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映画「ライフ」あらすじ・感想|宇宙で絶望が追いかけてくる!日本からは真田広之氏が参戦!

ライフ_感想タイトル SF

ライフ

「ライフ」の感想です。

超苦手!

いや、これを言うと語弊があるかもしれないんですが、こういう描写が一番苦手! って改めて自覚した作品となりました。映像がとても良くて、むしろ良すぎて「しんどー!」ってなった感じでした。すごい。

本記事は2025年11月04日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

ワンフレーズ紹介

宇宙飛行士6名。宇宙で未知なる生命体を見つけたと思ったら、とんでもないことになった――。

作品情報

タイトルライフ
原題Life
ジャンルSFスリラー
監督ダニエル・エスピノーサ
上映時間104分
製作国アメリカ
製作年2017年
公開年(米)2017年
レイティングPG12
個人的評価★★★☆☆

あらすじ

無人火星探査機ピルグリムの回収を成功させた宇宙飛行士6名。ピルグリムが持ち帰った土壌を調べたところ、中から未知の微生物が検出された。そのニュースは地上までもを騒がせることに。人間たちによって「カルビン」と名付けられたそれだったが、やがて宇宙飛行士たちの牙をむくようになるのだった――。

主な登場人物

(以下、敬称略)

デビッド・ジョーダン

(演:ジェイク・ギレンホール)

宇宙飛行士のひとりで、医師。

ミランダ・ノース

(演:レベッカ・ファーガソン)

宇宙飛行士のひとりで、検疫官。カルビンの扱いについて指示を出す。

ローリー・アダムス

(演:ライアン・レイノルズ)

宇宙飛行士のひとりで、航空エンジニア。

ショウ・ムラカミ

(演:真田広之)

宇宙飛行士のひとりで、システムエンジニア。日本人。任務中に妻が出産する。

ヒュー・デリー

(演:アリヨン・バカレ)

宇宙飛行士のひとりで、宇宙生物学者。地上では車椅子を使用している。

エカテリーナ・ゴロフキナ

(演:オルガ・ディホヴィチヤナ)

通称「キャット」。宇宙飛行士のひとりで、司令官。

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映画「ライフ」の感想

映画「ライフ」の感想です。改めて、自分が苦手な描写を自覚させられたすごい作品でした。なので「苦手!」という感想になってしまった(この映画は悪くない)。

豪華キャストによるSF映画

まず、本作で特筆すべきことがあるとすれば、それはキャストがめちゃくちゃ豪華であること。

映画「デイ・アフター・トゥモロー」のジェイク・ギレンホールに「[リミット]」(2010)のライアン・レイノルズ、「ドクター・スリープ」(2019)のレベッカ・ファーガソン、「ラスト サムライ」(2003)の真田広之などなど。

実力派ぞろいで、演技に関する心配はまったくありませんでした。さすが安定感がありましたね。

っていうか、わかっていたことではありますが、英語でこんな自然な演技をするなんてすさまじいなと。真田広之氏。自分も英語はそれなりに理解しているほうだと思いますが、それでも英語で演技なんて絶対に無理だとわかります。相当な努力が必要だっただろうなと想像して、海外作品で見かけるたびに「すげー……」ってなる人。

しかもですよ。

真田広之はインタビューで

Q:『デッドプール』で知られるライアン・レイノルズはいかがでしたか?

とにかくアドリブの天才ですね。(中略)ジョークのシーンも丸投げされていたので、彼は毎テイク違うことを言ってきました。こっちも毎テイク本気で受けるし、本気で返さないといけないプレッシャーはあるのですが、彼のアドリブは毎回心から笑えてしまうんですよ(笑)。

(引用元:『ライフ』真田広之 単独インタビュー|シネマトゥデイ

と語っています。

脚本にないアドリブを毎回理解するだけでも大変だろうに、それを正しく返さなければいけないなんて、簡単に言っているように聞こえますが、そのプレッシャーは計り知れなかったと思います。いや本当すごい。すごすぎます。

そして、「日本人だから」「英語ネイティブじゃないから」と変に遠慮したり気を使ったりしないライアン・レイノルズもすごい。それだけ役者としての真田広之を信頼していたということでしょうね。

設定としてはありそうだけれど

ちなみに、あらすじを読み、冒頭を鑑賞した段階でまず思ったのは「なんだかどこかにありそうなストーリーだな」ということでした。宇宙で見つけた微生物が急成長を遂げ、宇宙飛行士たちが犠牲になっていくという話だけ聞けば、なんとなく「エイリアン」(1979)っぽいなと感じますよね。

なお「エイリアン」ではエイリアンの造形がめちゃくちゃ格好良くて好きだったんですが、本作に登場する微生物(「カルビン」と命名)はタコのような感じでした。動きがぬるっとしていて、ほんの少しの隙間にも潜り込んでしまうため、船内を自由に動き回れるという。これがすごく怖い。

