
シン・デレラ
映画「シン・デレラ」の感想です。
原題は「Cinderella’s Curse」、つまりシンデレラの呪いということ。まあ、そういうことですね。
雰囲気としては、グリム童話のほうのシンデレラに近い感じでした。ただ、肝心のヒロインがチョロインすぎてちょっと面白い。普通のB級映画という印象。

映画「シン・デレラ」の見どころは……
- ざまあ(復讐)全振り!
- 童話にのっとった罰の与え方(一部)。
- 躊躇いのなさ。
本記事は2026年04月14日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | シン・デレラ |
| 原題 | Cinderella’s Curse |
| ジャンル | ホラー、スリラー、ファンタジー、B級映画 |
| 監督 | ルイーザ・ウォーレン |
| 上映時間 | 82分 |
| 製作国 | イギリス、アメリカ |
| 製作年 | 2024年 |
| 公開年 | 2024年 |
| レイティング | R15+ |
| 好きレベル | ★★☆☆☆ |
あらすじ
父親は失踪し(継母談)、継母や義姉たちにいじめられながら生活していたシンデレラ。シンデレラはある日、庭で不思議な本を見つける。本を開くとフェアリーゴッドマザーが現れた。「舞踏会で王子様と踊りたい」という願いは叶えられ、舞踏会に招待されたシンデレラは王子様と踊ることができたが――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
エラ/シンデレラ
(演:ケリー・ライアン・サンソン)
継母や義姉たちにいじめ抜かれている美しい娘。味方は使用人の女性とその幼い息子のみ。王子様に憧れている。
ダイアー夫人
(演:ダニエル・スコット)
シンデレラの継母。シンデレラの父親については「町に行ったまま行方不明になった」と説明している。
イングリッド
(演:ローレン・バッド)
シンデレラの義姉。
ハンナ
(演:ナターシャ・トシーニ)
シンデレラの義姉。
レヴィン王子
(演:サム・バレッド)
王子。偶然出会ったシンデレラを舞踏会に招待する。
映画「シン・デレラ」の感想
映画「シン・デレラ」の感想です。ざまあに全振りしていてスカッとはしつつも、やっぱりシンデレラがチョロインすぎる! な映画でした(笑)。
復讐に全振り
先述したとおり、ざまあに全振りした映画でした。
つまり、シンデレラによるシンデレラのための復讐映画。
なので、それなりにスカッとするし、好きな人は好きそうではある。……ただ、個人的にいまいちスカッとしきれなかったのは、シンデレラがあまりにチョロイン(チョロいヒロイン)すぎるからでしょうね。
まあ、王子様にコロッといってしまうところまではわかる。普通なら「ん?」と違和感を覚えるところだったとしても、境遇が境遇で、孤独を感じていたでしょうしね。
でも、自分をいじめ抜いてきた義姉たちに少し優しくされたぐらいでほだされるのは、さすがに意味わからん! となってしまった(笑)。義姉たちにはもうちょっと時間をかけて、丁寧にシンデレラを騙してほしかったところ。
そうでないと、いざ復讐展開が始まっても100%の感情移入はできないというか。あれで「許すわ……」ってなったあなたもたいがいよという気持ちになってしまう(加害者が100%悪いというのは前提で)。
回収してほしかった設定
あと、使用人(女性)の息子はどうなったの? というのもある(笑)。
意地悪な継母と義姉たちに囲まれて過ごすシンデレラの唯一の味方は、使用人の女性とその息子。この使用人は継母たちに残忍な方法で殺されてしまって、気がついたら息子のほうもいない! な状況なわけですけれど。
ああ、こっちもやられてしもーたんか……と思いきや、どうやら手首を縛られて捕まっているだけらしいというのが明らかになるんですよね。
なのに、その後は一切出てこず。エンドロールが流れ始めたときの第一の感想が「え、あの子どうなったの!?」でした(笑)。別に話の本筋には関係ないのですけどね、そういう設定(展開)にするならちゃんと回収してほしかったかなと。
ラストのあの感じだと、誰にも見つけてもらえずバッドエンドということもありそう(ホラー)。
合うところ、合わないところ
もう一点、劇中でも言及されていた「0時になったら魔法は解ける」という部分。
本音を言えば、もう少し触れてほしかったなあというところ。全然活用されていなくてちょっと残念。
それに対して、ここは良かった! というのももちろんあって。それは、靴を武器として(継母たち含む)舞踏会の参加者たちを追いかけるシンデレラが、義姉ハンナに対して「あーら、靴が合わないようですわねえ?」と足の指先を切り落とすシーン。
ディズニーver.ではない童話シンデレラのほうに、母親の命令でガラスの靴が合わない娘の足を切り落とすという展開がありましたが、たぶんあれを意識したシーンだろうなと。
……でもね、これができたのに0時設定を活かしきれなかったのが、やっぱり残念でならない!
王子の本性
そして、王子の本性についても。
結局、この王子という奴も義姉サイドの人間。
別にシンデレラに何をされたわけでもないのに、最初から玩具にしようとしているあたり、ひでえ奴だよほんと……とはなるんですが、本性を明らかにするのが早かったかなという気がしないでもない。どうせなら、舞踏会のシーンぐらいまでは良い王子を演じていてほしかった。
シンデレラに粉を掛けた次のシーンではもう嫌な奴になっていたので、ちょっと物足りなさがありましたね。
まあ、実際シンデレラからしたら、舞踏会で王子の本性を知ることになったわけですけれども、そういうシンデレラ視点で楽しみたい内容ではあったかなと思います。
ラストの展開
それにね、ラストの展開には「!?!?」ってなってしまったわけですよ。
それ許されるの!? みたいな。
ネタバレ防止でどんな最後だったかについては言及しませんが、それにしてもね。こういう話って、一見(主人公が)最強っぽくても、主人公は主人公で理不尽なルールの中で動かなきゃならなくて、それを破れば主人公自身に火の粉がかかる、みたいなのが良かったりするので。
なんでもアリ! のようになってしまうと、意外と面白くなくなったりするんだなあと再確認しました。
なお、俳優さんたちの演技はとても良かったですよ。
映画「シン・デレラ」が好きな人におすすめの作品
映画「シン・デレラ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- テリファー(2016)
- ラバーボーイ(2014)
- ファイナルガール(2014)
- ベアリー 悪熊(あくま)のぬいぐるみ(2021)
映画「シン・デレラ」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年04月14日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:グロさは楽しめる
ストーリーに関してはツッコミどころ満載で、鑑賞後も「あれ、どうなったん?」と思う部分がなくはないものの。
グロさはなかなかのものでした。
個人的に好きだったのは、やっぱり義姉ハンナが足の指をチョッキンされるシーンかなあ。あれはけっこうちゃんと痛そうで「うわー!」ってなりました。
ノブレス・オブリージュという言葉を知らなそうな舞踏会の招待客たちは「ざまあ!」でしたね。
Rotten Tomatoes
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IMDb
3.4/10
Filmarks
2.7/5.0


