
プロジェクト・ヘイル・メアリー
映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の感想です。
実は、劇場公開がされたあたりで原作(小説)を購入していたんですが、まだ上巻の半分ほどまでしか読んでいないという(笑)。
読了後に鑑賞しようかと思っていましたが、我慢できず先に映画を観てしまいました。
ロッキーは可愛いし2人の交流は尊いしで、最高の映画でした。ほんの少し寂しい雰囲気が漂っているのも好き。

映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の見どころは……
- リアルな主人公(グレース)の人柄。
- ロッキーの尊いまでの可愛さ。
- 過酷&孤独な環境で育まれていく2人の友情。
本記事は2026年10月31日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | プロジェクト・ヘイル・メアリー |
| 原題 | Project Hail Mary |
| 原作 | プロジェクト・ヘイル・メアリー/アンディ・ウィアー 著 |
| ジャンル | SF |
| 監督 | フィル・ロード、クリストファー・ミラー |
| 上映時間 | 156分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2026年 |
| レイティング | G |
| 好きレベル | ★★★★☆ |
あらすじ
宇宙船の中で目を覚ましたライランド・グレース。長く昏睡状態にあったせいか、自身のことをほとんど覚えていなかったグレースだが、徐々に記憶を取り戻していく。グレースはアメリカの中学校の科学教師であり、その前は分子生物学者だったのだ。グレースはとある事情から、他2名の乗組員と共に地球を離れた。彼らはすでに亡くなり、グレースが唯一の生存者である……。
主な登場人物
(以下、敬称略)
ライランド・グレース
(演:ライアン・ゴズリング)
中学校の科学教師。それ以前は分子生物学者だった。近いうちに訪れるであろう地球の危機を救うため、片道切符でタウ・セチという惑星を訪れる。
エヴァ・ストラット
(演:ザンドラ・ヒュラー)
プロジェクトのリーダー。グレースを宇宙に送り出した女性。
ロッキー
(声:ジェームズ・オルティス)
グレースがタウ・セチ付近で出会った宇宙人。エリダニ40星系の惑星出身(エリディアン)。
映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の感想
映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の感想です。グレースの感覚がリアルで感情移入できる!
原作をいい具合に端折っている
原作は上下巻に分かれているんですが、今のところ上巻の半分あたりまで読みました(笑)。中途半端。いやね、科学的な話がちょっと苦手でして。頑張ってちまちまと読み進めております。
で、ここまで読んだ感想としては、いい具合に端折っているなと。
原作だと、グレースが目覚めて名前を思い出すまでにかなり時間がかかったような気がするんですが、映画では一発でしたもんね。確かに、映画だとあれはわざわざ時間をかけるべきところじゃない。そのあたりのメリハリがしっかりついていてよかったです。
回想の中の展開は(映画と小説で)すでに違うところがあるから、今後、「小説と全然違うんだけど!?」なんていうこともあるのかな? それはそれで楽しみ。
宇宙人との遭遇(ロッキーが可愛い!)
