
バック・トゥ・ザ・フューチャー (字幕版)
ロバート・ゼメキス監督といえば、映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994)や「キャスト・アウェイ」(2000)、「ロジャー・ラビット」(1988)などさまざまな名作を生み出していますが、やはり本作。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のイメージが強いという人が多いのではないでしょうか(ちなみに、私は「ロジャー・ラビット」がめちゃくちゃ好き)。
子どもの頃に何度か観たことはあったのですが、先日、地上派で改めて放送されていたので、久々に鑑賞してみました。……やっぱり面白い!
本記事は2025年03月14日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。
ワンフレーズ紹介
ママ……い、いや、違うんだって、ママ!
作品情報
タイトル | バック・トゥ・ザ・フューチャー |
原題 | Back To The Future |
ジャンル | SF、コメディー、アドベンチャー |
監督 | ロバート・ゼメキス |
上映時間 | 116分 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1985年 |
公開年(米) | 1985年 |
レイティング | PG12 |
個人的評価 | ★★★★☆ |
あらすじ
ある日、歳の離れた友人のエメット・ブラウン博士(通称:ドク)から、タイムマシンが完成したことを聞かされた高校生のマーティ・マクフライ。タイムマシンの実験を手伝うことになったマーティだったが、実験材料であるプルトニウムを調達するために、ドクがリビアの過激派を騙したことが発覚。深夜の実験中に、過激派の襲撃に遭い、ドクが倒れてしまう。タイムマシンの車に乗ってなんとか逃げようとするマーティは、そのまま30年前にタイムスリップしてしまうのだった――。
主な登場人物
(敬称略)
マーティ・マクフライ – Marty McFly(演:マイケル・J・フォックス)
冴えない家族に多少の不満を抱きつつも、愛する彼女もいて、平凡な生活を送っている男子高生。好きなものはスケボー。夢はバンドマンになること。
エメット・ブラウン博士 – Dr. Emmett Brown(演:クリストファー・ロイド)
マーティの歳の離れた友人。タイムマシンの発明は長年の夢であった。
ロレイン・ベインズ・マクフライ – Lorraine Baines McFly(演:リー・トンプソン)
マーティの母親。
ジョージ・マクフライ – George McFly(演:クリスピン・グローヴァー)
マーティの父親。
ジェニファー・パーカー – Jennifer Parker(演:クローディア・ウェルズ)
マーティの恋人。
ビフ・タネン – Biff Tannen(演:トーマス・F・ウィルソン)
ジョージのことをいじめていた人物。ロレインに好意を寄せているらしいが……。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の感想
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の感想です。何度か観て、話の流れを知っていてもなお面白いと感じられる名作ですね!
タイトル「未来に戻る」
今まであまり深く考えたことはなかったんですが、思ってみれば「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back To The Future)」というタイトルって、結構面白いですよね。
直訳すると「未来に戻る」。
過去に戻るのはわかるけど、未来に戻るって……?
まあ、内容を知っていれば「なる、そういうことね!」となるんですけれども。
マーティの視点からすると、「過去」には行くわけで、過去から見た「未来」――つまり「現在」に戻るというのが実際に正しい。
「未来」と「戻る」。一見すると正反対な単語を結びつけることで、キャッチーなタイトルになっています。
万人受けする作品
また、本作は万人受けするタイプの作品だと思っています。
私は一応映画好きを名乗っているわけですが(だからといって詳しいわけではない)、「好きな映画は?」と聞かれるとちょっと困る。
でも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか答えると、「本当に映画好きなの……?」と思われそうだなあなんて常々思っています。
というのも、別に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が悪いのではなくて……いや、むしろ逆で。
あまりに名作すぎて、名作であるというのが当たり前すぎて、「特別にこれが好き!」とは答えづらいというか。映画好きじゃない人も、だいたいは大まかなあらすじぐらいは知っている有名作品ですものね。
そもそも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を嫌いという人に出会ったことがない。
美男子マイケル・J・フォックス
本作の主人公マーティ・マクフライを演じたマイケル・J・フォックス。
いやあ、美男子ですね。
本作を初めて観た子どもの頃はなんとも思っていませんでしたが、大人になって見るととても美しい人だとわかります。素晴らしい俳優さんです。
両親の若かりし頃
本作は、30年前にタイムスリップしたら、主人公が実の母親に惚れられてしまってどうしよう! というお話でした。
普通に考えて、同年代ぐらいになったとはいえ、親とわかっている相手に迫られるってなんという地獄(笑)。
でも、不思議な感じがしますよね。
親にも自分のように若く、はっちゃけていた時代があったんだなって。当然といえば当然なのかもしれませんが、自分の親が……と考えると、うまく想像できない。
特に、マーティの場合、自分が知っているのは異性交遊に厳しい母だったということもあり、魂が抜けるほど驚いたでしょうね。
なにこれめっちゃ肉食系女子やん! みたいな。
名悪役ビフ・タネン
また、本作に登場するビフ・タネンはまさに名悪役でしたね!
もはや悪役の代名詞と言ってもいい。
典型的ないじめっ子。
ガラが悪くて、学校でのヒエラルキーは上のほう(たぶん)。ちょっと脅せば人は言いなりになると思っている。そして、世の中を斜に見ていて、自分は優れた存在だと思っているので、大人に対しても舐めた態度を取るという。
近年の映画に出てくるいじめっ子はだいたいビフ・タネン気質。
嫌な奴ではあるんだけど、彼の存在こそが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をさらに面白くしてくれていました。
マーティが過去に行って、なんやかんやあって戻ってくるだけでも、映画としては成立しそうなものだけれど、ビフ・タネンがいることによって、マーティにとっての「現在」がどのように変わったのかが、かなりわかりやすくなっているんですよね。
後世に残る素晴らしい悪役だったのではないでしょうか。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きな人におすすめの作品
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- アバウト・タイム~愛おしい時間について~(2013)
- バタフライ・エフェクト(2004)
- アダム&アダム(2022)
- ハロウィン・キラー!(2023)
まとめ:見ていて飽きないタイムパラドックスもの
過去に戻って歴史を変えると、それが現在にも影響する……。
ということで、ママに惚れられてしまったことで、危うく自分の存在が消えるところだったマーティ。意図せずに消滅しかけるなんて怖すぎますね。
ゼメキス監督はコメディー描写も非常にお上手で、本作にも、観ていてクスッと笑えるシーンが多数あります。面白かった!
Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 93% AUDIENCE SCORE 95%
IMDb
8.5/10