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映画「鳥」あらすじ・感想│逃げても逃げても無数の鳥が襲いくる不条理ホラー

鳥_タイトル ホラー

鳥 (字幕版)

さまざまな名作を世に送り出してきたアルフレッド・ヒッチコック監督。

サイコ」や「めまい」などに並び、本作「鳥」もかなり知られた作品ですが、初めてこの作品を観たのが小学生の時。

まだ映画というものに興味はなく(なんで観たのかは忘れてしまったけれど)、ただただ「鳥、怖い……!」とビビり散らかしたのだけ覚えています。

本記事は2024年06月に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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ワンフレーズ紹介

鳥に襲われたらとりあえず目を守るべし。

作品情報

タイトル
原題The Birds
ジャンルホラー、パニック
監督アルフレッド・ヒッチコック
上映時間119分
製作国アメリカ
製作年1963年
レイティング
個人的評価★★★★☆
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あらすじ

ペットショップで店員と間違われ、ミッチ・ブレナーという男性に声を掛けられたメラニー・ダニエルズ。メラニーは、妹にプレゼントしたいとミッチが言っていた「ラブ・バード」を届けるため、彼が帰省していた小さな港町へと向かった。「ラブ・バード」がミッチの手に渡るのを確認し、家に戻ろうとしたメラニーは、途中カモメに襲われ怪我をするハプニングがありながらも、しばらくこの港町に滞在することになるのだった……。

登場人物

(敬称略)

メラニー・ダニエルズ(演:ティッピ・ヘドレン)

ペットショップにいたところ、ミッチ・ブレナーに声を掛けられる。ミッチに惹かれ、彼の妹のために「ラブ・バード」を届けに向かった。

ミッチ・ブレナー(演:ロッド・テイラー)

弁護士。週末はしばしば、家族が暮らす小さな港町であるボデガ・ベイで過ごしている。

アニー・ヘイワース(演:スザンヌ・プレシェット)

教師。ボデガ・ベイの住人のひとり。

リディア・ブレナー(演:ジェシカ・タンディ)

ミッチの母親。息子のことを溺愛している。

キャシー・ブレナー(演:ヴェロニカ・カートライト)

ミッチの妹。人懐こく、メラニーのこともすぐに気に入った。

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映画「鳥」の感想

映画「鳥」の感想です。流石かの有名なヒッチコック監督と言うべきか、かなり実験的な作品だったと思います。めちゃくちゃ怖かった。ちなみに、動物パニックの原点ともいえる作品です。

鳥が襲いくる不条理ホラー

本作の売りは、なんといっても不条理であること。

不条理ホラー。

タイトルから想像が付くとおり、無数の鳥が襲いくるだけのホラーですが、最後まで鳥が襲ってくる理由が明かされることはありません

怖いですねぇ。

いくつか考察はできるものの、それだけ。タイミングを考えると、メラニー自身がこの事態を引き連れてきたような気もするし、「ラブ・バード」が関係しているような気もする。

とにかく、理由がわからないって怖いですよね。

なお、私が初めてこの作品を観たのは小学生の時だったんですが、以降しばらくは鳥(特に群れ)にビビり散らかしていました。この作品を観て「鳥、怖い!」と思った人は少なくないのではないでしょうか。

ちなみに、本作に登場する鳥は調教された鳥だったり、合成だったりしたそうです。

NO映画音楽

本作が実験的な作品であると先に述べた理由はこれなんですが、映画には付きものといっていい音楽(BGM)がこの作品には使われていません

使われているのは、効果音のみ。

鳥の鳴き声とか羽音とか含め、そういうのですね。

これが、観ている人の恐怖心をさらに煽ってきます。こう、日常生活でも、あまりに静かすぎる(音がない)と妙な緊張感を覚えたりしますもんね。

そこを逆手に取った感じで、流石ヒッチコック監督だなという感じでした。

美しさがゆえの不気味さ

本作を観て改めて思ったのは、

美しすぎるって不気味

ということ。

メラニーが鳥に襲われ、呆然としている時。どアップになったメラニー(ティッピ・ヘドレン)を見て、確かに「美しい人だなあ」とは思ったんですが、それ以上に「ちょっと怖い……」という感想を抱きました。

無表情だったというのが大きいんでしょうけれども、無機質な美しさって時に不気味に映るなと。

逆も然りで、鳥の大群が待ち構えている光景は「不気味だなあ」とは思ったものの、同時に「でも美しい……」と感じました。

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目を逸らしたくなる得体の知れない恐怖

中盤、鳥の急襲(狂暴化?)のことを知った町民が「お前のせいだ!」とメラニーを責め立てます。

これがホラーと考えると当然の展開であるようにも感じますが、現実世界ではまあまああり得ない行動ですよね。普通、無数の野生の鳥が人間などにコントロールされるはずもないのですから、「お前のせいだ」というのは的外れもいいところ。

でも、言ってしまう。

……し、こちらも「そうだろうね」と思ってしまう。

物語の中の彼らは、「わからない」というのが一番怖いので「原因」を見つけて排除したいし、観ているこちらも、彼らがどうしてその台詞を放つに至ったかが理解できる

所謂、現実逃避というやつですね。

余所者であるメラニーは丁度良い存在だったでしょう。加えて、先述したとおり、美しすぎるものってどこか不気味に映ったりもしますしね。

メラニーの不気味な行動

あと、個人的に不気味だなと思ったのは、メラニーの行動

自分の好みだったのかもしれないけれど、ペットショップで少し顔を合わせただけの男性に惹かれたからといって、周囲に嘘をつきつつ、家を突き止めるだけでなく妹の名前まで調べ上げるなんて、なんというか、めちゃくちゃストーカー気質じゃないですか?

普通に怖い。

それを無邪気な顔で行っているのが、さらに怖かったですね。

母親との関係

ミッチの母親は、息子(ミッチ)のことを溺愛しています。

だから、息子の連れてきた女性を警戒するし、警戒はするけれども、息子には嫌われたくないのでつらくは当たれないという。

メラニーと一緒にいる時の気まずい空気は、観ているこっちまで気まずくなるようでした。

で、ミッチはそれに気付いているのかいないのか、弱った母親をメラニーに任せたりして、うわあ、気が利かない男だよ……と。

ヒッチコック監督作品の中で最も有名な作品のひとつが「サイコ」だと思うんですけれども、「サイコ」が作られたのが1960年で、本作が作られたのが1963年なので、「サイコ」と同じように母子の歪な関係を描いているのかなと疑ってかかってしまいますよね。

まあ、どちらにしろ「サイコ」に比べるとだいぶ平穏な関係には違いないですけど。

とはいえ、母親の「息子(と娘)がいなくなったら独りぼっちになってしまう!」という気持ちは、わからないでもないですね。途中「あなたの父親だったら……」みたいな発言があったので、ミッチに夫(ミッチの父親)の面影を重ねていたのかもしれません。

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映画「鳥」が好きな人におすすめの作品

映画「鳥」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

  • ミスト(2007)
  • スクワーム(1976)
  • JAWS/ジョーズ(1975)
  • レベッカ(1940)

まとめ:とにかくすごい作品

初見時(小学生の時)は「鳥が気持ち悪い……」程度の感想しか持ちませんでしたが、改めて観てみると、この時代にこれだけの作品が作れたのは流石と言うほかありません。

アイデアがすごいのはもちろん、アイデアを実体化させる技術がすごい。

名作と言われるのも納得です。

Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 94% AUDIENCE SCORE 83%
IMDb
7.6/10

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