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映画「シン・ゴジラ」あらすじ・感想|リアルな世界観に脱帽!完全大人向けの新しいゴジラ

シン・ゴジラ_タイトル アクション

シン・ゴジラ

日本を代表する特撮映画のひとつ「ゴジラ」。

現代日本にゴジラが上陸する様子を描いた本作は、(個人の感想として)完全に大人向けの作品となっています。

ゴジラそのものよりも、政府や国のごちゃごちゃをメインに描いているような気がしました。

本記事は2023年12月に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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作品情報

タイトルシン・ゴジラ
ジャンルアクション、SF、パニック
監督庵野秀明、樋口真嗣
上映時間120分
製作国日本
製作年2016年
レイティングG
おすすめ度★★☆☆☆

あらすじ

現代日本に、ゴジラ現る。

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登場人物

(敬称略)

矢口蘭堂(演:長谷川博己)

内閣官房副長官。諦めず、最後までゴジラに立ち向かう。

赤坂秀樹(演:竹野内豊)

内閣総理大臣補佐官。

カヨコ・アン・パタースン(演:石原さとみ)

米国大統領特使で、ゆくゆくは大統領になるため邁進している。

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映画「シン・ゴジラ」の感想

映画「シン・ゴジラ」の感想です。口コミなどを見ていると、おおむね良い評価が多いようですが、個人的には「まあまあ」といった感じでした。

破壊されゆく街のディストピア感

(この時点では)得体の知れないものが現れ、ビルや家などが軽くなぎ倒されていく様子。

これ。

これぞゴジラ……!

そこはかとないディストピア感に震えました。

映像技術が発達しているために、迫力も倍になっています。現代技術はやっぱり、特撮ものとの相性も抜群ですね。

リアルすぎて、ゴジラが民家や団地らしき建物を軽々と踏みつぶしていくときに「あの中にもきっと逃げ遅れた人がいるだろうに……」と胸が痛くなりました。これまでの明らかにミニチュアで撮影したっぽいゴジラなら、あり得なかった感情の動きです。

ゴジラに歯が立たないときの絶望

また、描写が細かく、かつリアルなので、なにをもってしてもゴジラに歯が立たなかったときの絶望感といったらもう……。

とても良かったです(?)。

こう、ゴジラの圧倒的存在感を見せつけられているというか。

実は、戦うことすらいけないのではなかと思わされるような威圧感を覚えます。

この、国を守るためなら多少の犠牲は仕方ないという方向に舵を切るのが、現実的ですね。こういう描写って、実際に体験していないまでも、過酷な歴史を乗り越えてきた日本の民だからこそ刺さるものがあると思います。

命の保障はできないが、戦ってほしい。

自分が言われたら、戦えるかな。逃げてしまわないだろうか。責任感の強い誰かがやってくれる。そんなふうに思うんじゃないかな。

そんなことを思いました。

メインキャラだけでなく、この(あえて悪い言い方をするならば)捨て駒になった人たちのストーリーを見てみたいなという気にもなりました。

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進化するゴジラ(好きなのは第2形態)

これまでいろんなゴジラを見てきましたが、今回はなんと進化するゴジラ

まだあるみたいですね、ゴジラの新パターン。

個人的に気に入ったのは、第2形態のゴジラです。

とにかく気持ち悪い。動きがなんかぬるぬるしているし、目もギョロッとしているし。初見だと「あ、ゴジラだ! ……ゴジラ……?(戸惑い)」となります。ついにゴジラも思わぬほうに振り切ったか、と。

で、ゴジラが進化するのだと知って、新パターンだと感動するところまでがセットです。

かなりリアルな政治的やり取り

ゴジラが出現した当初、政治界における重鎮および識者が集まり、わちゃわちゃと会議をするシーンがあるんですが、これがまたリアルだなと感じました。

日本だとこうなりそう。

それが良いか悪いかの議論はしませんが、ちょっと良い発言をする専門家がいるのに話を聞かない人がいたり、会議と言いつつたいしたことは決まらなかったり、焦るあまり総理大臣が記者会見で勝手な発言をしてしまったり。

いや、本当にありそう。

ここまでの非常事態になったことはないけれど、容易に想像できる光景でした。

結局、下の人間(それでも国規模で考えると上位の人間ですが)が頑張って、上の人間は逃げる、もしくは許可を出すだけというシステムになっているのが、またなんとも……な感じでした。

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圧倒的美しさの石原さとみさん

カヨコ・アン・パタースン役で登場する石原さとみさん。

美しすぎてビビる(そして、思っていたよりも小柄)。

アメリカ在住で(おそらく)英語ネイティブ、ゆくゆくは大統領の椅子に座るために日々邁進している政治家という役柄。

これに関しては、まあいらないキャラだったかなという気がしなくもありません。あるいは、石原さとみさんはミスキャストでしかない。

石原さとみさんが悪いというわけではなく、単にこのキャラに合っていなかったのではないかと感じました。

なんていうか、正直、アメリカのバリキャリっぽくはない。

英語の発音も決して良くはないし。

(一海外在住経験者の意見として)フル字幕のところはまあいいんですけれども、日本語の文章(セリフ)の中に突如として入ってくるあの英単語。なんと言っていたのかわからない部分もあり、ちょっと気になってしまいました。「ん!?」と思っているうちに先に進んでしまうという。

