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映画「ファイナル・デッドコースター」あらすじ・感想|ピタゴラスイッチのネタはいつ尽きるのか……

ファイナル・デッドコースター_タイトル スリラー

ファイナル・デッドコースター [Blu-ray]

映画「ファイナル・デスティネーション」(2000)と「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」(2003)の続編「ファイナル・デッドコースター」です。

……いや、もうずっと思っているけど、タイトルわかりにくくない?

でも、内容はいつも通り面白かったです! 個人的には、前作よりこちらのほうが好みでした。

本記事は2025年05月19日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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ワンフレーズ紹介

卒業イベントが、まさかの地獄に。

作品情報

タイトルファイナル・デッドコースター
原題Final Destination 3
ジャンルスリラー、パニック、ホラー、サスペンス
監督ジェームズ・ウォン
上映時間93分
製作国アメリカ
製作年2006年
公開年(米)2006年
レイティング不明
個人的評価★★★★☆

あらすじ

高校卒業イベントとして、同級生たちと共に遊園地にやって来たウェンディ。仲間に誘われ、ジェットコースターに乗ることになったが、列に並ぶ前から妙な不安を感じていた。恋人に諭され、仕方なくジェットコースターに乗り込んだウェンディは、しかし、出発ギリギリになって、そのジェットコースターが事故を起こす光景を目にすることに。半ばパニック状態のウェンディと数名の仲間たちは、係員によってジェットコースターを降ろされてしまう。恋人と親友を乗せたジェットコースターは、そのまま出発してしまうのだが――。

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主な登場人物

(敬称略)

ウェンディ・クリステンセン

(演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド)

高校卒業記念のイベントで、同級生たちと遊園地に遊びに来たところ、乗るはずだったジェットコースターが事故を起こす。その事故で恋人と親友は帰らぬ人となった。

ケヴィン・フィッシャー

(演:ライアン・メリマン)

ウェンディの恋人ジェイソンの友人で、ウェンディの親友キャリーの恋人でもある。ウェンディ同様、友人と恋人を一度に失った。責任感の強い性格で、ジェットコースターに乗り込む前、ジェイソンにウェンディのことを頼まれたことから、ウェンディのことを守ろうとする。

フランクリン・チェックス

(演:サム・イーストン)

通称「フランキー」。女好き。常に持ち歩いているビデオカメラで盗撮をしたりするので、周囲には煙たがられている。高校は2年前に卒業しているものの、卒業イベントに紛れ込んでいた。

ルイス・ロメロ

(演:テキサス・バトル)

ウェンディの予知夢を信じていない自信家。アメフトの選手。

アシュレー・フロインド

(演:シャーラン・シモンズ)

派手でお洒落な女子高生。アシュリンの親友。

アシュリン・ハルペリン

(演:クリスタル・ロウ)

派手でお洒落な女子高生。アシュリーの親友。

イアン・マッキンレー

(演:クリス・レムシュ)

皮肉屋で、ウェンディの予知夢の話を鼻で嗤う。エリンの恋人。

エリン・ウルマー

(演:アレックズ・ジョンソン)

イアンの恋人。イアンと共に、大工用の工具店(倉庫)で働いている。

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映画「ファイナル・デッドコースター」の感想

映画「ファイナル・デッドコースター」の感想です。二作目飛んで、一作目と同じ監督さん(ジェームズ・ウォン)に戻っていました!

タイトル……わかりにくくない?

冒頭でも書きましたが、この「ファイナル・デスティネーション」シリーズ(2000~)、めちゃくちゃタイトルがわかりにくい

原題がそれぞれ「Final Destination」「Final Destination 2」「Final Destination 3」なのに対して、邦題は「ファイナル・デスティネーション」「デッドコースター」「ファイナル・デッドコースター(本作)」と来ています。なぜわざわざ変えたのか。というか、二作目ってコースター要素あったっけ? まあ、四作目である次作が「ファイナル・デッドサーキット3D」、五作目が「ファイナル・デッドブリッジ」なので、むしろ二作目が特別まである。

でもやっぱりわかりにくいので、普通に原題通り「タイトル+数字」で行くか、全部「/(スラッシュ)」で区切って、「ファイナル・デスティネーション」と付けておいてほしいところです。

100%のピタゴラスイッチ!

で、前作の感想を書いた時、ピタゴラスイッチとは別に勝手に窓が閉まっていったり、ちょっぴりホラー味が強かったというお話はしたと思うんですが。

今回は、再び100%ピタゴラスイッチに戻っていました!

一作目を手掛けたジェームズ・ウォン監督が戻ってきたからでしょうかね? 前作は前作で良かったんだけど、個人的にはこちらのほうが好きかな。

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今回の題材はジェットコースター

一作目は飛行機、二作目は自動車と来て、三作目はジェットコースターでした。

……本当にすごいよね。私がもし「大勢が利用する、事故を起こすものと言えば?」と聞かれたら、飛行機、自動車、電車、バスぐらいしか思い浮かばないと思う(笑)。

この題材になる乗り物を、毎回どうやって決めているのかちょっと気になる。

尽きない仕掛け

で、ピタゴラスイッチの仕掛けも、被ることなく毎回新しいんですよね!

このシリーズは、基本的に展開はどれも似ていますよね。主人公が予知夢を見て、そこから突然騒ぎ出し、周りの人たちに疑いの目を向けられながら逃げ出したら、本当に夢の通りのことが起こってしまう。そこで、唯一自分の話を信じてくれたもう一人(友人だったり警察官だったり)と共に、死の運命に立ち向かうっていう。

それでも飽きが来ないのは、ひとえに毎度新しくなるこのピタゴラスイッチのおかげだと思います。むしろこれがメインだから、ストーリーは変に新しくしないほうが良いんですよね、たぶん。

いや、題材もそうだけど、このピタゴラスイッチ……今回は特に、倉庫でのシーンが好きだったんですけど、いったいどうやって考えているんですかねえ。あのシーン、めっちゃピタゴラスイッチだった。

登場人物の設定も豊富

というか、シリーズを通して変わらないのって、おそらくストーリー展開だけで、あとのものはほとんどしっかり趣向を凝らしているんですよね。登場人物の設定も(たぶん)誰一人として同じ人がいなくて、結構すごいなと思っている。

主人公を見ても、アレックスは何の変哲もない平凡な高校生という感じで、クレアは幼い頃に実父を亡くし、母親は再婚したけれど、義父は最低な男だったという設定。二作目のキンバリーはアレックスと異なり、事故で実際に友人を亡くしてしまうし、キンバリーと奔走するバークは保安官。そして、今作の主人公ウェンディは事故で恋人と友人を一度に失い、同じ境遇のケヴィンは、自身も恋人を失っていながら、友人の言葉を忠実に守ろうとする責任感のある男。

題材、仕掛け、登場人物と……これは、会議を重ねまくって決めているのか、「これ、やってみん?」という感じでとりあえず誰かが出した案を形にしていっているのか。毎回、すごいなあと感心しています。

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映画「ファイナル・デッドコースター」が好きな人におすすめの作品

映画「ファイナル・デッドコースター」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:悪夢から逃げ切れるのか

個人的に、毎回「どんな終わり方をするのか」も楽しみにしていたりするんですが、今回は前二作に比べると、割と新しい終わり方だったんじゃないかなと思います。

死のピタゴラスイッチ、何度観ても飽きませんね!

Rotten Tomatoes
Tomatometer 44% Popcornmeter 57%
IMDb
5.9/10

Filmarks
3.3/5.0

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