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NEW!映画「キンダガートン・コップ」あらすじ・感想|シュワちゃんのコメディー!子どもたちに癒やされる

キンダガートン・コップ_タイトル コメディ

キンダガートン・コップ (字幕版)

映画「コマンドー」(1985)などで知られているアーノルド・シュワルツェネッガー主演のコメディー映画です。

幼稚園児たちに振り回されるシュワちゃんがとにかく可愛い作品。「ええ?」と感じるシーンがないわけではないけれど、全体的にはニッコニコになれる内容でした。

本記事は2025年04月20日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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ワンフレーズ紹介

前へ、進め!

作品情報

タイトルキンダガートン・コップ
原題Kindergarten Cop
ジャンルコメディー
監督アイヴァン・ライトマン
上映時間111分
製作国アメリカ
製作年1990年
公開年(米)1990年
レイティング
個人的評価★★★★☆

あらすじ

犯人を逮捕するためなら、多少手荒な真似もするジョン・キンブル刑事。とある人間を追っていたキンブル刑事は、事件解決のため、犯人の息子のいる幼稚園に潜入捜査をすることになった。しかし、子どもの扱いに慣れていないキンブル刑事は――。

主な登場人物

(敬称略)

ジョン・キンブル – John Kimble(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)

犯人逮捕のためなら多少手荒な真似をするのも厭わない鬼刑事。当初の予定では、同僚の女性刑事が幼稚園に潜入する予定だったが、ある事情からキンブル刑事自らが教員に成りすますことに。

フィービー・オハラ – Phoebe O’Hara(演:パメラ・リード)

キンブル刑事の同僚の女性刑事。保育士をしていた経験があることから、幼稚園への潜入捜査をする予定となっていたが、食中毒にあたりモーテルで待機する羽目に。

ジョイス・パルミエリ – Joyce Palmieri(演:ペネロープ・アン・ミラー)

キンブル刑事が担当する幼稚園児の母親。幼稚園の教師でもある。

ミス・シュロウスキー – Miss Schlowski(演:リンダ・ハント)

キンブル刑事が潜入捜査をする学校の校長。

カレン・クリスプ – Cullen Crisp(演:リチャード・タイソン)

麻薬密売組織のボス。

ドミニク・パルミエリ – Dominic Palmieri(演:ジョセフ・カズンズ/クリスチャン・カズンズ)

ジョイスの息子で、キンブルが担当する園児のひとり。

エリノア・クリスプ – Eleanor Crisp(演:キャロル・ベイカー)

クリスプの母親。

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映画「キンダガートン・コップ」の感想

映画「キンダガートン・コップ」の感想です。シュワちゃんのコメディーって良いよねっていうお話。子どもたちも可愛くて癒やされました。

シュワちゃんのコメディー

個人的に、シュワちゃんのイメージといえば映画「ターミネーター」シリーズ(1984~)と「コマンドー」(1985)のイメージがありました。お恥ずかしながら、シュワちゃんのコメディー作品はあまり観たことがなくて。

でも、今日でそんなイメージががらりと変わりましたね。

うん、面白かった。

シュワちゃんと子どもたちの掛け合いが実に絶妙で、気がついたらにまにましていました。

誘導尋問が下手すぎる

で、ですが。

ホシを挙げるためなら多少手荒な真似もするのに、というか、だからこそ? あまりに脳筋な思考回路で笑ってしまいました。考えて動いたり、先回りしたりするのが苦手なんだろうなって。それより先に体が動いてしまうタイプなのでしょうね。

子どもの出身地を知りたくて「ここで生まれた人ー!」「カリフォルニアで生まれた人ー!」と(まさかの!)潜入捜査初日にぶちかます! そのどちらにも「はーい!」と答えられて、戸惑うシュワちゃん。まあ、そうなるよねと。「○○な人-!」って言うと、幼稚園児ぐらいの子どもってだいたい反射的に手を上げるよねえ(ただただ可愛い)。

誘導尋問をしたかったのだろうけど、あまりにあからさますぎて。思わず「誘導尋問下手か!?」と声を大にして叫びたくなる残念さでした(でも、そこが良い)。ここは、優秀な鬼刑事であるように見せかけて、実は単なるパワー系刑事であることが一目でわかるシーンとなっていました。

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教育方法としてはどうなの?

そうやって子どもたちに振り回されるシュワちゃんですが、あの教育方法これいかに。

というのも、シュワちゃん、まるで軍隊を相手にするように子どもたちを教育し始めます。これな、うん、これ。当時の価値観からしてこれはありだったんだろうか。いや、でもさすがに笛をピッと鳴らして条件反射のように言うことを聞かせるのは。犬みたいだなとか思っちゃったし。

結果として子どもたちも楽しんでいたようなのでなんとか見られましたが、一種の洗脳っちゃ洗脳よねあれ、とか思ったり。

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キンブル刑事の子ども嫌い

そして、その肝心のキンブル刑事

飛行機に乗っていた際、自分の後ろの席に座っていた子どもたちが騒ぎ、しかもちょっかいをかけてくるのにイライラしてなかなかの暴言を吐いてしまうほどの子ども嫌いでした。単純な子ども嫌いというより、騒がしい子どもたちが嫌いという感じなのかな。

といっても、私もあのタイプの子どもたちはちょっと苦手なので、わからないでもない。というか、賑やかなだけならまだしも、ああやって他人が嫌がることをわざとしているような子どもを見ると「親は何してんの?」と思ってしまう。もちろん、親がしっかり注意をしていたうえで子どもが言うことを聞いてくれないみたいな場合は、「そういうこともあるよねえ」と思えるんですけれども。

と、まあ、そんな(騒がしい)子どもたちが嫌いなキンブル刑事でしたが、幼稚園の子どもたちと関わることで、徐々に穏やかになっていきます。普段の鬼刑事ぶりも本物だろうけど、この子どもたちと一緒になって笑い合っているキンブル刑事も本物なのだろうなと感じました。

人って、自分でも気がついていなかった一面を持っていたりするものですしね。ふとした瞬間に新しい自分を発見する、みたいな。

虐待や連れ去り、親権……

本作は基本的にコメディーちっくなシーンで構成されている作品ですが、では中身がないかと言うと、そんなことはありません。

麻薬密売組織のボスとその母親が、母親といるであろう息子を捜しているのとか。幼稚園児の中に、父親に暴力を振るわれている子がいるのとか。

この作品が作られた当時だけでなく、今この時代にも社会問題としてよく取り上げられている虐待や子どもの連れ去り、親権などが取り上げられていました。

特に、作中でもそうだったけれど、虐待に気がついたところで一教師が直接介入することはできないのがなんとも歯がゆいところですね。いや、まあ、専門家でもない赤の他人が首を突っ込んで良いことなんて何もないんでしょうけれど。

キンブル刑事も、潜入捜査だから刑事としての忠告ができずもどかしそうでした。

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映画「キンダガートン・コップ」が好きな人におすすめの作品

映画「キンダガートン・コップ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:シュワちゃんのコメディー作品が気になる

正直、シュワちゃんにはあまりコメディー作品の印象がなかったのですが、これを機にシュワちゃんのコメディー作品をもっと観てみたくなりました。驚くほど相性が良かった。「コマンドー」(1985)みたいな「ザ・筋肉!」「拳で勝負!」(いや、正確には拳だけじゃなかったけど)作品ばかりかと思っていたので。

子どもたちとの軽快な掛け合いも微笑ましくて面白かったです。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 54% Popcornmeter 52%
IMDb
6.3/10

Filmarks
3.4/5.0

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