映画「フィアー・ストリート Part 2:1978」の感想です。
映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」(2021)の続編にあたる作品。
前作の続きでありながら、舞台は1978年! ホラーあるある(?)でサマーキャンプ中に起きた出来事を深掘りしていくという感じでした。
若干登場人物にイラッとする部分がありつつも、だいたいは楽しめましたよ。

映画「フィアー・ストリート Part 2:1978」の見どころは……
- 舞台が70年代のサマーキャンプ(ホラーあるある!)。
- 明かされる事実と増える謎。
- 次作が楽しみになるような予告映像。
本記事は2026年03月04日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | フィアー・ストリート Part 2:1978 |
| 原題 | Fear Street Part 2: 1978 |
| 原作 | フィアー・ストリート/R・L・スタイン著 |
| ジャンル | ホラー、スリラー |
| 監督 | リー・ジャニアク |
| 上映時間 | 110分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2021年 |
| 公開年(米) | 2021年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★★★☆ |
あらすじ
前作に登場したディーナと弟のジョシュは、魔女サラ・フィアーに取り憑かれたと思われるサムを連れ、なにやら事情を知っているらしいバーマンの家にやって来た。助けを求める2人に対し、拒絶する姿勢を見せたバーマンだが、やがて過去、自分に起きた出来事を語り出す。昔参加したサマーキャンプで、家族を失ったというのだ――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
シンディ・バーマン
(演:エミリー・ラッド)
ジギーの姉で、サマーキャンプに監督生として参加している。トミーと交際中。シェイディサイドを出て行くことを目標に頑張っている。
ジギー・バーマン
(演:セイディー・シンク)
シンディの妹で、サマーキャンプに参加中。他の参加者たちと馬が合わず、いじめに遭っている。姉ともぎこちない関係。
トミー・スレイター
(演:マッケイブ・スライ)
シンディの恋人。真面目なタイプで、子どもたちからの信頼も厚い。
アリス
(演:ライアン・シンプキンス)
監督生としてキャンプに参加中だが、性に(良くない)薬にといろいろ奔放な女性。かつてはシンディの友人でもあったが、現在は距離を置いている。
シーラ
(演:キアラ・オーレリア)
ジギーをいじめるグループのリーダー格。
ニック・グッド
(演:テッド・サザーランド)
キャンプの監督生のひとりで、ジギーに好意を持っている。亡き父が警察署長だったため、将来を期待されている。
映画「フィアー・ストリート Part 2:1978」の感想
映画「フィアー・ストリート Part 2:1978」の感想です。中盤(なんなら終盤あたり)まではイライラする部分がありながらも、最後にはなぜか満足して終わりました(笑)。
バーマンの過去が明らかに
本作は、前作「フィアー・ストリート Part 1:1994」(2021)にも登場したC.バーマンと名乗る女性の過去を深掘りしていくというお話でした。「私は昔、魔女の呪いで家族(姉妹)を失ったの……」というところから、過去編へと突入!
