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映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」あらすじ・感想|意外とちゃっかりグロありで面白い!

フィアー・ストリート Part 1:1994_タイトル スリラー

「フィアー・ストリート Part 1:1994」。

ザ・理不尽! なスラッシャーホラー(スリラー)でした。

たぶん、「スクリーム」シリーズ(1996~)とかが好きな人は好きなんじゃなかなって。グロいシーンも一部あり。

※本記事には、ラストを除くネタバレが一部含まれます。ご注意ください。

本記事は2025年06月01日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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ワンフレーズ紹介

魔女に見つかったら、もう終わり。

作品情報

タイトルフィアー・ストリート Part 1:1994
原題Fear Street Part 1: 1994
原作フィアー・ストリート/R・L・スタイン著
ジャンルスリラー、ホラー
監督リー・ジャニアク
上映時間107分
製作国アメリカ
製作年2021年
公開年(米)2021年
レイティング
個人的評価★★★☆☆

あらすじ

アメリカのとある街シェイディサイドでは、何世紀も前から悲劇が繰り返されてきた。そして今――1994年でも、ショッピングモールで11人もの人が惨殺されるという事件が発生。人々は、これらの悲劇を「魔女サラ・フィアーの呪い」と噂する。女子高生のディーナもまた、シェイディサイドで鬱々と暮らすうちのひとりだったが、不運にも噂の呪いに巻き込まれることになり――。

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主な登場人物

(敬称略)

ディーナ

(演:キアナ・マデイラ)

将来を悲観しながらシェイディサイドで暮らす女子高生。かつてはサムの恋人だった。

サマンサ・フレイザー

(演:オリヴィア・スコット・ウェルチ)

通称「サム」。ディーナの恋人だったが、シェイディサイドから引っ越していったことで破局。今は別の恋人がいる。

ジョシュ

(演:ベンジャミン・フローレス・Jr)

ディーナの弟で、ケイトに好意を寄せている。「魔女サラ・フィアーの呪い」を信じており、ずっと前から調べていた。

ケイト

(演:ジュリア・レーバルト)

ディーナの友人。「魔女サラ・フィアーの呪い」に巻き込まれ、共に奔走することになる。

サイモン

(演:フレッド・ヘッキンジャー)

ディーナとケイトの友人。お調子者。

ニック・グッド

(演:アシュリー・ズーカーマン)

保安官。ディーナとサムに殺人鬼について訴えかけられるが、軽くあしらってまともに取り合わなかった。

ピーター

(演:ジェレミー・フォード)

サムの今の恋人。

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映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」の感想

映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」の感想です。主人公のディーナが清廉潔白じゃないというところが、なかなか興味深かったです。

理不尽スラッシャーホラー

本作は、理不尽なスラッシャーホラーでした。

映画「スクリーム」シリーズ(1996~)とか「ハロウィン」(1978)とか、ああいうのが好きなら、きっとハマるんじゃないかなという作風。ただし、ベースになっているのが魔女の呪いなので、「スクリーム」よりもさらに理不尽度は上がる感じ。

ディーナもまあまあやっている

というか、ディーナがまあまあやっている(?)。

あの、例えば「スクリーム」とかだったら、主人公のシドニーって割と清廉潔白というか、普通に良い子という感じですよね。

でも、ディーナは結構やばい奴

乗っているバスが、元カノが転校した学校のメンバーが運転する車(元カノ同乗)に煽られたからって、水の入ったドラム缶? みたいなヤツをぶつけようとする。結局、「これはさすがにヤバくない?」と友人のケイトに止められるものの、うっかりドラム缶を倒してしまって件の車に水をぶっかけ、事故を誘発するというね。

