
ダイバージェント(字幕版)
映画「ダイバージェント」。
以前から気になっていた作品ではあったんですが、三作一気に配信に降りてきたので観てみることにしました。
まあ、面白いは面白かった。でも、正直、割とありがちな展開……と思ってしまいました。原作を読んだことはないので、どこまで忠実かはわからないんですけれども。
本記事は2025年03月14日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。
ワンフレーズ紹介
ドキドキの性格診断!
作品情報
タイトル | ダイバージェント |
原題 | Divergent |
原作 | ダイバージェント 異端者/ヴェロニカ・ロス著 |
ジャンル | SF、アクション |
監督 | ニール・バーガー |
上映時間 | 139分 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2013年 |
公開年(米) | 2014年 |
レイティング | G |
個人的評価 | ★★★☆☆ |
あらすじ
近未来。世界崩壊後のシカゴ。人々は16歳になると性格診断を受け、「無欲(アブネゲーション)」「平和(アミティー)」「高潔(キャンダー)」「勇敢(ドーントレス)」「博学(エリュダイト)」の5つの派閥のどれかに所属して生きていくことに。しかし、中にはそのどれにも所属しない者がいた。「異端者(ダイバージェント)」と呼ばれる者たちが――。
主な登場人物
(敬称略)
ベアトリス・プライアー – Beatrice Prior(演:シャイリーン・ウッドリー)
性格診断を受けた際「異端者」と見なされるものの、それを隠し、儀式では「勇敢」を選択。名前を「トリス」に変えて「勇敢」の一員として生きることに。
フォー – Four(演:テオ・ジェームズ)
「勇敢」の幹部のひとり。本名はトビアス・イートン。トリスを気にかけている。
ケレイブ・プライアー – Caleb Prior(演:アンセル・エルゴート)
トリスの兄。「博学」に所属している。
ナタリー・プライアー – Natalie Prior(演:アシュレイ・ジャッド)
トリスの母。もともとは「勇敢」だった。
アンドリュー・プライアー – Andrew Prior(演:トニー・ゴールドウィン)
トリスの父。「無欲」に所属している。
ジェニーン・マシューズ – Jeanine Matthews(演:ケイト・ウィンスレット)
「博学」のリーダー。「博学」こそがトップに立つべきと考え、行動を起こす。
映画「ダイバージェント」の感想
映画「ダイバージェント」の感想です。話としては、ちょっぴり典型的。だけど、この突っ走る感じがとても面白かったです。
典型的なヤングアダルト映画
先述しましたが、本作を観て抱いた第一印象は「典型的なヤングアダルト映画だな」ということ。
なんていうか、「ハンガー・ゲーム」(2012)とか「メイズ・ランナー」(2014)とか、ああいうタイプの映画。なので、残念なことに、新しさはほとんどありませんでした。
いわゆる、ヤングアダルト向け映画あるあるの連続という感じ。
山がない展開
私は、前に挙げた「ハンガー・ゲーム」も「メイズ・ランナー」もシリーズを通してすべて観ていますし、面白くて大好きなんですが、似たストーリーである本作は、いまいち山場みたいなものを感じられなくて残念でした。
ちょこちょこトリスが苦労していそうなシーンはあるものの、割とサラッと流されてしまっていたような印象。
淡々と進み、淡々と終わるから「えっ、これで終わりなの……!?」となってしまう。ハラハラ感はあまりありませんでした。
疑問の残る恋愛的展開
そして、トリスとなんやかんやで良い雰囲気になるフォーですが。
「なぜ?」が多い。
「勇敢」の幹部で、どちらかといえば新人たちを管理する側にいたフォーが、いつトリスに好意を持ったのかかなり謎でした。
不出来な少女がめげずに頑張っているから目について、そこから応援したくなっちゃった的なアレでしょうかね? 判官贔屓的な。
それか、危険も顧みず真っ先に落ちてきたトリスに興味を持ったとか。
だとしたら、もう少しそのあたりの描写を深くお願いしたかったところです。
よくわかりにくかったので「あれっ、この子たち急に愛し合い始めたワン!?」ってなっちゃった。
主演のシャイリーン・ウッドリー
なお、真新しさがないなと感じた原因のひとつには、主役トリスを演じたシャイリーン・ウッドリーの存在もありました。
いや、彼女が悪かったわけではない。
私は彼女の存在を初めて知ったんですけれども、シャイリーン・ウッドリー自身はとても素敵な女優さんなんだと思います。
ただ、なんとなく「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンスと被るところがあったんですよね。こう、髪型とか(?)強気なところとか、雰囲気とか。
なので、「この感じ、どこかで見たなあ……」と思いながら鑑賞しました。
続編に期待
ただ、本作は序章という感じがしました。
たぶん、続編ありきの作品。
「俺たちの戦いはこれからだ!」じゃないけれど、内容的に、トリスたちの戦いは始まったばかり。続編に期待したいという程度には面白かったです。
自分に当て嵌めたらの面白さ
「勇敢」「平和」「高潔」「無欲」「博学」。
本作の世界線にあるのはこの5つの派閥ですが、人間の性格って、この5つだけしかないわけはないですよね。「内気」とか「人見知り」とかも作ってほしい(笑)。でも、上の羅列を見る限り、一見するとポジティブなものしか駄目なのかも。
自分だったらどれになるだろう? みたいなことを考えてみるのも、結構楽しかったです。
私の場合は、絶対に無欲ではない……(煩悩まみれなので)。というか、勇敢ではないし、平和も微妙。完全に高潔じゃないし、博学でもない。
奇跡的にどこかに属せたとしても、すぐ「無派閥」に落とされてしまいそう。
個人的には「平和」が穏やかそうでいいなあ、と思うのでした。
映画「ダイバージェント」が好きな人におすすめの作品
映画「ダイバージェント」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- ダーケスト・マインド(2018)
- アグリーズ(2024)
- シャドウハンター(2013)
まとめ:とにかく突っ走る系の映画が好きな人に
主人公トリスが、とにかく頑張って強さを手に入れていくストーリーです。
目標(目的)に向かってひたすら走る! という感じ。
「勇敢」で、強さと同時にある種の冷酷さも身につけていくのも見どころのひとつ。「勇敢」であるためには、時に冷酷な判断をしなければならないこともあるということでしょうね。
Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 41% AUDIENCE SCORE 69%
IMDb
6.6/10