本作のメインは、なんといっても宇宙人との遭遇でしたね。
その名もロッキー(グレース命名)。
宇宙人といっても「E.T.」(1982)とか「宇宙人ポール」(2010)とかみたいなやつじゃなくて、ゴツゴツした岩みたいなの。グレースがなんとなくで翻訳(通訳)しているので「ロッキー、すき」「グレース、かえる?」みたいなカタコトな喋り方。
正直、この翻訳のくだりはめちゃくちゃご都合主義ではあるけど(笑)。
このロッキーがとんでもなく可愛いんですな。尊い。まるで小さい子どもを見ているかのような気分になる。「健やかに育ってくれ……」みたいな。ロッキーの故郷はエリダニ40星系にある惑星ということらしいんですが、この星の技術レベルもよくわからないんですよね。高いんだか低いんだか。
地球人より高等な技術を持っているように見えて、一部ではグレースのほうが知識があったり、不思議な感じでした。
ロッキーとの意思疎通がスムーズすぎる
あと、個人的によりご都合主義だなあと感じたのは、ロッキーとの意思疎通が割と簡単にできていたことですね。これは、先述した「翻訳(通訳)のくだり」とはまた違ったベクトルで。
だって、同じ地球人でも、日本人とアメリカ人では感覚が違うでしょ? 言葉が違えば、文化も習慣も違うはず。劇中でも、ロッキーがハグをするのに戸惑ったり、そういう描写はあったけど、割と言葉以外はスムーズにコミュニケーションが取れていて違和感がありました。もっとこう、ド派手にコミュニケーションエラーみたいなものを起こしてほしかった……かもしれない。
グレースは善意でしたことだが、実はエリディアン(ロッキー)にとってはまったく逆の意味を持つ動作だった、とかそういうの。なんなら、あわやそれで宇宙人との対立一歩手前、ぐらいのシーンがあってもよかった気がする。この辺は原作がある作品なのでなんとも言えないところではありますが、個人的希望として。
科学の話は少なめ
ちなみに、映画は科学的な話が少なくてわかりやすかったです。
これ。これですよ。
随分前に購入した小説なのに、まだ上巻の半分ほどまでしか読めていない理由! 科学的な話が多い! ……いや、たぶん、あまり気にしなくていい部分だとは思うんですよ? でも小説にはこれが多いから、つい頑張って目を通しちゃう(笑)。
昔から、理数系が壊滅的だった人間としてはここでだいぶ手こずっている(純度100の文系人間)。
本当は、小説を読了してから映画に進もうと思っていたんですけどね。それだといつまでかかるかわからないので(笑)、先に映画を観てしまいました。映画のほうは圧倒的に科学的根拠の話が少なくて、よりシンプルなストーリーになっていました。ただ、小説が好きな人には物足りなく感じるかも。
地球を救うために命を懸けるか
というか、地球のために宇宙で命を懸ける系の映画って稀によくありますけども。
有名な「アルマゲドン」(1998)もそうですし、確か「ジオストーム」(2017)とかもそう。ああいうのを見ていると、格好良いは格好良いんだけど「みんな責任感つえー……」ってなるわけでして。そりゃあ、自分が行かないと、自分含めみんな死ぬよというのはあるんでしょうけど。
個人的には「な、なんで俺が!?」となったグレースのようなタイプに共感してしまう。こちらのほうがリアルだと思うんですよね。地球を救うために命を懸けるって、壮大すぎて。たとえ家族や恋人、友人など大切な人のためにと言われても、自分なら「無理無理無理。……みんなで一緒に死のう(ハート)」となりそう(笑)。
何事も感情を置き去りにしてはならない
ここで面白いのは、命懸けで地球を救えと言われ「な、なんで俺が!?」となったグレースが、ロッキーに対してはまあまあ危険を顧みない姿勢を見せていること。
やっぱりね、感情って大事だと思うんですよ。
ストラット氏は、プロジェクトのリーダーだし、誰にでもそうだから仕方ないところはあるんだけど、人の気持ちに寄り添う力が足りなかったんだな。その点、ロッキーは終始グレースに合わせていた。ダンスを真似していたのとかめちゃくちゃ可愛かった(笑)。
感情を置き去りにして、やれるのだからやれとせっついてくる責任者より、歩み寄る姿勢を見せてくれるロッキーのほうに気持ちが傾くのは当然のこと。
ラストの展開もね、とても切なかったです。なるほど……とも思った。これ、ハッピーエンドか否かという理解が、観た人の人生観や経験にだいぶ左右されそう。個人的には6~7割ハッピーエンドという感覚で、胸がギュッとなりました。
映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が好きな人におすすめの作品
映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- テラフォーマーズ(2016)
- PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001)
- オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014)
- 65/シックスティ・ファイブ(2023)
映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年10月31日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:ロッキーが尊すぎて……
はい。
ロッキーが尊い!
これに尽きます。
ロッキーとグレースのやり取りも好き。その分、コメディー要素は多くなるけれども。異星人同士でありながら、徐々に友情を育んでいく2人がいいですね。
Rotten Tomatoes
Tomatometer 95% Popcornmeter 95%
IMDb
8.2/10
Filmarks
4.2/5.0

