick Harris)
    タナー・ボルト(Tanner Bolt)… タイラー・ペリー(Tyler Perry)
    ロンダ刑事(Detective Rhonda)… キム・ディケンズ(Kim Dickens)
    マーゴ・ダン(Margo Dunne)… キャリー・クーン(Carrie Coon)
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「ゴーン・ガール」注目ポイント

素敵な一軒家に、素敵な夫婦。一見すると誰もがうらやむ幸せな結婚生活を送っていた2人の、徐々に明らかになっていく事実にハラハラドキドキが止まりません。謎が謎を呼び、ラストは予想もつかない方向に!?

元ネタは実際に起きた事件

本作の内容には元ネタがあります。

それは2002年のクリスマスイブにアメリカで起きた「スコット・ピーターソン事件」。当時妊娠していたスコット・ピーターソンの妻レイシーが、行方不明になったというものです。

この事件はメディアでも大きく取り上げられ、ついにスコットは警察によって容疑者にされてしまいました。そんな折、スコットの不倫が発覚。徐々に明らかになっていくスコットの為人ひととなり――そして、レイシー(とお腹の子)は必死の捜索むなしく、変わり果てた姿で見つかったのです。

最終的にスコットは逮捕され、決定的な証拠がないのにもかかわらず、死刑判決を言い渡されてしまいました。その後、一貫して無罪を主張しているようです。

いまだ決着がついていないこの事件、どこからどこまでが映画に反映されているのでしょうか。気になる人は、観てみてくださいね。なお、元ネタはこの事件ですが、原作は小説です。

ロザムンド・パイクの妖艶すぎる演技

エイミー演じるロザムンド・パイクの作中の仕草には、同性でありながら、いちいちドキドキさせられます。純真無垢な表情を浮かべたかと思えば、一瞬ののちには艶やかな女性へと変化する。さまざまな作品で経験を積んできただけのことはありますね。ちなみに、元ボンドガールです(2002年)。

エイミーの少し裏があるような笑顔に、ゾクゾクする人は多いはず!

謎解き要素はなし

途中までは期待どおりのミステリー感がただようものの、作品中盤ですでに種明かしが行われます。すべてオープン! なので、謎解き要素はほとんどありません。

真相が明らかになってからの……どんでん返しスタート!

それぞれの思惑が絡まり合い、本作唯一の良心と呼べるのはニック(ベン・アフレック)の妹マーゴ(キャリー・クーン)だけ。彼女なくして「ゴーン・ガール」の完結はありえないというほど重要な役割でしたね。

テーマは“結婚”?

結婚って、いったいなんだと思いますか?

  • 幸福/地獄
  • 赤の他人だった2人が家族になること
  • 紙面上の契約
  • 好きな人と一緒にいる手段

いろんな考えがあるでしょう。

作中でも、事あるごとに「結婚とはいったいなんなのか」を考えさせられます。はたから見れば「完璧な夫婦」だった2人になにがあったのか。ニックの、エイミーの本心とは……。

「それが結婚というものよ」

作中でエイミーがこぼすこの台詞に、すべてが詰まっています。

パーフェクトな結婚生活なんて、実はないのかもしれませんね。誰もが妥協し、許し合う中で、最善の方法を選んでいるにしかすぎないんでしょう。でも、それがすごく難しい。育った環境や社会が違えば、結婚観含む価値観が違って当然です。

予想できない怒涛の展開

一転二転していく事実に、まったく予想できないラスト!

特に、中盤以降の怒涛の展開が最高! 通常、ミステリーといえば《犯人探し》や《動機解明》、《犯行方法》などの追及を軸に作られることが多いと思うんですが、本作においては少し違います。

観客にこれらすべての種明かしをしたうえで、一気に物語が加速していくんですね。

ネタバレなしで観てほしい作品のひとつです。

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「ゴーン・ガール」感想

とりあえず……。

エイミーがサイコ!

という部分に目がいきがちですが、意外と人間の本質を突いている作品だと思いながら観ました。

日本には《本音と建前》を美徳とする文化が深く根づいていますが、これはけっして日本に限った話でなく、程度の差はあれど、海外の人もこういった要素をうまく使い分けて過ごしているわけです。

それから、保身のために行われる《無邪気な悪》

《親からの無意識的かつ精神的なネグレクト》《メディアの過剰報道》、それに《不幸の連鎖》なんかも、ごく淡々と自然に、しかし悪意を持って描かれています。これがまた面白い。

一転二転……どころでなく、何転もする物語展開につい難しく考えてしまいがちですが、実はこのすべては単なる《夫婦の日常生活》にしかすぎず、個人的には(ブラック)コメディにも分類できるのではないかなと思いました。社会への皮肉や結婚生活の闇を痛烈に笑い飛ばした作品。

なので、真面目なサスペンスが好きな人にはあまり向かないかもしれません。

そしてね、一番好きなシーンは、エイミーがこちら(ニック)を見上げているシーン。

冒頭と終盤でまったく同じ映像が流れるんですが、まったく同じ映像なのに、冒頭と終盤で、観ている我々が抱く感想はおそらく完全に違うであろうということなんですね。フィンチャーマジック!

その後のニックの行動は若干異なるんですが、とはいえ、同じ人(や仕草)であっても、受け取り側の感受性や経験によっていかようにも見えてしまうんだなということがわかるワンシーンです。

完璧で緻密な計画を立てていたエイミーなのに、逃亡先での出来事やデジーとの一件など、予定外の事件が起きたときにボロを見せてしまう人間らしさが、なんとも憎めないところ。ニックのほうでも、建前や八方美人さが自身の首を絞めてしまったり。

どっちもどっちというか、どちらにしても「ザマァ!!!」とはならない絶妙なキャラ設定ですね。これを観ると「理想の夫婦ってどんなだろう?」と思ってしまいます。

原作の小説は読んだことがないので、一度目を通してみたいものです。

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コメディだと思って観るべし!

【総合評価】
ストーリー:★★★★☆
キャスト:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
演出:★★★★☆
脚本:★★★★☆

純粋なシリアスサスペンスだと思って観ると突っ込みどころ満載なので、ユーモアを交えた(ブラック)コメディだと思って臨むことをおすすめします。

終わりかたは賛否両論。

でも、これは《こういう終わりかた》だからこそ、良作に仕上がっているような気がするのも事実です。エイミー(ロザムンド・パイク)の猟奇的な美しさに魅了されたい人は、ぜひ!

※本記事の情報は2021年1月時点のものです。

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