
ドーン・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット [DVD]
映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」の感想です。
映画「ゾンビ」(1978)のリメイク。
ダッシュ系ゾンビはやっぱり迫力がありますね。ダッシュ×数の暴力はなお良い(?)。登場人物が多い割に、みんなキャラが立っていて覚えやすかったです。

映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」の見どころは……
- 大迫力のダッシュ系ゾンビ(絶望!)。
- ショッピングモール×ゾンビ(ロメロ監督の「ゾンビ」を踏襲)。
- 魅力的な登場人物。
本記事は2026年04月18日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | ドーン・オブ・ザ・デッド |
| 原題 | Dawn of the Dead |
| ジャンル | ホラー、ゾンビ |
| 監督 | ザック・スナイダー |
| 上映時間 | 100分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2004年 |
| 公開年(米) | 2024年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★★★☆ |
あらすじ
病院でナースとして働くアナ。朝、夫の隣で眠っていると、近所に住む少女が寝室のドアを開ける。それに気がついた夫が少女に近寄ると、少女は夫の首に噛みついた。死んだと思われた夫だったが、その直後に再び動き出し、今度はアナに襲い掛かってくる。なんとか家から飛び出したアナは、目的地もわからないままに車で逃走。外に出たはいいものの、人が人を襲い、そこも酷い状態になっていた――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
アナ・クラーク
(演:サラ・ポーリー)
病院で働くナース。感染した夫に襲われ、逃げる最中に知り合ったケネスと行動を共にする。他の生存者たちと合流したあとは、ナースとしての知識をフル活用。
ケネス・ホール
(演:ビング・レイムス)
黒人の警官。車で事故を起こし、気を失っていたアナを発見。以降、行動を共にする。信心深い性格。
マイケル・ショーネシー
(演:ジェイク・ウェバー)
アナ&ケネスをショッピングモールへ誘った人物。一般人なので特段強いわけではないが、冷静かつ勇敢な性格をしている。
アンドレ・ブライアント
(演:メキー・ファイファー)
マイケルと行動を共にしていた黒人の青年。ルダの夫。血の気が多いタイプ。
ルダ・ブライアント
(演:インナ・コロブキナ)
ロシア人女性。アンドレの妻で、出産間近。
CJ
(演:マイケル・ケリー)
モールに立てこもっていた警備員の中年男性。警備員たちの中ではリーダー格。
テリー
(演:ケビン・ゼガーズ)
警備員の男性。高圧的なCJとは馬が合わず、アナたちに協力的。
ニコール・ミラー
(演:リンディ・ブース)
家族を失い、失意の中、ノーマたちと共にモールに逃げ込んできた女性。
ノーマ
(演:ジェイン・イーストウッド)
複数の生存者たちを連れ、トラックを運転しモールに逃げてきた女性。
映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」の感想
映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」の感想です。素晴らしいリメイクでした! と言うほかないクオリティーの高さ。
リメイク作品
先述したとおり、本作は映画「ゾンビ」(1978)のリメイクです。「ゾンビ」と言えば、モダンゾンビの生みの親であるジョージ・A・ロメロ監督による名作ですが、それをリメイクしよう! という度胸がまずすごい。
だって、十中八九、リメイクってオリジナルと比べられますもんね。
別にオリジナル「ゾンビ」を越えようとしたわけじゃないと思うけど、にしても比べてがっかり! はさすがにねえと。
でも、本作でメガホンを取ったザック・スナイダー監督は素晴らしかった。脚本を担当したジェームズ・ガンが良かったのもある。
しっかり「ゾンビ」の展開は踏襲しつつも、オリジナリティーがあって見ごたえ抜群でした。
ダッシュ系ゾンビ
なお、本作に登場するのはダッシュ系ゾンビ。
ロメロ監督の「ゾンビ」に登場したのはのろのろ系ゾンビでしたが、本作ではガンダッシュする系のゾンビ! しかも数の暴力もあるよ! という展開でした。