相手に腹が立っていたのはわかるけど、感情的になってこんなことをやる人間は怖すぎる。距離を置きたくなっても仕方ないと思うよ、サム……。

ちなみに、サムという名前はなんてミスリード! 名前だけ登場していた時には、ディーナの元恋人ということもあって、完全に「サム」という名前の男だと思っていた……し、ディーナが恨みがましい目でサムとサムの現恋人を見つめるシーンでは、男女(サムとピーター)一緒に映っていたものだから、ピーターのほうを「元恋人(サム)」だと勘違いしました。

で、次の元恋人の登場シーンで「サマンサ(サム)かー!」って。この演出、結構好きだったな。

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グロあり!(可哀想)

あと、少ないですがグロもあります

サイモンもヤバかったけど、特にケイトのグロシーンが「わわわ、マジィ!?」ってなりました。なんていうか、ここが一番の理不尽シーンだったかも。

ディーナと違って、サムとそう親しいわけじゃなかったみたいなのに、巻き込まれた挙句あんなことになってしまうなんて。

この魔女の呪いは、基本的にサムに関わらなければ「脱出可能」なので、胸糞度が結構高い。見て見ぬ振りをしていれば、ケイトは何事もなく助かっていた。なのに、サムを見捨てられなかったがために酷いことになってしまった。

それだけなら「ひとつの判断がもたらした凄惨な結果」でしかないんだけど、ケイトやサイモンの死をディーナがあまり悼んでいないように見えるので、「胸糞ー!」って。

ケイトの切り替えの早さ

ただ、ケイトの判断というか、切り替えの早さはいまいちわかりませんでした。

直前までは「サムを差し出そう!」と言っていたし、私もおおむね「そうすべきよね(人でなし)」って感じだったんですが、ジョシュがあるヒントを見つけた瞬間、コロッとサムの味方についた。たぶん、それはケイトなりの正義感なり情だったりから来た判断だったのだとは思う。

でも、自分の命を懸けてまでできることかな? というのはある。

それで助かる見込みがあるならまだしも、殺人鬼に追われることが100%わかっていて、しかも自分ひとりなら確実に逃げられる状態で「あなたを助けるわ!」というのは、ケイトの性格としてあまりリアリティーがないような気がしました。

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ノンデリだったディーナ

そして、ディーナが普通にノンデリ(デリカシーがない)。

なにこいつ? ってなってしまう。スラッシャーホラーにしては珍しく、主人公にあまり感情移入ができませんでした。

スラッシャーホラーって、基本的に、主人公は良い子(人)でなければいけない。なぜなら、そうでないと「可哀想」「理不尽すぎる」と思ってもらえないから。

……と、そのはずなんですが、ディーナはその辺のスラッシャーホラーの主人公とは一味違う。ケイトがやられたのを知ったあとにも「サム、サム!」って感じで、「これはケイトが報われなさすぎるやで……」ってなったし。ケイトに好意を寄せていて、実際に良い雰囲気にまでなっていたジョシュの目の前で「サムがいれば何もいらないわ!」的な態度(実際に言葉にはしていないけど)。

姉ちゃん、もうちょっと弟のことを慮ろうよ……。状況が状況にしてもさ。

結論!スラッシャーホラーは面白い、けど……

結論、スラッシャーホラーの醍醐味はしっかり網羅しているようで、ストーリーとしては面白かったです。

ただ、個人的にはあまりディーナが好きになれなかったかなというところ。一番良いキャラをしていたのは、ディーナの弟ジョシュでした。本作のMVPは間違いなく彼。

とりあえず、原作があるようなので、そちらも読んでみたい気はします。

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映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」が好きな人におすすめの作品

映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:判断する前に続編を観てから

個人的には「面白かった!」「でも……」と続いてしまいそうになる(つまり「惜しい!」という感じ)映画でしたが、続編もあるのでそちらを観てから判断したいところですね。

とりあえず、これから2025年公開の「プロムクイーン」まで鑑賞していきたいと思います。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 84% Popcornmeter 63%
IMDb
6.2/10

Filmarks
3.5/5.0

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