英語の発音なんて世の中に何通りもありますし、伝われば問題なし。

でも、伝わらなかったらそりゃ駄目だよねというところでした。

あと、日本語を話す中にもついうっかり英語が混じってしまうみたいなキャラを作るなら、それこそ海外で生まれ育った本物のバイリンガルを使うぐらいのことをしないと、ほんの数カ月語学留学に行っていただけの人が「あ、ごめーん。海外にいる間日本語使ってなかったから、英語が出てきちゃって(笑)」などと言い出すときに感じるいたたまれなさ(共感性羞恥とも言う)に悶えたくなります。

いや、もちろん日本語を第一言語とする人が、英語のセリフを覚えるってそれだけで大変だとは思う。

なので、今回に限って言えば、完全にミスキャストでしたね。あそこで麗しき石原さとみさんを使う意味……。

全編ずっと早口モード

ただし、英語云々の前に、そもそも日本語がみんな早口すぎていまいち理解できませんでしたね。

序盤で「まあ、ここらへんは専門的な話になるから、つくる側からしても特に理解させるつもりもないんだろうな」と思っていたら、なんとそのまま最後まで突っ走ってしまいました。びっくり。

どういうこと!?(ことー? ことー? ことー?)

ゴジラみたいなほぼ厄災が舞い降りてきているわけですから、焦るのは当然。でも、その焦りをセリフに反映させてもらっちゃうと、非常に聞き取りづらくてなんのこっちゃわからなくなってしまいます。

なので、難しい話あたりは一切わからずじまいでした。私がお馬鹿さんなだけですかね?

でも、人によってはストーリーそのものがよくわからなかったということもあるんじゃないか……なんて思ってしまいました。

そもそも、話の大半はゴジラとの戦いではなく会議室で費やされるので、これまでのゴジラが好きだった人はコレじゃない感があるかもしれません。

「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!」と言っていたアレはいずこへ? もしや、あの作品へのアンチテーゼですか? とでも言いたくなるほど、逆走していく内容でした。

無駄に豪華な俳優陣

「無駄に」とか言ったら失礼なんですけれども、こう、無駄遣いしているなという感覚がありまして。

だって、キャストだけみたらめちゃくちゃ豪華なんですよね。

例えば、

  • 石原さとみ
  • 竹野内豊
  • 柄本明
  • 市川実日子
  • 大杉漣
  • 國村隼
  • 余貴美子
  • 諏訪太朗
  • 松尾諭
  • 高良健吾
  • 高橋一生
  • 古田新太
  • 斎藤工
  • 片桐はいり
  • 鶴見辰吾
  • 前田敦子
  • 津田寛治
  • 平泉成

など。

本当はもっといます。

名前が出てくる人もいますが、「あれ、名前なんだっけ?」という人もいれば、役職名さえちょっとわからないなんていう人も。

なんなら、前田のあっちゃん(前田敦子さん)は重要人物ですらなく、ただの避難民ですからね。

キャストに目立つ人を入れるのはとても良いことだとは思うんですが、全員が全員有名な人だと微妙に気が散るというか、目が散るというか。とにかく「ああ、ここでお金使ったんだな」と感じます。「実はちょい役でこの人が出ていました」というたまになら得した気分になる仕掛けも、そこかしこに使われていると胃もたれしそうです。

本作においては映像技術がものすごかったので、個人的には「お金をかけるだけかけて、内容がいまいち追い付かなかった作品」という印象になってしまいました。

しかも、端役なんだか主要人物なんだかわからない登場人物が多すぎて、誰にも感情移入できない構成になっているという……。

どうだろう。

ゴジラってよほど中だるみしない限り飽きることはあんまりないと思うので、無理に2時間で収めなくても良かったんじゃないかな。3時間ぐらいあっても楽しめたような気もする。でも、たらればを言ってもどうしようもないですね。

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映画「シン・ゴジラ」が好きな人におすすめの作品

映画「シン・ゴジラ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

  • シン・ウルトラマン(2022)
  • 大怪獣のあとしまつ(2022)
  • 日本沈没(2006)
  • 大怪獣バラン(1958)

まとめ:感想は完全に人による

賛否両論飛び交っている本作ですが、実際に観てみた限りだと、感想は完全に個人の感覚によるなということでした。

ただ、基本的には大人たちのやり取りがメインになるので、人間VS怪獣のド派手なアクションみたいなものを期待している人には向かないかもしれません。

映像はめちゃくちゃ綺麗です。

Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 86% AUDIENCE SCORE 75%
IMDb
6.8/10

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