Huluオリジナル「十角館の殺人」の感想です。
最終回! でした!
といっても、ほとんど説明回みたいなもの。原作と若干違う部分があったりもして、なるほどねと思いつつ鑑賞しました。
本記事は2026年04月18日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
ドラマ「十角館の殺人」の登場人物
「十角館の殺人」の登場人物については、こちらをご参照ください。
ドラマ「十角館の殺人」第5話のあらすじ
ついに、犯人の正体と、犯行の動機が明らかになる――。
ドラマ「十角館の殺人」第5話の感想
前エピソードのラストが小説にあった「衝撃の一文」で締めくくられ、そして今回!
前エピソードでわかった犯人が、その犯行動機について語っていきます。このあたりはだいたい原作と同じ。個人的に、原作では「動機が弱いな……」と首を傾げたり、かと思えば「いやいや、でも犯人の(とてもまともとは言えない)精神状態を考えたら意外と妥当では?」と思い直したり、興味深く感じていたところでもあったんですが。
そもそも、犯行するに至った動機自体「思い込み」でしかない。真実を確かめてもいないのに「こうに違いない」で突っ走ってしまった犯人に、江南が無邪気に「それ、思い込みかもよ」と遠回しに突きつけるシーンが好きでした。現に、犯人は愛する人の感情を勝手に理解したつもりになっていたわけでね。
このシーンは原作にはないところだったんですが、納得感がありましたよ。
自他境界が薄いのか、相手と感情を共有したつもりになって、話し合いもしないうちから完全に「自分の気持ち=相手の気持ち」になっている。そんな犯人ですから、思い込みで犯行に走ってしまうのも妥当な結末というか。不思議はない。
原作を読んだときにはね、犯人の自他境界が薄すぎてというか、思い込みが激しく、精神状態が不安定なことから、「これ、ワンチャン好きな人と付き合っていましたというのも妄想パターンある……?」と思ってしまうぐらいだったんですが(サイコホラーの観すぎ)それはなかったようなので、ホッ。
なににしても、「映像化不可能」とされた小説をカメラワークなどの演出で乗り切ってしまうのは、すごかったですね。まあ、鋭い人は3、4話あたりから「ん?」と思っていたかもしれないけれど。
Huluオリジナル「十角館の殺人」全5話。一気見してしまいました。面白かった!



