
コマンドー (字幕版)
あの「シュワちゃん」ことアーノルド・シュワルツェネッガー主演の作品です。
シュワちゃんといえば、私としては「ターミネーター」のイメージが強かったんですけれども、改めて本作を観て、「シュワちゃんかわゆっ!」となりました。――キュン!
本記事は2025年03月06日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。
ワンフレーズ紹介
――娘を守るために。
作品情報
タイトル | コマンドー |
原題 | Commando |
ジャンル | アクション |
監督 | マーク・L・レスター |
上映時間 | 90分 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1985年 |
公開年(米) | 1985年 |
レイティング | PG12 |
個人的評価 | ★★★☆☆ |
あらすじ
かつてコマンドー部隊の指揮官だったジョン・メイトリックスは、今は娘のジェニーと2人きりで、静かな暮らしを送っていた。そんなある日、謎の武装集団に襲撃され、混乱の中、娘が連れ去られてしまう。メイトリックスは、娘を取り戻し、さらに復讐するため、謎の武装集団を追いかけるのだった――。
主な登場人物
(敬称略)
ジョン・メイトリックス – John Matrix(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)
コマンドー部隊の元指揮官。連れ去られた娘を取り戻すため、謎の武装集団と敵対する。
シンディ – Cindy(演:レイ・ドーン・チョン)
CAとして働いている女性。空港にいたところ、メイトリックスに脅される形で強引に協力させられることに。
ジェニー・メイトリックス – Jenny Matrix(演:アリッサ・ミラノ)
メイトリックスの愛娘。父と2人で暮らしている。
アリアス – Arius(演:ダン・ヘダヤ)
元大統領。再び大統領に返り咲こうとしている。
ベネット – Bennett(演:ヴァーノン・ウェルズ)
メイトリックスのコマンドー時代の元部下。メイトリックスに部隊を追放されたことから、恨みを持っている。直情的で、狂暴な性格。
サリー – Sully(演:デヴィッド・パトリック・ケリー)
アリアスに雇われた男。女好きで、空港ではシンディをナンパし、あっけなく振られている。
映画「コマンドー」の感想
映画「コマンドー」の感想です。ザ・シュワちゃんな映画。めちゃくちゃ格好良いし、めちゃくちゃ可愛くて、なんだかお得な気分が味わえます。
可愛いシュワちゃん
シュワちゃんといえば、個人的にはやっぱり「ターミネーター」(1984)のイメージが強かったんですよね。「I’ll be back.」のイメージが。
本作も以前観たことはあったのですが、あまり印象になくて。
で、改めて観てみたわけですが……。
なにこれ、シュワちゃんかわゆっ!
冒頭、愛娘のジェニーと戯れているシーン。
シュワちゃんがふと見せる全力の笑顔に、ドキがムネムネしてしまいました。私の中で、格好良い人というだけだったのが、可愛い人のリストにスッと入り込んできましたね。
娘への愛情
そして、「何をしてでも娘は俺が守る!」と言わんばかりの行動が、とても良かったです。
もちろん父親だからということではなく、この立場が母親だったとしてもいいんですけれども、子どもを守るために親が敵に立ち向かう姿って、格好良いという以上に、なんだか安心感があります。
ノリノリのシンディ
最初は、半ばメイトリックスに脅される形で、強引に協力者にさせられてしまうシンディ。
ですが、メイトリックスの事情を聞くにつれ、徐々に自ら進んで協力してくれるようになりました。
中盤あたり、メイトリックスも想像していなかった無茶をしたシンディに、私は「ハリー・ポッター」シリーズ(2001~)のハーマイオニーを感じました(いや、こちらのほうが圧倒的に先に出ているんだけど)。
生真面目で、ルール第一だったハーマイオニーが、ハリーやロンに感化されて「ルールは破るものでしょ?」みたいな考え方に変わっていく感じ(笑)。
個人的に一番好きだったのはまさにその無茶で、ロケットランチャーをぶっ放したシンディに「よく使い方がわかったな」と言うメイトリックス(正確な言い回しは忘れてしまった)。それに対して「説明書を読んだの!」とシンディが答えるシーン。ノリノリやんけ……! と思わず笑ってしまいました。
スカッとするアクションシーン
と、こんなふうに、父娘愛などもとっても魅力的な本作ですが、一番の見どころはやっぱりアクションシーンでした。
もうね、スカッとします。スカッと。
正直、島に上陸して顔や体を汚し、カモフラージュしたのはあんまり意味なかったんじゃないかなと思わないこともない……最後のほうはもう堂々と乗り込む形になっていましたものね!
アクションシーンが非常に安定していて、危うげなどは一切なく、安心して楽しむことができました。
強い娘ちゃん
また、さすが最強コマンドー・メイトリックスの娘というべきか、ジェニーもめちゃくちゃ強い子だなと感じました。肉体的なものじゃなく、精神的に。
普通、あんな状況になったら、ひたすら震えて時が過ぎるのを待つことぐらいしかできないと思うんですよね。
そこを、父親が迎えに来ているという確証がない時点ですでに自ら逃げ出そうとするなんて、おそるべき精神力。
とっても面白かったです!
映画「コマンドー」が好きな人におすすめの作品
映画「コマンドー」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- イレイザー(1996)
- 地獄のヒーロー(1984)
- クリフハンガー(1993)
まとめ:シュワちゃん大暴れの巻!
格好良いだけじゃないシュワちゃんの魅力に気がついた本作。
いや、もうほんと、可愛かった。
あと、当然ながら筋肉美が凄まじい。あそこまでとは言わずとも、自分も筋トレとかしたくなります(三日坊主になりそうだけど)。
スカッとして面白かったです。
Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 68% AUDIENCE SCORE 68%
IMDb
6.7/10