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NEW!映画「死霊館 エンフィールド事件」あらすじ・感想│この人だけは……ざまぁしたかった……!

死霊館 エンフィールド事件_感想タイトル ホラー

死霊館 エンフィールド事件(字幕版)

「死霊館 エンフィールド事件」の感想です。

映画「死霊館」(2013)の続編、シリーズ二作目にあたる作品。ユニバースとしては三作目です。

個人的には「死霊館」よりも好きでした。派手さが格段にアップしていて、アクションシーン(と言っていいのかわからないけど)はテンションが上がりました。

※本記事には、ラストを除くネタバレが一部含まれます。ご注意ください。

本記事は2025年11月09日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

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ワンフレーズ紹介

メディアを使うのは吉と出るか凶と出るか。

作品情報

タイトル死霊館 エンフィールド事件
原題The Conjuring 2
ジャンルホラー
監督ジェームズ・ワン
上映時間134分
製作国アメリカ
製作年2016年
公開年(米)2016年
レイティングPG12
個人的評価★★★★☆

あらすじ

とある超常現象の調査をした際、ロレインは夫エドが無惨な死に方をする場面を視た。不安を感じずにはいられないそんな中、新たな依頼が舞い込んでくる。ロンドン北部の町エンフィールドの片隅で暮らす一家が、不可解な現象に悩まされているというのだ。どうやら、前に住んでいた老人の霊が一家の次女に憑りついているらしく、ウォーレン夫妻は調査をするためにロンドンに赴くのだったが――。

主な登場人物

(以下、敬称略)

ロレイン・ウォーレン

(演:ヴェラ・ファーミガ)

エドの妻で、霊能力者。夫エドの死に様を夢に見てしまい、言いようのない不安を感じている。テレビ番組に出演したことで世間に叩かれ、依頼を受ける意欲を失っている。

エド・ウォーレン

(演:パトリック・ウィルソン)

ロレインの夫で、悪魔研究家。ロレイン同様、悪夢を見ている。気の進まないロレインを説得し、共にロンドンに向かう。

ペギー・ホジソン

(演:フランシス・オコナー)

ホジソン家の母親。夫は不倫の末、家を出て行ってしまったため、女でひとつで子どもたちを育てている。余裕がなくなりがちだが、子どもたちのことは大切に思っている。

ジャネット・ホジソン

(演:マディソン・ウルフ)

ホジソン家の次女。昔住んでいたという老人が憑りついている。

マーガレット・ホジソン

(演:ローレン・エスポジート)

ホジソン家の長女。

ジョニー・ホジソン

(演:パトリック・マコーリー)

ホジソン家の長男。家族を守るために悪魔に対峙しようとする強さがある。

ビリー・ホジソン

(演:ベンジャミン・ヘイ)

ホジソン家の末っ子次男。

アニタ・グレゴリー

(演:フランカ・ポテンテ)

超心理学者。霊的現象には否定的な立場で、ホジソン家で起きているすべてのことはジャネットの自作自演だと主張する。

ヴァラク

(演:ボニー・アーロンズ)

エドの悪夢の中に出てくるシスターのような造形をした悪魔。

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映画「死霊館 エンフィールド事件」の感想

映画「死霊館 エンフィールド事件」の感想です。一作目より圧倒的にこちらほうが好き! 演出が最高でした。

前作<今作

正直、前作を観た時は「世間で言われているほど怖くなかったな……」という印象だったんですが、今作はまさに! 期待通りの怖さでした。ただし、好き嫌いには分かれそうではある。

まあ、そもそも私の場合は「エクソシスト系ホラー」をあまり怖いと感じないタイプなので、前作は怖くないというより好みド真ん中というわけじゃなかったという感じでしたね。なので、好きと言っている人たちの気持ちもわかるし、好きな人は多いだろうなという印象。

その点、今作は「エクソシスト系ホラー」に恐怖を感じないがち(?)の私でもなかなか楽しめる内容となっていました。

意欲を削がれている2人

今作で面白いなと思ったのは、意欲的に活動していたはずのウォーレン夫妻が「しばらく依頼受けるのやめようや……心無い言葉をかけてくる奴らもおるし」というふうに、完全にやる気を失っていること(特にロレイン)。

この辺は難しいところですよね。

悪魔やらなんやらって、信じない人は信じないでしょうし。信仰心がある人なんかは信じるのかもしれないけど。信じない人たちにとってのウォーレン夫妻は「嘘つき」も同然。こういう時に「悪魔は本当にいるんです」と主張しても、それが逆に嘘っぽく見えたりしてしまう。