なので、前作の主人公たちは、あくまでもシリーズの中での主人公ポジションは崩さないままに、本作ではちょい役扱いでしたね。
舞台は70年代のサマーキャンプ
で、本作の舞台はサマーキャンプだったわけですが。
映画「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」(2015)などでもそうだったように、70~80年代を舞台にしたティーンホラーあるある! という感じでちょっとテンションが上がりました。
まあ、子どもが大勢いて大人の目が届きにくい環境という点で、スリラーやホラーといったジャンルと相性が良いのでしょうね。日本だと普通に大人も複数名配置されそうだけど、こういうティーンホラーに出てくるサマーキャンプって極端に大人が少ない(笑)。
カウンセラーと言って、高校生ぐらいのお兄さんお姉さんが監督しているような描写が多い。この辺、実際はどうなんだろう? と思う(サマーキャンプ未経験より)。
この映画の中にも、大人と言える大人は、トミーを襲った看護師さんしかいなかったように思うけれど。これだけでもだいぶ大変な事件なのだから、警察は、せめて何名か責任能力のある大人を置いて帰ってほしかったところ。まあ、それで魔女の呪いが回避できたかというとそんなことはないと思いますが。
登場人物は微妙
正直、主人公含め、登場人物はかなり微妙でした(笑)。
終盤あたりまでは、けっこうイラッとさせられる。
まず、序盤から「マジか、こいつ!?」となるシーラですね。ジギーに対して魔女だと言いがかりをつけた挙句、本気で焼き殺そうとする残虐さ(取り巻きですらドン引きするレベル)。イラッとするのを通り越して、この尋常でない加害性はカウンセリングを受けたほうがいいだろうと思う。
まあ、使っていたのは手持ちのライターですから、それ一本で本気で殺せると思っていたわけではないだろうけど、それでも実際にジギーを拘束したうえで肌を焼いているわけですからね。これ、暴行事件じゃん! とはなる。
次に、ジギーの姉シンディ。
この人も「え、なに?」ってなるシーンが多々あります。この人にもこの人なりの事情や考えがあったのはわかるんですけどね、明らかにひどいいじめに遭っている妹を目の当たりにしても心配の一言も口にしないし。なにより、シーラに肌を焼かれたあとでさえ、いじめっ子側のストーリーを信じて「あなたがキャンプを追い出されたら私も追い出されるんだからね!」と文句を言いにくる始末。
ジギーが犯人に襲われている最中も「ジギー! ジギー!(助けての意)」と叫び続けるので、この人、もしや自分のことしか考えていないのでは? ってなります。
百歩譲って、ジギーが現在進行形で襲われていることに気がついていなかったのだとしても、状況が状況ですし、ジギーが大変な状態に陥っているのは想像ができたでしょうからね。このシンディについては、なんやかんや終盤が良い感じだったからチャラになった感がありました。
じゃあ、ジギーはどうだったのかというと、個人的にはこれも微妙で。
キャンプでいろいろやらかしたのは事実らしい(笑)し、特に周りに合わせるつもりもなさそう。当然、いじめはいじめっ子が100%悪いし、理由があるにしろないにしろ、人をいじめていい理由にはならないんですが、この子もだいぶクセつよだなあと思ってしまいました。
この子が微妙だから、いじめっ子に仕返しをしてもあまりスカッとしないかな? と思ったんですが、まったくの杞憂で、いじめっ子がクズすぎて「いやいや、故意に火で肌を焼かれたんだから、悪戯的な仕返しで許していいレベルじゃないだろ! 警察を呼べ、警察を!」とこちらのほうが熱くなってしまうというね。
三部作が最高!
それから、前作「フィアー・ストリート Part 1:1994」は面白いは面白いんだけど(スラッシャーホラーが好きなので)、ディーナに共感できなくていまいち感情移入できずに終わったんですよね。
まあ、その点は今作もさして変わらないんですが(笑)。でもやっぱりサマーキャンプという舞台が良かったのかな。本作のほうがだいぶ楽しめました。
で、今作新たに出てきた謎もあったので、次作でそれがどうなるのかというところ。タイトルからして、次作の舞台は1666年? そう言えば、本シリーズでは本編の最後に次作の予告が流れるんですが、これは映画としてなかなか新しい試みだと思います。
さて、次で完結。どうなるのかな。
映画「フィアー・ストリート Part 2:1978」が好きな人におすすめの作品
映画「フィアー・ストリート Part 2:1978」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- ザ・クラフト(1996)
- ウルフマン(2025)
- トラウマ/鮮血の叫び(1993)
- X エックス(2010)
- マッド・マウス ~ミッキーとミニー~(2024)
- タイムカット(2024)
映画「フィアー・ストリート Part 2:1978」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年03月04日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:早く続きを観たくなる
早く次作を観たくなる終わり方でした。ますます面白くなっていく。
こういうのって、一作目が最高! で、次作からやや勢いが落ちていくものだと思っていたんですが(ド偏見)、本作は面白さが加速していくようで楽しい。
終盤で、わりと大きめの謎をまた落としてくれたから、次作それをしっかり解消してくれるのかが気になります。
Rotten Tomatoes
Tomatometer 88% Popcornmeter 81%
IMDb
6.7/10
Filmarks
3.6/5.0

