
ライオン・キング:ムファサ
映画「ライオン・キング」(2019)の続編であり、前日譚的なお話。
オリジナル「ライオン・キング」(1994)もありますが、おそらく3D版(2019)のほうの続編ですね。幼い頃のシンバパパ(ムファサ)がとてもキュートでした。
本記事は2025年03月14日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。
ワンフレーズ紹介
すべてをなくし、少しずつ取り戻していく。
作品情報
タイトル | ライオン・キング:ムファサ |
原題 | Mufasa: The Lion King |
ジャンル | アニメーション、アドベンチャー |
監督 | バリー・ジェンキンス |
上映時間 | 118分 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2024年 |
公開年(米) | 2024年 |
レイティング | 不明 |
個人的評価 | ★★★★☆ |
あらすじ
濁流に飲み込まれ、両親と離ればなれになってしまった子ライオンのムファサは、ライオンの王子タカに命を助けられる。孤児としてタカがいる群れに拾われるも、王であるタカの父にはなかなか受け入れてもらえず、タカの母の責任のもと育てられることに。しかし、そんな中でも、ムファサとタカは「兄弟の絆」を築いていくのだった――。
主な登場人物
(敬称略)
ムファサ – Mufasa(声:アーロン・ピエール)
両親と離ればなれになり、孤児になったライオンの子。川でワニに襲われそうになったところを、ライオンの王子タカに救われる。以降、「兄弟」として共に育つ。
タカ – Taka(声:ケルヴィン・ハリソン・Jr.)
厳格な父王のもと生まれ育ったライオンの王子。未来の王として育てられながらも、少々臆病な一面を持つ。のちのスカー。
サラビ – Sarabi(声:ティファニー・ブーン)
ムファサとタカがまだ見ぬ「ミレーレ」へ向かう途中に出会い、行動を共にすることになる雌ライオン。
ラフィキ – Rafiki(声:ジョン・カニ)
ムファサとタカに途中から合流するマンドリル。のちに王国の祈祷師となる。
キロス – Kiros(声:マッツ・ミケルセン)
ムサファに恨みを持ち、執拗に追いかけてくるライオン。
ザズー – Zazu(声:プレストン・ナイマン)
サラビと共に行動していたサイチョウ。ムファサとタカと共に「ミレーレ」を目指すことになる。
キアラ – Kiara(声:ブルー・アイビー・カーター)
シンバとナラの娘。好奇心旺盛な性格。
映画「ライオン・キング:ムファサ」の感想
映画「ライオン・キング:ムファサ」の感想です。……面白かった! そう、面白かったんだけど、終始切なさが付きまとうなという。
素晴らしい映像美
まず、前作(2019年ver.)同様、映像がとても綺麗でした。
3DCGとこの雄大な景色との相性がものすごくいいんですね。
さすが「超実写」とされることだけはある。「『実写』に『超』もなにもあるのかい……いや、そもそも実写ではないしな……」などと思っていたものの、いざ鑑賞してみると「なるほどこれは『超実写』だ!」と超納得でした。動物たちの細部まで見事に表現されていて、めっちゃ実写みたいだった。
結末がわかるからこその切なさ
また、これはもうパンフレットにも公式サイトにも書かれているのでネタバレでもなんでもないんですが、本作に登場する「タカ」はのちの「スカー」です。
つまり、幼き日のスカーとムファサ(シンバ父)の出会いについて描かれた作品ということですね。
なので、我々はこの2頭がどうなるか知った状態で観ることになるわけです。
……切ねぇぇぇぇえ!
ムファサとタカが兄弟の絆を育んでいくのを見るたび「でも、このあとタカは……」。互いに協力し合って困難を乗り越えるのを見るたび「でも、このあとタカは……」。そして、ある時点から「やっぱりタカは……」。
結末がわかっているだけに、ムファサとタカの仲睦まじさに胸が痛くなります。
そうだよな、スカーにもこうやって可愛い時があったんだよなって。
タカへの共感(ムファサはノンデリ)
個人的には、タカに共感する部分が割と多かったです。
というか、ムファサがまあまあノンデリ(笑)。私からしたら。
不慮の事故により突然すべてを失ったムファサですが、タカと出会い、その後はひとつひとつ取り戻していく。
それに対して、タカはひとつひとつ、ゆっくりと失っていくんですよね。これが結構同情できる。自分が失っていくものを、ムファサは取り戻していくわけですから。
これはもう、奪われたと思っても仕方ないんじゃないかな……。タカにも悪いところがあったにしても、中盤まではそこまで悪いことはしていないし。
ムファサはムファサで、ムファサの責任ではないから謝る必要はないけれど、だとしてももう少しタカのことを気にかけてあげてほしかったなという感じがしました。兄弟を名乗るぐらいですしね。
対話って大事だよ、やっぱり。
プンバァ&ティモン
本作には、「ライオン・キング」でお馴染み、プンバァとティモンのコンビも登場しました。
相変わらず愉快な仲間たちでしたね。
個人的な希望を言えば、「ハクナ・マタタ」をしっかりちゃっかり歌ってほしかった……! ちなみに「シンバは6年間歌っていた」らしい(byプンバァ&ティモン)。
終わらない復讐
タカ(のちのスカー)がムファサを、シンバがスカーを……と考えたら、復讐というのは終わらないのだなと思います。
となると、シンバだってどこかで恨まれているのでは? と考えてしまいますが。
なんと、「ライオン・キング2」なるものがあるらしい(!?)。正直、ディズニー作品にはあまり詳しくないので、初めて知りました。「ライオン・キング シンバズ・プライド」というのだとか。
しかも、内容はまさに復讐に関連するもの。
シンバの娘とスカーの息子が出てくるようですね。こうなったらもう、この作品も続編として3DCG映画化してほしい。絶対観る。
ちなみに、調べてみたら、シンバの娘キアラの声を担当したのがネーヴ・キャンベルでした。ネーヴといえば、やっぱり映画「スクリーム」シリーズ(1996~)。ディズニー声優をしていたのは意外でした。
映画「ライオン・キング:ムファサ」が好きな人におすすめの作品
映画「ライオン・キング:ムファサ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023)
- ライオン・キング(2019)
まとめ:映像が綺麗で面白い◎
映像がとても綺麗で、内容的にも没入感があり面白かったです。
結末がわかっている、つまりネタバレ状態で観るのも同然の作品でしたが、それを踏まえたうえでも、ハラハラドキドキ――からの感動が味わえます。
個人的には、先述したように、「ライオン・キング2」の3DCG映画化を期待しています。
っていうか、親子(ムファサ&シンバ)で野良(いや、孤児か?)になるという経験をしているのね。ムファサ、大前もか……という気持ち。
Rotten Tomatoes
TOMATOMETER 57% AUDIENCE SCORE 89%
IMDb
6.6/10