ウォーレン夫妻も、信じられない人たちの存在は理解できるだろうし、受け入れてもいるだろうけど、心無い言葉をかけられたらそりゃあ疲弊するものです。彼らには幼い娘もいるから、彼らに対する強烈な批判が娘になにかしらの悪影響を与える前に「いったんやめとく?」となるのは、ある意味当然の判断と言えるかもしれません。

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隣人=めちゃくちゃ良い人

ちなみに、今回悪魔に憑りつかれたのはホジソン家の次女なんですが、この家の向かい側に住む夫婦がとても良い人たちでした。悪魔に憑りつかれた! とか言ってしっちゃかめっちゃかになり、さらには物理的被害が出てきたりもしているのに、なんだかかなりホジソン家の味方をしてくれるし、子どもたちを預けられても迷惑そうな顔ひとつしない

個人的な印象(ド偏見)ですが、アメリカよりもイギリスのほうが悪魔的存在を受け入れる人は多そうではある。イギリスって妖精信仰のイメージがあったので。今はどうなんでしょうね。

この隣人夫妻、特に夫のほうがかなり心強かったです。

「シックス・センス」で見たやつも登場

あと、ホジソン家の一室にある屋内テントを見て「既視感!」となりました。

考えてみたら「シックス・センス」(1999)で見たやつだった。あれ、子どもがいる海外の家だと割とよくあるものなんですかね。

中から何が出てくるかわからない感じがあって、ホラー映画の中ではちょっと怖い存在。

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テープの謎(ご都合主義)

そう言えば、テープのシーンも謎でしたね。

謎というか、ご都合主義というか。

エドはいったい何にピンと来たのか。そもそも実話を基にした話とはいえ、超常現象を扱っている時点でご都合主義も何もあったもんじゃないし、これはこれで良かったんですけれど、いまいちしっくりこない感じがありました。

大きなネタバレは控えたいので、どこのどんなシーンだったかは伏せますが。いや本当に「どういうことなの!?」ってなったシーンでした。

そろいもそろってポンコツか?

それに加えて、大人たちが割とポンコツというのもある。

超心理学者で、悪魔が引き起こした霊的な現象に否定的なアニタが「すべてはジャネットの悪戯だ」と主張するシーン。悪魔的力が働き、長男が傷付いた挙句家の中が荒れまくった時に、カメラを確認してみたら実はジャネット自身が物理的に暴れまわっていたということで出た主張ですが。「悪魔なんて存在しない! これはジャネットの質の悪い悪戯よ!」(おぼろげ)みたいなね。

そこに至るまでにも、それだけじゃ説明のつかない現象に遭遇してきている大人たちがなぜか説得されてしまうというポンコツさ。厳密には「いや、何かしらはありそうだけど、否定するだけの証拠は持ち合わせていないんだよなあ……」といったところでしょうけど。

それに、ロレインの場合、「霊的なものを感じない」みたいなところも手伝って強固な姿勢を取れなかったんでしょうけど。

でも、理由、事情はどうあれ、助けを求めてきたホジソン家(とその隣人)を見捨ててしまったことには変わりないわけで。その前に、前提としてウォーレン夫妻は「ちょっといったん依頼を受けるのやめよう……」となっていたところだったので、タイミングが悪かったと言われればそれまでですし。アニタのように声がでかい人が勝つというのも実にリアルではあったんですが。

にしても、ポンコツー!

アニタ・グレゴリーだけは……

この、アニタ・グレゴリー。超心理学者だかなんだか知らないけど!

この人だけはちょっとばかり痛い目に遭ってほしかった! ジャネットを「どうせ悪戯で自作自演しているだけでしょ」的なスタンスでこき下ろし、優越感に浸ったまま終わってしまった。この調子なら、後日誰かが事実を語ったところで「自分の目で見ていないから信じない。気のせいでは?」みたいなことを言いそうじゃない? と思う。

え、あの人、これで終わり? と拍子抜けしてしまいました。子どもを「嘘つき」「悪い子」扱いしておいて、と。まあ、そんなところも含めて好きだったというところはあります。

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映画「死霊館 エンフィールド事件」が好きな人におすすめの作品

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映画「死霊館 エンフィールド事件」が観られる動画配信サービス

※記事執筆時点での情報です(2025年11月09日)。レンタル作品等も含まれます。

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まとめ:パフォーマンスが一段派手に

前作に比べて、パフォーマンスや演出がやや派手だった今作。

前作に引き続き事実に基づいた話ということなので、若干リアルさは薄れますが(笑)。でも、個人的にはこちらのほうが好きでした。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 80% Popcornmeter 82%
IMDb
7.3/10

Filmarks
3.7/5.0

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