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NEW!映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」あらすじ・感想|人生で一度は観ておきたい戦争映画だった……

ペリリュー ―楽園のゲルニカ―_感想タイトル アニメ

映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」の感想です。

可愛らしい絵柄に反して、ドシリアスな戦争映画。

戦争の残酷さをこれでもかというほど描いています。主人公の田丸があまりに普通の人で、派手な活躍をするわけじゃないのがリアル(と言っていいかわからないけれど)だと思いました。

すみれ
すみれ

映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」の見どころは……


  • 可愛らしいキャラデザに似つかわしくないシリアスなストーリー。
  • ずっと変わらない田丸の純粋さ。
  • 田丸と吉敷の友情(吉敷くん、好き)。

本記事は2026年08月19日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

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作品情報

タイトルペリリュー ―楽園のゲルニカ―
原作ペリリュー ―楽園のゲルニカ―/武田一義 著
ジャンルアニメ歴史ヒューマン
監督久慈悟郎
上映時間106分
製作国日本
製作年2025年
レイティングPG12
好きレベル★★★★★

あらすじ

漫画家志望の日本兵・田丸は、その能力を見込まれ、死亡した仲間たちの最後を記録する「功績係」に任命された。しかし、米軍の侵攻が始まり、日本軍は急激に追い詰められていくことになる……。

主な登場人物

(以下、敬称略)

田丸均

板垣李光人

漫画家志望の青年。南国のペリリュー島に配置された。上官の島田少尉に「功績係」に任命される。

吉敷佳助

(声:中村倫也)

田丸と共に行動することが多い青年。銃の扱いがうまく、勇敢。

島田洋平

(声:天野宏郷)

田丸や吉敷の上官。田丸たちが所属する小隊の隊長で、劣勢な状況においてもリーダーシップを発揮する。

小杉三郎

(声:藤井雄太)

丸眼鏡が特徴で、飄々とした性格。特攻を逃れたあと、しばらくは田丸と吉敷と行動を共にする。

泉康市

(声:三上瑛士)

島田少尉に憧れている青年。

片倉憲伸

(声:茂木たかまさ)

国のためなら冷酷な判断ができる日本兵。淡々と敵を倒していく。

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映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」の感想

映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」の感想です。可愛らしいキャラクターからは想像もできない凄惨なお話で、見入ってしまいました。

可愛いけど内容はドシリアス

本作は戦争映画

なので、少し考えてみればわかることでもあったんですが、可愛らしいキャラクターには似合わないドシリアスなストーリーとなっておりました。

そもそも、第二次世界大戦中の「外側」のことはあまり知らず、自分の無知さに恥じ入るばかり。戦争というと、国内のことに焦点が当てられがちだけれど、近年では「外側」でのこともよく描かれるなと。ペリリュー島の戦いもそのうちのひとつですね。

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衝撃的な小山の死

まず、序盤にある小山青年の死

田丸の初めて(?)の友達で、なんとなく気が合いそうな感じ。ただ、田丸と違うのは「父親のように立派に戦死してみせる……!」と願っているところ。

そんな小山青年の死因は、転倒して頭をぶつけたこと。とても残酷だなと思いましたね。正直、ここでいったん呼吸を整える必要があったレベルで衝撃を受けました。

このあとにも、味方による銃の暴発を食らって亡くなる兵士がいたり、不発弾を踏んづけて吹っ飛ぶ兵士(気をつけていれば避けられた)がいたり。小山の場合はあからさまに他の兵士たちに「無駄死に」と揶揄されていましたが、そんな地獄を淡々と描いている。

こういった死を通ってきたあとの、重傷を負った兵士の「なるべく早く死んだもん勝ち」という言葉ね。「無駄死に」と言われた小山だけれど、確かに一番楽な死に方だったかもしれない。そう思ってしまう。地獄。

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戦争を知っていく田丸

それで、肝心の田丸ですが、序盤はわりと……いや、かなり呑気なんですよね。「君がいるのは戦場だぞ!?」と言いたくなる。

でも、自分の死をはっきり思い浮かべられる人ってきっと多くはないのでしょう。自分だけは大丈夫、というあれ。楽観性バイアスが働いているようにも見えます。

そこに小山の死があって、次いで特攻を命じられ、戦争の地獄に静かに絡め取られていく。原作のほうも読んだんですが、あちらのほうがいろいろ細かく描写してありましたね。

個人的には、原作で「お国を守るために死ぬ? でも、少なくとも、ここにいるみんなは水を手に入れるために死んだ」というところが強く印象に残っています。映画にあったっけ? このシーン。

勇敢に田丸の前を行く吉敷

なんかね、もう、吉敷くんですよ。

これ、原作だともっと(感想を)言いたいことがあるんですけど。

映画に限って言えば、勇敢でとても頼りがいがある男の子でしたね。大好き。田丸は吉敷がいなかったらわりと序盤のほうで死んでいたと思う。

でも、吉敷は吉敷で田丸に救われていたところもあったのでしょう。だって、戦争という過酷な状況に順応しつつあったとはいえ、田丸って基本的に捻くれていないというか。時間が経過してもそのまんま。擦れないし、嫌なことを考えない、言わない。そういうのに救われることってありますね。

この吉敷の存在はかなり大きかった

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米軍が苦戦したであろう日本軍の徹底抗戦

序盤、米軍がペリリュー島に上陸してくるシーン

「あ、これ無理だ」と思ってしまうほどの圧倒的な力の差があるように見えました。戦車だなんだ、持てる武器からしてもう違う。

ただ、米軍サイドからしてみると、日本軍がここまで粘るとは思わなかったんじゃないのかなとも感じます。きっと米軍のほうも相当数の戦死者を出したでしょうね。

アメリカ兵が死を前にして「ママ」と口にするシーンには心が抉られるようでした。「鬼畜米英」という言葉すら存在する世の中で。田丸と吉敷が「この人も人の子(自分と同じ人間)なんだ」と認識してしまう。

吉敷は果敢に敵に立ち向かうも性根が優しい人ですし、田丸も漫画家を志望しているだけあって想像力や共感力が豊か。倒さなければならない敵の「ママ」を聞いてしまった2人の気持ちを考えるともうね。つらいですよ。

全方面に丁寧に地獄を描いている映画でした。子どもに観てほしい戦争映画だった(PG12なのでそこだけ要注意)。

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映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」が好きな人におすすめの作品

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映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」が観られる動画配信サービス

※記事執筆時点での情報です(2026年08月19日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。

NetflixU-NEXTAmazon Prime VideoHuluAmeba TVFOD(PREMIUM)
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まとめ:実写だったら耐えられなかったかもしれない映画

これたぶん、実写だったら耐えられなかった。

そんなレベルでまあまあ凄惨な描写を含んだ映画でした。でも、目を逸らしてはいけない事実(田丸たち自身は創作ですが)。

原作が欲しい(紙で読みたい)。

Rotten Tomatoes
Tomatometer ―% Popcornmeter ―%
IMDb
7.2/10

Filmarks
3.9/5.0

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