
ギガ・シャーク
映画「ギガ・シャーク」の感想です。
中国発のB級サメ映画!
ジャケットにあるようなのを期待していたら「普通のサメだ!」ってなるやつ(笑)。映像は意外と悪くなかったけれども。

映画「ギガ・シャーク」の見どころは……
- 海の壮大な景色。
- サクッと観られる1時間ちょっとの上映時間。
- シンプルなストーリー。
本記事は2026年03月18日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | ギガ・シャーク |
| 原題 | 巨鲨之奪命鲨灘 |
| ジャンル | アクション、ホラー、スリラー、サメ、B級映画、パニック |
| 監督 | ホアン・ジャオシェン |
| 上映時間 | 69分 |
| 製作国 | 中国 |
| 製作年 | 2021年 |
| 公開年(中) | 2021年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★☆☆☆ |
あらすじ
従妹イーランに誘われ、ビーチにやって来た優秀な外科医のシェン。そこにはイーランの恋人のティエンミンと、ティエンミンが呼んだらしい彼の女性上司ウェンディーがいた。イーランというものがありながら、ティエンミンはウェンディーに夢中。この三角関係を複雑そうに見つめるシェンだが、クルージング中、ウェンディーとの関係を見せつけるように振る舞うティエンミンに憤慨したイーランが、ウェンディーを海に突き落とす。そこは獰猛なサメのいる海で――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
シェン・シン
(演:ジャオ・イーファン)
優秀な外科医。妹同然に可愛がっているイーランに誘われ、ビーチにやって来る。イーランに見せつけるティエンミンとウェンディーに複雑な思いを抱きながらも、医師としての行動を優先。
イーラン
(演:ルアン・ミンユン)
ティエンミンの恋人。明るい性格で、シェンのことを慕っている。
チョウ・ティエンミン
(演:ホアン・タオ)
イーランの恋人だが、なかなか別れてくれないのを鬱陶しく思っている。現在は上司のウェンディーに首ったけ。
ウェンディー
(演:ホング・シュアン)
ティエンミンの上司。ティエンミンに好意を抱いている。
映画「ギガ・シャーク」の感想
映画「ギガ・シャーク」の感想です。先述したとおり、映像は割としっかりしていました。ただ、ストーリーは皆無に近い。
ギガ・シャークの「ギガ」
まあ、これは邦題の問題でもあると思うんですけれども。
「ギガ」とはいったい……? という気持ちになったことは否めませんね。
ジャケットにあるようなドデカシャークisどこ? ああいうのを期待していると「おおん? ……普通だ!」ってなります。
サメ映画好きの我々(?)はね、やっぱり「ギガ」とか言われちゃうと「MEG ザ・モンスター」(2018)みたいな前例があるだけに、変に期待値がグーンと上がってしまうんですよね。「MEG ザ・モンスター」ほどのことができるわけじゃないにしても(当然)、B級映画だし、実験的にとんでもないことをやってくれるんだろうみたいなところもある。
原題でも「巨鲨之奪命鲨灘」となっていて、たぶん「巨鲨」は巨大なサメということだと思うので、邦題と与える印象はさして変わらないような気がしますし。
この辺はちょっと物足りなかったところです。
映像は意外と◎
ところが、じゃあ全部ダメだったのかというとそんなことはなく。
映像は意外と良かったです。
チープさはあまりなく、B級サメ映画でありがちなザ・CG! な感じもほぼほぼありませんでした。「嘘だろ!?(笑)」みたいなね。なにより、海の景色が綺麗だった。
まあ、私はこの「嘘だろ!?」みたいなCGサメ映画もけっこう好きで「ゴースト・シャーク」(2013)とか、人におすすめはできないなと思いつつも、意外と楽しんで観ましたけれど。
ストーリー性は皆無
なお、ストーリー性は皆無に近いです。
このあたりは、1時間ほどという上映時間なので仕方ない部分はあると思うんですが。
ストーリーがあるとしたら、イーランとティエンミン、ウェンディーの微妙な三角関係ぐらいかな? でも、ここもやっぱりストーリーというほどのストーリーはない。ティエンミンがただただクズなだけ。
付き合っているイーランがすんなり別れてくれないからと、現恋人(浮気相手?)を目の前に連れてきてイチャイチャするというね。
怒ったイーランがヒステリックにウェンディーに危害を加えたとき、ティエンミンは「やべー女だ……!」みたいにドン引きした顔をしていて、それにはまあ一部同意だけど、あなたもだいぶやばいことしていたよと思いましたね。元凶はどう考えてもこの人だし。
教訓、新しい恋人を見つけるときは、前の恋人とは完全に決別しておくこと。当たり前すぎるけど。
で、この他のストーリーは特にありません。……ので、サメ映画に一定のストーリー性を求める人(「セーヌ川の水面の下に」とか良かった)にはあまり向かないのかなと。
既視感のある展開
あとは、一部、既視感のある展開がありました。
例えば、岩礁に逃げるところとか。照明弾を使うあたりとか。ブイ的な何かで戦うところとか。「あ、これ『ロスト・バケーション』(2016)だ……」ってなりましたね。
と、思いきや、
人喰いサメに襲撃された医学生ヒロインの必死のサバイバル劇を描いた『ロスト・バケーション』のオマージュ作品とも言える本作。
(引用元:ギガ・シャーク│インターフィルム公式サイト)
ということらしい。
そういえば「ロスト・バケーション」の主人公も医学の道を選んだ人だったっけ、と思い出すなどしました。もうちょっと何かあれば良かったんでしょうけど、特にそういうこともなかったので、「ロスト・バケーション」の下位互換的な印象になってしまいましたね。
もう少し上映時間を長くして、オリジナリティーを加えても良かったような気がします。
映画「ギガ・シャーク」が好きな人におすすめの作品
映画「ギガ・シャーク」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- ジョーズ 異次元の怪物(2023)
- シャーク・ド・フランス(2022)
- ダーク・タイド(2011)
- サマー・シャーク・アタック(2016)
- シャーク・クルーズ(2022)
- ダブルヘッド・ジョーズ(2012)
映画「ギガ・シャーク」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年03月18日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
| Netflix | U-NEXT | Amazon Prime Video | Hulu | Ameba TV | FOD(PREMIUM) |
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まとめ:映像は良いけど物足りない
映像が良くて意外と悪くはないんだけど「もう、もう一声……!」となる映画でした。
ものすごく良いわけじゃなく、かといってB級サメ映画ならではのぶっ飛んだ描写(展開)があるわけでもなく、可もなく不可もなくな内容になってしまったイメージ。
でも、中国発のB級映画ってすごいですね。しっかりしている。
Rotten Tomatoes
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IMDb
3.4/10
Filmarks
2.2/5.0