ゴキ……(略)もそうですが、いるのはわかっているのにどこにいるかわからないっていうのが一番怖いですよね。

でも、タコのようなこの造形がこの映画を面白く、個性的なものにさせる要因のひとつもにもなっていて、一度狙われたら最後という絶望感がありました。

内側から食い破られる系

また、先述した通り、個人的には「苦手!」と思った描写があったんですが。

今までグロ描写もゴア表現も得意なほうだと思っていたんですけれど、「え、私これ苦手だったんだ!」という新たな気付きがありまして。それは、体を内側から食い破られる系

少しでも隙間があればそこにぬるっと入ってきてしまうとは先述した通りですが、それは人間の体も同じことなんですよね。口の中にぬるっと入ってきてしまう。これがすごく嫌だった。つまり、映像としてとてもうまく作られていたということでもあります。

特に、派手に腹を食い破ってくるとかじゃなく、体内を食い荒らされている時に犠牲者の体が大きく痙攣するあの感じがリアルで「ひえー! 無理すぎるー!」ってなりました。

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カルビンの本能

でも、考えてみれば、カルビンって一方的な加害者、悪というわけじゃないんですよね。そもそも、「医学に貢献できるかも?」とか言ってカルビンを利用しようとしたのは人間(ヒュー)だし、その身勝手な理由から電気ショックを与えたりしていたし。

「攻撃された!」という反応をするのは、生き物として当然の反応だったような気がします。

人間は腹が空けば動物を食べるし、そのためだけに動物を「家畜」と言って育てたりするし、木を伐採するし、人間都合なことをいろいろやらかしていますもんね。カルビンの件は、そうしていたら反撃を食らったという話でもありました。

人間の身勝手さも容赦なく描かれていた。

神秘的な生

カルビンVS宇宙飛行士として見ると「絶望!」でしかない話だったんですが、同時に生の神秘的なものも描かれていたように思います。

任務中、ショウに娘が生まれるあたりもその描写のひとつだったんでしょう。ビデオ通話で出産中の妻を励ましていましたね。正直、ストーリーとしてはあまり必要のない画。「生まれたんだ」とだけセリフにすれば成立した内容ですし。でも、あえてそこを描いていた。赤ちゃんが産声を上げたその瞬間を。

父親が遠くにいても、次にいつ会えるかわからなくても、子どもは生まれてくる。命は生まれるものだと。

それはカルビンについても同様で、カルビンが「生きている」と判明するシーンもやたらと神秘的に描かれていたんですよね。カルビンなんかは人間にとって「敵」でしかないけれど、それでも必死に生き延びようとする

誰に必要とされずとも生きていい。そんなふうに感じました。

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優先順位の残酷さ

本作を観て残酷だなと感じたのは、カルビンVS宇宙飛行士というところだけではなくて。

宇宙飛行士たちが「このまま地球に帰れない!」となるところが、精神的にかなりきつかった。

宇宙飛行士ということは、相当優秀な人たちだと思うんですよね。少なくとも、地球上にいる多くの人たちよりは。才能があったというだけじゃなく、血の滲むような努力をしてきた人たちだと思いますし、特にヒューなんかは足が悪いということもあって、さらに厳しい努力が必要だったでしょう。

そんな普通の人より優秀で、それだけの努力をしてきただろう人たちが、地球を守るために「犠牲は船内で済ませる」という判断をしなければいけなくなった。優秀だからこそその分重い責任が発生し、それを負わなければいけない。とても残酷なことだと感じました。

この危機的状況においては(優秀な)宇宙飛行士たちよりも多くの一般人たちが優先される

一般人側からすると、確かにあんなエイリアンを地球に持ち込まれるのは勘弁願いたいところなんですが、「それにしても」と思ってしまいますね。

映像が綺麗だからこそ

先述した通り、どうやら体の内側が食い破られる系の描写が苦手だったようなので、高い評価はつけられなかったんですが、映像はとても綺麗でした。だからこその「苦手!」です。

これ、映画館で観ていたら途中退室していたかもしれないと思うほどの映像でした。すごかった。

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映画「ライフ」が好きな人におすすめの作品

映画「ライフ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

映画「ライフ」が観られる動画配信サービス

※記事執筆時点での情報です(2025年11月04日)。レンタル作品等も含まれます。

NetflixU-NEXTAmazon Prime VideoHuluAmeba TVFOD
×××
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まとめ:どこまでもただただ絶望

とにかく絶望的、救いのないSF映画でした。

ここまで絶望的なのも珍しいんじゃないかと思う(笑)。でも、見ごたえはバッチリでした。苦手な描写が判明したので、二度は観たくないけれど。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 67% Popcornmeter 55%
IMDb
6.6/10

Filmarks
3.5/5.0

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