
スマイル2
映画「スマイル2」の感想です。
すごかった!
すごかったんだけど……すごすぎて、逆に精神的にキました(笑)。なので、メンタルが弱っているときにはあまりおすすめできない映画ではある。
……でもやっぱりすごかった。

映画「スマイル2」の見どころは……
- 集団で襲い掛かってくるスマイル人間。
- 溶けていく幻覚と現実の境界線。
- グロ度がUPした描写。
- 最悪の強制だるまさんが転んだ。
本記事は2026年04月25日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
あらすじ
1年前に交通事故に遭い、活動を休止していた人気歌手のスカイ・ライリー。復帰し、今はワールドツアーを目前に控える身だったライリーは、事故で負った怪我の後遺症である痛みと戦っていた。強い鎮痛剤を融通してもらおうと、昔の知人ルイスのもとを訪ねるが、どうも様子がおかしい。困惑するスカイの前で、微笑んだルイスは自ら命を絶ってしまい――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
スカイ・ライリー
(演:ナオミ・スコット)
世界的歌手。1年前の交通事故で重傷を負い活動休止していたが、現在は復帰。ワールドツアーを目前に控えている。
エリザベス・ライリー
(演:ローズマリー・デウィット)
スカイの母親で、マネージャー。スカイのスケジュール管理を厳しくこなす。
ルイス
(演:ルーカス・ゲイジ)
スカイの昔の知人。ドラッグディーラー。
ジョシュア
(演:マイルズ・グティエレス=ライリー)
エリザベスのアシスタント。
モリス
(演:ピーター・ジェイコブソン)
不可解な出来事に悩まされるスカイに連絡を取ってきた謎の人物。
ジェマ
(演:ディラン・ゲルラ)
スカイの親友だったが、ここ1年は疎遠になっていた。
映画「スマイル2」の感想
映画「スマイル2」の感想です。前作とはまた雰囲気が違ったので、あまり比較対象にはなりませんでした。
メンタルに直撃
前作「Smile/スマイル」(2022)に比べると、メンタルに直撃! という感じの内容になっていました。これが同じ監督が作っているのだからすごい。雰囲気がまったく違いましたもんね。
こういう、幻覚と現実の境界線が溶けていくような物語って、私の場合はですけれども、観ているうちにだんだん不安になってくるんですよね。
なので、これから観るつもり! な人は、精神的に余裕があるときに観るのをおすすめします。
幻覚と現実の境目
先述した、幻覚と現実の境界線が溶けていくような物語。
どこからどこまでが現実で、どこからどこまでが幻覚(妄想)なの? というやつですね。邦画ですが、今敏監督の「PERFECT BLUE」(1998)とかもそういうタイプの映画だったかな。
まあ、本作のように、ここまで境目がわかりづらく演出されているのは珍しいなとは思います。
といっても、おそらくほとんどが幻覚に近い何かだったのでしょうけど。幻覚の割合多め。母親とのシーンなんて、二重三重の幻覚になっていて面白かったです。
一点、興味深く思ったのは、幻覚の中でも唯一、母エリザベスのアシスタントであるジョシュアだけは、スカイに対して酷い言動を一切取らないんですよね。スカイの中で、なにかしら「この人は優しい人だ(もしくは気が弱い人だ)」という確固たるイメージがあったということかなと思う。
ただ、ジョシュアはなんだかぞんざいに扱われがちで、ちょっぴり可哀想だった。
グロ度はUP
前作に比べ、グロさも格段にUPしていました。
まず、ルイスの死に際ね。
自分で顔を殴りつけ、顔が破壊されていく様子を正面からじっくり見せつける。序盤でこれなので、あ、これすごいことになるなと期待値が跳ね上がりました。
と、思いきや(確か)中盤以降まで血が出るようなシーンは多くはなかったけど、いざそういう場面になったときの描写はなかなかのものでしたよ。
足の裏に刺さったガラス片(陶器片だったかも)を自力で抜くシーンなんて「ひえー!」ってなりましたし。ああいうのが一番痛い。
芸術性もUP
あと、前作に比べると、芸術性も加わっていました。
特にね、もう、これ爆笑してしまったんですけど、スマイル人間たち(幻覚)と強制だるまさんが転んだをするシーンがあって。怖すぎるだろ! って(笑)。
しかも、このスマイル人間たち、普通に触ってくる(幻覚)。体をもみくちゃにしてくる(幻覚)し、のしかかってくるし(幻覚)、口に手を突っ込んでもくる(幻覚)。
このスマイル人間たちが「だるまさんが転んだ!」で静止している瞬間が、まるでコンテンポラリーダンスを見ているかのようでした。まさにアート。
連鎖を止める方法
なお、こういったタイプの話ではあるあるですが、本作でも「連鎖(死)を止めよう」という動きが入ります。
この方法が提示されたとき「あっ……『ファイナル・デスティネーション』シリーズ(2000)と同じことやろうとしてる!」と思いましたね。たぶん、そう感じた人は多そう(笑)。結果は、まあ、言わずもがな。
というか、モリスの行動は納得に足るものでした。
なんていうか「確かにそっちのほうが早いね!」という。簡単に想像できたはずなのに、スカイの気持ちに同化しすぎて気付かなかった。不覚。
それだけ没入感があったということですね。
個人的には、連鎖を止める作戦にもう少しオリジナリティーを加えても良かったのではと思うけど(なんていったって「ファイナル・デスティネーション」シリーズですでにTRY済だし)、2時間ずっと事態が悪化していくのを見るのは楽しかったです(?)。
さすがにこれ以上はないやろ……が延々と続いていく。脚本まで担当しているパーカー・フィン監督、すごい。
映画「スマイル2」が好きな人におすすめの作品
映画「スマイル2」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- THE MONKEY/ザ・モンキー(2025)
- ブラックフォン 2(2025)
- テリファー(2016)
- ファイナル・デッドブラッド(2025)
映画「スマイル2」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年04月25日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:スマイル人間たちが怖すぎる
改めて、スマイル人間たちって恐ろしいなと。
特に、集団で襲い掛かってくるのは怖すぎる。
一部、コンテンポラリーダンスみたいなシーンはありつつも、しっかりホラーやっているなあ! という感じがしました。前作に比べるとグロ度がUPしているので、そういうのが苦手な人(……は、そもそもこのシリーズは観ないか?)は要注意!
Rotten Tomatoes
Tomatometer 86% Popcornmeter 81%
IMDb
6.7/10
Filmarks
3.6/5.0

