映画「キラーズ・セッション」あらすじ・感想｜あの最高の悪役ゲイリー・オールドマンが主演……主演？

キラーズ・セッション(字幕版)

「レオン」（1994）で名悪役を演じたゲイリー・オールドマン主演の作品です。

はい、ゲイリー・オールドマン目当てで手を出しました。

映画を観るとき、私は基本的に物語重視で、「好きな俳優さんが出ているから観てみよう！」と思うタイプではないんですけれども（でも気にはなる）、今回はなんとなくゲイリー・オールドマンが恋しくなったので（？）。

ワンフレーズ紹介

作品情報

タイトル	キラーズ・セッション
原題	Killers Anonymous
ジャンル	スリラー、アクション
監督	マーティン・オーウェン
上映時間	95分
製作国	イギリス
製作年	2019年
レイティング	R15＋
個人的評価	★☆☆☆☆

あらすじ

ある場所では、殺人依存者によるグループセッション「キラー・アノニマス」が行われていた。自分の中にある殺人衝動や体験を共有し合うことで、それぞれの欲求や感情をコントロールしようというものだった。そんな中、アメリカ上院議員が暗殺されるという事件が発生。セッションに参加している者の誰かが関わっているのではないかという疑惑が持ち上がって――。

登場人物

（敬称略）

「キラー・アノニマス」を主催する謎の男。セッションの様子を見守っている。

映画「キラーズ・セッション」の感想

映画「キラーズ・セッション」の感想です。登場人物をつらつら書こうと思ったんですが、正直、誰が何をした人だったのか覚えていません……（申し訳ない）。

ゲイリー・オールドマンの役どころ

「レオン」（1994）のゲイリー・オールドマンが大好きで、なんとなーく、久々に（未見の）ゲイリー・オールドマン出演作品が観たいなあと思い、手に取ってみた作品。

主演って書いてあった……書いてあったのに……！

最後まで名前は出てこないし、時折ひょこっと現れて電話したり見守ったりする程度で、いまいちどんなポジションにいる人なのかわかりませんでした。

主演？　これ、むしろちょい役じゃない？　と。

だからといって、他の誰かが主人公だという感じもしないんですが、これだとゲイリー・オールドマンという名前で観客を集めようとしたと誤認されかねないレベルの脇役っぽさでした。

ジェシカ・アルバの役どころ

また、ジェシカ・アルバも同様。

ゲイリー・オールドマンとジェシカ・アルバの名前がやたらと前に出ていますが、ジェシカ・アルバこそ脇役中の脇役でした。冒頭に出てくるだけだし。

ただ――ただね。

めっちゃ可愛い。

ジェシカ・アルバ。どの角度から見ても本当にキュートですね。

この作品で最高の見どころと言えるのは、ジェシカ・アルバの可愛さだと思っています。

入り乱れる登場人物

先述しましたが、誰が何をした人なのか、私はほとんど覚えていないんですよね。

なぜかって？

……個性がないからや！

いや、作中で「私はこんなことをして……」みたいな体験談を語るシーンがあったのは覚えているんですよ。ただ、言葉で語られたこと（しかも一気に！）以外、それが活かされている場面もなかったので、没個性って感じで、最後までキャラと性格、過去が一致しませんでした。

面白そうな設定

とはいえ、設定自体はとても面白そうですよね。

殺人依存者によるグループセッションだなんて、最高の素材。いくらでも調理のしようがありそうなものを（素人がすみません）、うまく活かし切れていなかったかなという印象になってしまいました。

割と好きだったアクションシーン

賛否両論あるでしょうが、個人的には、アクションシーンが結構好きでした。

おそらく一般的に想像されるアクションシーンとは異なるかもな、とも思うけれど。こう、派手なアクションじゃなくて、魅せるアクションみたいな感じ。

口コミを読んだところ、幾人かが「タランティーノっぽいアクションシーン」と言っていましたね。確かに。

ただ、欲を言えば、もうちょっとアクションに割り当てる時間を長くして、山場を作ってほしかったところでした。

映画「キラーズ・セッション」が好きな人におすすめの作品

映画「キラーズ・セッション」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ：ジェシカ・アルバが可愛すぎる

ゲイリー・オールドマン目当てで観始めたのにもかかわらず、すっかりジェシカ・アルバに魅了されてしまった作品でした。

ストーリーについてはいろいろ言いたいこともあるけれども、これはこれで好きな人はいそう。なんだかんだ、アクションシーンは美しくて好きでした。