ガンダ系ゾンビはどう頑張っても逃げきれなそうでめちゃくちゃ怖い。劇中、無数のゾンビに囲まれるシーンがあるんですが、そのときの絶望感ったらね。普通に「え、もう無理じゃん」と思いましたよね。
シンプル・イズ・ザ・ベスト
また、基本的に対人間要素はほとんどなく、シンプルにゾンビと人間の戦いをメインに描いているので、ゾンビを楽しみたい! という人にはとても楽しい。
いや、厳密には対人間もなくはないんですけどね。
例えば、モールの警備員CJなんかは最初、アナたちを断固として受け入れない! という姿勢でしたし。でも、そこら辺もサラッと流してくれるので、登場人物の誰かに極端に嫌悪感を抱くとかもありませんでした。
なにかと対立しがちなCJも悪人というわけじゃなく、普通の人間からするとまあ理解できるという程度のちょっぴり嫌な奴(笑)。でもすごく人間くさくて良いんですよ、これが。
登場人物は多め
なお、これも先述しましたが、登場人物はまあまあ多いです。
私、登場人物が多いと「覚えきれねー!」ってなりがちなんですが(みんなそうか?)、本作はひとりひとりしっかり把握できましたもんね。警備員なんて同じ格好をした人間が3人ぐらいいたけど、ちゃんと見分けがついた。CJも良かったし、アナに協力的な下っ端警備員のテリーは特に推せた。
このテリーの存在があったからこそ、アナサイドとCJサイドの対立が激化しなかったまである。
要所要所で「ゾンビ」要素
「ゾンビ」のリメイクである本作ですが、先述したとおり、「ゾンビ」の展開を踏襲しつつも、オリジナリティーもしっかりありました。
例えば、ショッピングモールに逃げ込み、立てこもるという展開は「ゾンビ」にもありましたね。ショッピングモール×ゾンビ=映画「ゾンビ」みたいなイメージ(笑)。でも、ダッシュ系ゾンビは本作オリジナルだし、ロメロ監督の「ゾンビ」はこんなに登場人物も多くはなかった。
誰だったかが、ゾンビたちがモールに集まってきているのを見て「生前の行動を繰り返しているのでは?」と推測したあたりはちょっとテンションが上がりましたね。そうだそうだ、「ゾンビ」にもあったそれ! って。
時にヒューマンエラーも
あと、個人的に好きなのは、劇中、人が死ぬのはゾンビが原因とは限らないところ。
混沌とした世界なので、ヒューマンエラーでも人が死ぬ。
これ、けっこう衝撃的なシーンでした。「あっ、お馬鹿!」ってなっちゃう。実際に「ああっ」と声が出た(笑)。観た人はどのシーンかわかるはず。
どこの世界にもおっちょこちょいっているもんですね。平時ならあまり気にならないおっちょこちょいでも、こういう失敗=死みたいな状況では絶対にやめてほしい(笑)。
冒頭のインパクト大
それから、冒頭シーンのインパクトが大きくてとても良かった。
アナが車で逃げ出すところあたりまでね。ここだけでもだいぶ濃い内容で、タイトルが出た瞬間に「この時点でこれって、今からどうなるの!?」とワクワクしました。
冒頭シーンだけで、アナの忙しくも充実した日常が突如として崩壊した様子を描いていますからね。この落差。同時に、看護師アナの責任感があり優しい性格、そしていざというときの行動力と決断力も描かれていて、すごい情報量だなあと思うなどしました。
今まで観た映画の中で、割と上位に食い込む衝撃的な冒頭シーンだったかもしれない。素晴らしいリメイク作品でした。
映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」が好きな人におすすめの作品
映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- 28年後…(2025)
- ゾンビ・ホロコースト(2014)
- ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)
- 28日後…(2002)
映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年04月18日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:大成功のリメイク作品
正直、有名な作品のリメイクってなかなか難しいところはあるし、「んー、いまいち……」ぐらいの評価になりがちでもあると思うんですけれど、本作は大成功! でしたね。
オリジナルにリスペクトを持っている感じも好感が持てました。
とても好き!
Rotten Tomatoes
Tomatometer 77% Popcornmeter 77%
IMDb
7.2/10
Filmarks
3.6/5.0

