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映画「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」あらすじ・感想|ピタゴラスイッチ第2弾

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2_タイトル スリラー

デッドコースター(字幕版)

映画「ファイナル・デスティネーション」(2000)の続編である「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」を久々に鑑賞しました。

死のピタゴラスイッチ、再び。……って感じで、とてもよろしゅうございました。

※本記事には、ラストを除くネタバレが一部含まれます。ご注意ください。

本記事は2025年05月18日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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ワンフレーズ紹介

あの飛行機事故から一年、今度は自動車事故。

作品情報

タイトルデッドコースター/ファイナル・デスティネーション2
原題Final Destination 2
ジャンルホラー、サスペンス、パニック
監督デヴィッド・R・エリス
上映時間90分
製作国アメリカ
製作年2003年
公開年(米)2003年
レイティング不明
個人的評価★★★★☆

あらすじ

友人とドライブ旅行に出かけることになっていたキンバリーは、運転中、大きな事故に巻き込まれ、友人共々命を落とす光景を見た。パニックに陥ったキンバリーは、後続車を止め、偶然そこに居合わせた警察官に「事故が起こる」と訴える。当然、それを信じる者はいなかったが、その直後に目の前で事故が起きて――。

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主な登場人物

(敬称略)

キンバリー・コールマン

(演:A・J・クック)

友人と車で旅行に行くことを計画していたが、その途中、事故に巻き込まれる。警察官に事情を話すため、車の外に出ていた自分は無傷だったが、友人たちは助からなかった。

クレア・リバース

(演:アリ・ラーター)

前作での生き残り。現在は精神医療センターに入院する形で自身の身の安全を図っている。

トーマス・バーク

(演:マイケル・ランデス)

事故現場に居合わせた保安官。キンバリーと共に奔走する。

エバン・ルイス

(演:デヴィッド・パートコー)

事故現場に居合わせた人物。事故の前日に宝くじを引き当てていた幸運の持ち主でもある。

ティモシー・カーペンター

(演:ジェームズ・カーク)

通称「ティム」。母親ノラに溺愛されている。

ノラ・カーペンター

(演:リンダ・ボイド)

ティムの母親。ティムの父である夫を亡くして以来、息子に過剰とも言える愛情を向けている。

キャット・ジェニングス

(演:キーガン・コナー・トレイシー)

バリキャリの女性。喫煙者。

ローリー・ペータース

(演:ジョナサン・チェリー)

コカイン中毒者。キンバリーに、自分が死んだら自分の所有物を処分するよう頼む。

ユージーン・ディックス

(演:テレンス・“T・C”・カーソン)

事故現場に居合わせたが、キンバリーとバーク保安官、クレアの「死の運命」の話は信じていない。

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映画「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」の感想

映画「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」の感想です。前作に比べると、若干ホラー味があるような気がしました。

前作の事故から一年後

本作の出来事は、前作「ファイナル・デスティネーション」(2000)のあの飛行機事故から約一年後のお話となっています。

まあ、主人公は完全に別物なので、直接アレックスが登場するわけではないのですが、彼らのことは話題に挙がっていました。ジェットコースター事故で生き残った主人公らが「自分たちと同じような経験をした人たちがいるらしい! でも、ほとんどの人間がその後不可解な死を遂げている……」というふうに。

そこで登場するのは、アレックスではなくクレア。クレア・リバースです。

悲しいクレアの末路

ちなみに、このクレア。

アレックスのことを「恋人」と言っていました。いつの間に恋人に!? 一連の出来事が終わってから、アレックスとクレア、カーターの3人がパリに向かうまでの半年ほどの間に恋人になったということですかね? いや、想い合っているんだろうなあとは思っていましたが。

でも、本作でのクレアは、悲しいことに、精神医療センターの隔離部屋みたいなところに閉じ籠もっています。クレアにとって外は危険な場所なので、危険そうなものはすべて排除して、自主的に安全を確保しようとしていたみたい。

そんなところに、ほぼほぼ同じ境遇の女の子が訪ねてきたのだから、クレアからしたら悪夢の再来というか。警戒するのも当たり前です。

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なぜなの?キンバリー!

なのに、キンバリーは協力してくれないクレアに「臆病者」と言ったり中指を立てたり(笑)。

もともと気が強そうなタイプだし、若さゆえの血の気の多さでもあったような気がしますが、「自分の友人は死んだのだ」と言うクレアに対してそれはない(笑)。焦っているのはわかるけど、傷口に塩を塗るようなことをしてくる相手に、快く協力を申し出れる人って多くないのじゃないかしら、と。

こちらは前作を観て、経緯を知っているだけに、キンバリーに対して「やめてやってくれよお……」となりますね。

ホラー味のあるピタゴラスイッチ

あと、今回の仕掛けはややホラー味が強いかな。

前作では、完全に、100%人的(?)ピタゴラスイッチだったけれども、今回は人知を超えた存在が介入しているとしか思えない演出があった。例えば、風が強いようでもないのに、数枚の窓(しかも上下にスライドさせて開閉するやつ)が連続で勝手に閉まったり。

個人的には、それがちょっと微妙なところでした。ものすごく気になったというわけではないけれど。

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引っ掛けが増し増し

とはいえ、引っ掛け自体は増し増しで、前作よりもパワーアップしていましたね!

前作の飛行機とは異なり、今回はハイウェイでの自動車事故ですから、誰が巻き込まれ、誰が助かったのか、ちょっと曖昧なところがある。「あの人って本来は事故で死ぬはずだったひとり? それとも、事故現場にはいたけど、死んではいなかった人?」みたいな。

面白い設定です。

キンバリーたちと前作のつながり(?)

実は、キンバリーたちと前作の登場人物たちには、意外な関わりがありました。それは、キンバリーたちがみんな、前作の登場人物が死ぬ現場に居合わせていた、もしくは本人と直接的、間接的に関わりがあるということ。

例えば、前作でテリーがバスにぶつかられるシーン。あのバスの中には、キャットが乗っていたのだそうです。それで、予約していた安宿へのチェックインが遅れてしまった。しかし、当の安宿ではガス漏れ事故が発生。宿泊客は全員死亡したが、キャットはバスの事故により遅延していたため、ガス漏れ事故に巻き込まれることはなかったと。

それから、バーク保安官も。ビリーが命を落とした列車事故の現場に駆けつけたのがこの人だったみたい。

この話し合いをするまでに退場してしまった人は、いったいどんな関わりがあったのかわかりませんが、きっとなにかしらの形で現場に居合わせるとか、そのおかげで命拾いをしたことがあるとか、そんな感じなのでしょう。

ただ、正直、主人公キンバリーの関わりはちょっと弱くない? と思ってしまった。トッドの自死についてのニュースを見て「あの事故の生き残りが浴槽で自死? おかしいわ?」と足を止めたことで、泥棒に襲われるのを回避したとのことでしたが、いや、それぐらいなら他にも結構いそうじゃない? と。「え、それって関わりって言う……?」とちょっぴり困惑。

いや、関わりと言えば関わりなのでしょうが、キャットたちのあとにこの話を持ってきていたため、いまいちインパクトに欠けるなと思ってしまったということでした。

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映画「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」が好きな人におすすめの作品

映画「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:ホラー味が強いファイナル・デスティネーション

先述したように、前作に比べると若干のホラー味が感じられる仕上がりとなっていました。正直、私は100%人的ピタゴラスイッチのほうが好みではあるんですが、それでもやっぱり面白かった!

たびたび観たくなる映画のひとつです。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 52% Popcornmeter 58%
IMDb
6.2/10

Filmarks
3.5/5.0

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