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NEW!映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」あらすじ・感想│モヤモヤが残る不思議なJホラー

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ_タイトル ホラー

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ

「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の感想です。

いわゆる「典型的なJホラー」ではないので、見る人をかなり選ぶところのある作品でした。個人的には、面白いんだか面白くないんだかよくわからない不思議なホラーという印象。

本記事は2025年07月03日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

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ワンフレーズ紹介

弟が失踪した日、何があったのか――。

作品情報

タイトルミッシング・チャイルド・ビデオテープ
ジャンルホラー
監督近藤亮太
上映時間104分
製作国日本
製作年2024年
公開年2025年
レイティングG
個人的評価★★★☆☆

あらすじ

昔、弟と遊んでいる最中に弟が失踪してしまうという過去を持つ兒玉敬太。スーパーで働きながら、日々、山で行方不明になった人間を捜すボランティア活動に勤しむ敬太だったが、ある日、母親からある一本のビデオテープが送られてくる。それは、弟がいなくなった日に敬太が撮影していたもので――。

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主な登場人物

(敬称略)

兒玉敬太

(演:杉田雷麟)

子どもの頃、訪れた廃墟で遊んでいたところ、弟が失踪してしまった過去を持つ青年。現在は、スーパーで働きながら、山での行方不明者を捜すボランティア活動を続けている。

天野司

(演:平井亜門)

敬太の同居人。塾で働いている。人には見えないものが見える。

久住美琴

(演:森田想)

新聞記者。山で行方不明になった少年を見つけたが、そのまま姿を消してしまったボランティア(敬太)に取材をしようとしていた。

塚本哲也

(演:藤井隆)

久住の上司。

石森雪斗

(演:吉田ヤギ)

敬太たちが宿泊した民宿の息子。敬太に「ある話」を語って聞かせる。

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映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の感想

映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の感想です。ホラーというほどのホラーでなく「これ、結局なんなの?」感が強いJホラーでした。

これ、なんだったの?

結局のところ「これ、なんだったの?」に帰着するホラーでした。ホラーと言っていいのかもちょっと微妙。

少なくとも、例えば「リング」(1998)や「着信アリ」(2004)などの典型的なJホラーでないことは確かなので、かなり見る人を選ぶ感じがしましたね。好きな人は本当に好きそうだけど。個人的には「うーん?」に始まり「うーん?」で終わる感じでした(笑)。

ホラーとして「これ、なんだったの?」「どういうこと?」はまああることだと思うんですが、本作の場合、ヒントのひとつも与えてくれないタイプの「まったくわかんない!」でした。というか、まず、敬太がボランティア先から姿を消した理由もよくわからなかったかなあ。山でいなくなった少年を見つけたということで、目立ちたくなかったから? 現に、久住は新聞記者として敬太に取材しようとしていたわけですもんね。

ジャンプスケア要素はなし(皆無とは言っていない)

ちなみに、一般的なJホラーにも少なからず取り入れられているジャンプスケア要素はほとんどありませんでした。強いて言えば、民宿で敬太の目の前に幽霊(?)が現れるシーンがそれかもしれないけれど、そこまで怖くはありませんでしたね。

全編を通して怖いことはほとんど起きないので、不穏な空気感を楽しむ作品だと思いました。日本のホラーが苦手な人とかでも割と普通に観られるかも。

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民宿の息子・雪斗

個人的に、本作のMVPは民宿の息子である雪斗でした。

良い。彼は実に良い。

特に生理のくだりなんか大好きだった。「なにそれ気持ち悪い!」ってなる感じ。「いいね、そういうのもっとちょうだい!」って。できればもっと掘り下げてほしかったけど、結局敬太の弟のこととかがそれに関係あるかはわからずじまい。というか、直接の関係はないのでしょうね。

山にそういう人間にはわからない未知の力があるというだけで。

結局、雪斗のお母さんやおばあちゃんも山の影響を受けていたような感じもします。

その山に宿った何か

こういう、土地に宿った何かみたいなものって、日本人特有の感性から成り立つものという感じがします。神様であれ、なんであれ。竹内結子さん主演の映画「残穢―住んではいけない部屋―」(2015)とかもそうでしたよね。その土地の穢れが、みたいなやつ。

穢れとはまた別ですが、日本では家の建築工事が始まる前に地鎮祭なるものをしたりもしますし、信心深さとは関係なく「その土地に宿るもの」を当然のように受け入れる日本人ってきっと多いと思う。

こういう、人間の力じゃ太刀打ちできないタイプの何かがあると、それだけで十分怖さを演出できますね。というか、理解できないものってやっぱり怖い

VHSだからこその良さ

また、Jホラーでは、VHSだからこその良さみたいなものもある。簡単には編集できない分、それはまぎれもない事実なのだと思えるから。

あのちょっと古い粗めの映像も良いですねえ。もうね、あのあたりに「ザ・Jホラー!」味を感じました。好き。

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映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」が好きな人におすすめの作品

映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

  • ミンナのウタ(2023)
  • 変な家(2023)
  • あのコはだぁれ?(2024)

まとめ:雰囲気で楽しむJホラー

特段怖い何かが起こるわけじゃないけど(一部ちょっとびっくりするところはあったものの)、終始不穏な空気に包まれているホラーでした。

どちらかと言えば、雰囲気で楽しむタイプの映画かな。

Rotten Tomatoes
Tomatometer ―% Popcornmeter ―%
IMDb
6.6/10

Filmarks
3.6/5.0

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