
Mercy/マーシー AI裁判
映画「MERCY/マーシー AI裁判」の感想です。
映画「ベン・ハー」(2016)などで知られるティムール・ベクマンベトフ監督によるSFアクションスリラー! 主演は、映画「トゥモロー・ウォー」(2021)や「ジュラシック・ワールド」シリーズ(2015~)などのクリス・プラット。
基本的には面白かった! 自分には合っていた、という感じ。
ただ、AIがあまりAIっぽくないシーンが多々あったかなという印象でした。面白かったけど!(二度目)

映画「MERCY/マーシー AI裁判」の見どころは……
- 見ごたえバッチリの映像。
- サスペンスとアクションの程良いバランス。
- シンプルかつ納得感のあるストーリー。
本記事は2026年06月18日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | MERCY/マーシー AI裁判 |
| 原題 | Mercy |
| ジャンル | SF、アクション、スリラー、サスペンス |
| 監督 | ティムール・ベクマンベトフ |
| 上映時間 | 100分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2026年 |
| 公開年(米) | 2026年 |
| レイティング | PG12 |
| 好きレベル | ★★★★☆ |
あらすじ
目を覚ました刑事のクリスは、自身が椅子らしきものに拘束され、どこかの部屋に閉じ込められていることに気がついた。AI裁判官のマドックス判事によると、クリスはこれから裁判を受けることになるらしい。身に覚えのない妻殺しの罪で……。
主な登場人物
(以下、敬称略)
クリス・レイヴン
(演:クリス・プラット)
ロサンゼルス市警の刑事。目を覚ますと、AI裁判を受けることになっていた。妻を殺害した罪だと言われたものの、その周辺の記憶はなし。
マドックス判事
(演:レベッカ・ファーガソン)
AIの裁判官。クリスの裁判を担当する。
ニコール・レイヴン
(演:アナベル・ウォーリス)
クリスの妻。何者かによって自宅で殺害された。
ブリット・レイヴン
(演:カイリー・ロジャーズ)
クリスとニコールの娘。母親が亡くなり、父親が拘束されているため、祖父の家に身を寄せている。
ジャクリーン・ディアロ
(演:カーリー・レイス)
ロサンゼルス市警の刑事で、クリスの現在の相棒。通称「ジャック」。
レイ・ベール
(演:ケネス・チョイ)
ロサンゼルス市警の刑事だったが、殉職した。クリスの元相棒。
映画「MERCY/マーシー AI裁判」の感想
映画「MERCY/マーシー AI裁判」の感想です。思ったのとはちょっと違ったけれど、これはこれでなかなか面白い! といった感じの映画でした。
見ごたえのある映像
映画「トゥモロー・ウォー」(2021)のクリス・プラットに「ドクター・スリープ」(2019)や「ライフ」(2017)のレベッカ・ファーガソン、「アナベル 死霊館の人形」(2014)のアナベル・ウォーリスなど、豪華キャストが出演しているだけあって、全体的に「力を入れているなあ」といった印象でした。
なので、映像は見ごたえバッチリ。
ダイナミックで、チープな部分もほとんどなく(B級映画とかだとチープさですら魅力になるんですけどね)、ずっと退屈することなく楽しめました。
思ったのと若干違うストーリー
また、先述したとおり、個人的には、思っていたのとは若干違うストーリーでした。
「身に覚えのない容疑がいつの間にか!」というのは想像どおりだったんですが、まさか、ほぼほぼワンシチュエーションでこれをやってしまうとは。いや、厳密には、主人公クリスの手足となって動く相棒たちがいるんですけども。
クリス的にはワンシチュエーションだよなと。けっこうみんな、ホイホイ言うことを聞いてくれるので、そこら辺は物足りなかったところでもある。もうちょっと、こう、人間同士のなんやかんやがあってもよかったような。せっかく、アルコール依存症の治療をしていたのにもかかわらず、酒を飲んでみんなの期待を裏切ってしまった主人公というとてもいい(?)設定があったのにね。
AIらしくないマドックス判事
あと、AIらしさについても考えさせられました。
というのも、AI裁判官であるマドックス判事があまりにも感情豊かすぎるから。ここで「AIらしくない」と言ってしまうと、ちょっと語弊がありそうな気はするんですが。
確かに、AIはゆくゆくは本物の人間と大差ないぐらいに成長していくのかもしれないし、それが近未来の形なのかもしれないけれど、じゃあ映画で「人間とそう変わらないAI」を描いてしまうと、「わざわざこの立場をAIにした理由は?」となってしまうわけで。
マドックス判事には、最後まで「そうプログラムされているので」を貫き通してほしかったなと思いますね。まあ、人間もAIも学習するよということなのでしょうけど。
AI映画だけど結局は人
それから、個人的に珍しいなと感じたのは、AIが出てくるのに結局は対人に終始するところ。こういう、AIやロボットが出てくるタイプの映画は、だいたいの場合、便利は不便とばかりにテクノロジーが暴走しだすものと思っていた(ド偏見)。
まあ、対人といっても、先述したように、人間同士のあれやこれは物足りなくあったんですが。つまり、仲間同士では特に何もないというか。
不透明な世界観
世界観もね、ちょっとわかりづらかった。
なんていうか、近未来ということで、現代よりだいぶ発展した世界なのだということはわかる。AI裁判が行われるぐらいですしね。バイクみたいな乗り物で空も飛んでいたし。
ただ、クリスが証拠を探す際に、他の人のSNSにアクセスできたり個人や会社のメールを読めたりしちゃうあれはいったい? と。そういうのも全部公的組織によって管理されている世界ということなんでしょうか。
ちょっと「ANON アノン」(2018)を思い出しました。
シンプルでわかりやすい展開
と、まあ、ごちゃごちゃ言ってきましたが。
先述した「人間同士のあれやこれが物足りない」というのも、裏を返せば、余計な情報は一切挟まれないということでもある。冤罪だ! と、クリスがひたすら犯人の手がかりを追うだけなので、シンプルで非常に観やすい映画でした。
このあたりのイメージとしては「search/サーチ」(2018)にちょっと近いかも。こちらは近未来でなく、現代のお話ですけど。
頭を空っぽにして観たいときにおすすめ!(そして、クリス・プラットは相変わらず格好良い。好き)
映画「MERCY/マーシー AI裁判」が好きな人におすすめの作品
映画「MERCY/マーシー AI裁判」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- ウォー・マシーン:未知なる侵略者(2026)
- 宇宙戦争(2005)
- ブレス(2024)
- バトルランナー(1987)
映画「MERCY/マーシー AI裁判」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年06月18日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
| × | × | ○ | × | × | ○ |
まとめ:AIもミスはする
人間同様、AIもミスをするというか。
「AI(テクノロジー)を過信してはいけない」というのは、近未来でもやっぱりそうなんだろうなと想像できます。というか、冒頭(だっけ?)に登場した「推定有罪」の言葉が怖すぎて……(笑)。
Rotten Tomatoes
Tomatometer 24% Popcornmeter 82%
IMDb
6.2/10
Filmarks
3.7/5.0

