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NEW!映画「ヒメアノ~ル」あらすじ・感想│終盤以降の展開に考えさせられる!いじめがもたらしたもの

ヒメアノ~ル_感想タイトル サスペンス

ヒメアノ~ル

映画「ヒメアノ~ル」の感想です。

一言、素晴らしかった。

なんかね、もう、鑑賞後はなんとも言えない気持ちになりましたよ。俳優さんたちの圧巻の演技もね。全部良かった!

すみれ
すみれ

映画「ヒメアノ~ル」の見どころは……


  • 本気すぎる展開&演出。
  • 正面からぶつかっていくスタイルの暴力描写。
  • 森田剛の真に迫った演技。

本記事は2026年04月30日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

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作品情報

タイトルヒメアノ~ル
原作ヒメアノ~ル/古谷実 著
ジャンルサスペンスミステリーヒューマンスリラー
監督吉田恵輔(「吉」の上の部分は「土」)
上映時間99分
製作国日本
製作年2016年
公開年2016年
レイティングR15+
好きレベル★★★★★

あらすじ

趣味も彼女もなく、そんな日々に焦りを感じつつも、刺激のない退屈な毎日を過ごしている岡田。岡田はある日、同じ職場で働く先輩の安藤から、好きな女の子がいることを告白される。その子が働くカフェへの同行を頼まれ、付き添ったそこで、高校時代の同級生・森田と再会。安藤曰く、森田は安藤の意中の彼女に付きまとっているらしく――。

主な登場人物

(以下、敬称略)

岡田進

(演:濱田岳)

ビル清掃会社で働くフリーター。趣味も恋人もなく、夢中になれるものがないことに不安を感じている。森田とは高校1年生のときに同じクラスだった。

安藤勇次

(演:ムロツヨシ)

岡田と同じ会社で働く先輩。ユカに好意を寄せている。

阿部ユカ

(演:佐津川愛美)

カフェで働く女性。森田につけ回されている旨を岡田に相談する。

森田正一

(演:森田剛)

ユカを狙っているストーカー。岡田とは高校1年生のときに同じクラスだった。高校時代は、酷いいじめに遭っていた。

和草浩介

(演:駒木根隆介)

岡田、森田の高校時代の同級生。森田に金を融通しており、婚約者に心配されている。

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映画「ヒメアノ~ル」の感想

映画「ヒメアノ~ル」の感想です。とても胸糞なお話ではあるんだけど、終わり方含め、とても好きな映画でした。

不快な登場人物

基本的に、登場人物はみんなだいたい不快でした(笑)。

個人的に特に「無理!」だったのは、メインキャラではないのですけど、男女2:2でご飯に行ったときのユカの友達。あれはさすがに誇張されていると思うんですが、ああいうタイプの人って稀にいるよねというリアルさがあった。

拗らせた自称サバサバ系とか。

失礼なことでも、本音を言えちゃう私って格好良い! と思っている感じ。岡田の「誰かと付き合ったこととかあるんですね」的な発言もだいぶだけど(笑)。

かと思えば、ユカはユカで、友達がこういう人だと知らなかったはずはないので、自分の引き立て役として連れてきたのではないかと邪推してしまう。

あと、安藤さんも最初は不快だらけでしたね。というか、普通に岡田の気持ちになった(笑)。職場の先輩(しかも逆らいづらい理由がある)に、知り合いでもなかったカフェの店員の情報を得てくるように指示されるのとか、すごく嫌なんだが! って。

なので、裏切る裏切らないの前に、岡田がユカと付き合えたのは割と順当ですね。安藤さんは「他人から知人になる」という一番大変なプロセスから逃げたわけですし。

基本的にみーんな不快! みたいな作品で、これだけ面白いのはすごいと思う(唯一まともなのは岡田か?)。

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すさまじい演出

なんかね、もう。

演出がすさまじかったんですよね。

邦画でこういうのは久しくちょっと観ていないかもしれないと思えるほどに(まあ、そもそも邦画を観る頻度がそう高くないというのはある)。

こういうところ含め、どこまで原作に忠実なのかは気になるところ。でも、忠実なのだとしたら、それはそれでもはや読む勇気がないかもしれない(笑)。

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セッ……(略)と暴力

先述した演出の話ですけれど、具体的に言うと、セッ……(略)と暴力の描写に震えが走りました。

森田の殺しのカットと、ユカと岡田のセッ……(略)のカットが交互に映し出される場面。いやらしいですねえ。

森田にとっての暴力=岡田にとってのセッ……(略)。森田は殺人に性的興奮を覚えている。

襲った女性が失禁したり、襲った女性が生理で、下着に血のついたナプキンがあったり。性と暴力に、本気で正面から挑んでいるんだなと感じました。

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誰にでもある可能性

ただ、じゃあ森田が元来「そういった気質」だったのかというと、そうでもなくて。

森田の過去を覗くと同情したい気持ちにはなるんですが、それよりも、誰の中にも狂気は潜んでいるのかもしれないなと思わされます。森田がいじめをきっかけにそうなってしまったように。

きっかけがあれば、誰しも狂気に呑まれるものなのかもしれない。

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加害者は加害者

劇中、森田は酷いいじめに遭っていたという設定で、先述したように、これだけ聞くと同情したい気持ちにもなるんですが、本作のすごいところは、森田を徹底して加害者として描いているところだと思う。

高校時代、自分をいじめていた連中に復讐するでもない。今、自分を嫌な目に遭わせている奴らに仕返しをするのでもない(岡田に関しては、意中の子を取られた! という認識なのだと思いますが)。

なんなら「腹減ったなあ」ぐらいの空気感で暴力&殺しのコンボを決めていたりする。だから、こんなに悲惨ないじめに遭うなんて可哀想という感情よりも先に「こんな人もサイコパスと化してしまう……誰の心の中にも潜む……暴力性……!」という感想が浮かんでしまう。

いじめが日常と隣り合わせにあるものだから余計にですね(当然、ないほうがいいのはそうなんだけど)。

ただ、いじめは人を壊す。そう思ったら、やりきれない気持ちになる映画ではありました。(良い意味で)しばらくこの気持ちを引きずりそう。

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映画「ヒメアノ~ル」が好きな人におすすめの作品

映画「ヒメアノ~ル」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

映画「ヒメアノ~ル」が観られる動画配信サービス

※記事執筆時点での情報です(2026年04月30日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。

NetflixU-NEXTAmazon Prime VideoHuluAmeba TVFOD(PREMIUM)
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まとめ:忘れられない一作

普段、あまり邦画を観ない私の中で、強烈に記憶に残る一作になりそうな映画でした。

面白かったし、暴力というものに対して真摯に向き合っているのが感じられてとても良かった。ただし、それだけに容赦はないけれど。

円盤買おうかちょっと迷うなあ。

Rotten Tomatoes
Tomatometer ―% Popcornmeter 50%
IMDb
6.7/10

Filmarks
3.7/5.0

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