Netflixオリジナル作品「ラブ、デス&ロボット」の感想です。
たったの6分!
ショートもショート、めちゃくちゃ短い作品なのになかなかの満足感でした(ただし、観る人は選ぶ)。ヨーグルト、怖い。
本記事は2026年04月15日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
ドラマ「ラブ、デス&ロボット」~ヨーグルトの世界征服~のあらすじ
ヨーグルトが自我を持ち、アメリカをとっかかりにして世界征服――!
ドラマ「ラブ、デス&ロボット」~ヨーグルトの世界征服~の感想
だいぶシニカルで、面白いお話でした。
ただし、先述したとおり、観る人は選びそう。
まあ、そもそもヨーグルトが世界征服ってなんじゃそれ? ですしね(笑)。
自我を持ったヨーグルトが「人類の問題を解決してやるから、とりあえずオハイオくれ! くれなきゃ中国に行くけどええのん?」って。これ、なぜオハイオなのかわからず、現地人(アメリカ人)にしかわからないネタでもあるのかと調べてみたんですが、英語レビューを読んだ限りでも、オハイオであることには触れない人、「なんとなくじゃん?」程度の人、ぐらいしか見つけられませんでした。
個人的には「えー?」なんですが。そういうものと捉えたほうが良さそう。
で、このヨーグルトをAIのメタファーだと見る向きが強いみたいですね。実際、私もそう感じました。
本来、自我を持つはずのないものが意思を持ち、交渉してくるだけでなく、人間の生活に必要不可欠な存在になり、やがて……という。まあ、この場合、人間という下等生物を滅ぼそう! みたいな動きにならなくて良かったと安堵すべきなのか。
でも、ヨーグルトがいないと立ち行かない状況にまでしておいて、あっさり人類を置いて立ち去っていくあのシーン。AIに置き換えて考えたら、ちょっとゾッとしましたね。
あのあと、世界は混乱しただろうと容易に想像できる。
ヨーグルトに菌が発見されてから急激に成長したのも、まさしくAIのたどってきた道という感じがしました。
これ、ヨーグルトが人類を実質支配下に置いたといっても、人類は酷い扱いをされたわけじゃないというのがミソですよね。だからこそのきつさみたいなものがある。
一度ヨーグルトの支配を拒絶したことで、その結果(オハイオ以外は廃れる)から「ヨーグルトは我々にとって必要な存在だったんだ!」と認識するに至り、ヨーグルトありきで世界が発展した矢先、ほんの少しの慈悲もなく投げ出されるという。ヨーグルトはヨーグルト(AIはAI)で、人間とのあいだに一線を引いておくのは大事だよということかもしれませんね。
AIは活用するものであって、それがすべてになってはいけないというような。

