本ページはアフィリエイト広告を利用しています。

NEW!映画「シークレット・オブ・ハロウィン」あらすじ・感想|最後にはどうしてもモヤモヤが残る!

シークレット・オブ・ハロウィン_感想タイトル ファンタジー

シークレット・オブ・ハロウィン(字幕版)

「シークレット・オブ・ハロウィン」の感想です。

ジャケット的にハロウィンホラーかと思って見始めたら、ダークファンタジーでした(いや、ダークファンタジー味のあるヒューマンドラマ?)。

雰囲気と映像は良いけど、納得できない要素が多すぎる! といった感じ。

本記事は2025年10月26日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。

スポンサーリンク

ワンフレーズ紹介

ハロウィンの夜の出来事。

作品情報

タイトルシークレット・オブ・ハロウィン
原題Boys in the Trees
ジャンルファンタジーヒューマンホラーサスペンス
監督ニコラス・ヴェルソ
上映時間112分
製作国オーストラリア
製作年2016年
公開年(豪)2016年
レイティングPG12
個人的評価★★☆☆☆

あらすじ

同級生のジョナをいじめる仲間たちを見つめるコーリー。2人はかつて親友同士で、よく一緒に遊ぶ仲だったが、今は疎遠になっていた。そして、ハロウィンの日。同調圧力に負けたコーリーは、その日も仲間たちと共にジョナをいじめていたが――。

スポンサーリンク

主な登場人物

(以下、敬称略)

コーリー

(演:トビー・ウォレス)

高校生。不良仲間たちとつるみ、仲間がジョナをいじめる様子を傍観している。時に同調圧力に負け、いじめに加担することも。

ジョナ

(演:ガリヴァー・マクグラス)

不良たちのいじめの標的になっている。子どもの頃はコーリーとよく遊んでいた。

ロマニー

(演:ミッツィ・ルールマン)

コーリーと良い雰囲気になることもあるが、男子たちの幼稚な言動に失望することも多い。

ジャンゴ

(演:ジャスティン・ホルボロウ)

コーリーが所属する不良グループのリーダー。率先してジョナをいじめている。

スポンサーリンク

映画「シークレット・オブ・ハロウィン」の感想

映画「シークレット・オブ・ハロウィン」の感想です。個人的には「納得いかん!」っていうお話でした。一見素敵なお話なのに!

雰囲気&映像は◎

先述しましたが、本作はダークファンタジーというか、ファンタジー味のあるヒューマンドラマでした。ジャケットからハロウィンホラーを期待していただけに、ちょっぴり拍子抜け。

でも、雰囲気はとても良かったです。

個人的には夜の散歩ってあまりしないんですが(女性ひとりだと危ない気がして)たまーにすると、とっても気持ち良いんですよね。どうしてか日中より空気が澄んでいるように感じる。で、本作には、そういったいつもよりちょっと澄んだ空気感というか、そういったものがあるような気がしました。

なので、コーリーとジョナ、2人で歩くシーンは割と好き

ハロウィンという題材も◎

そして、このハロウィンという題材もまた良かったですね。

日本だとハロウィンはすっかりイベント化してしまっている感じがありますが、実際は日本で言うところのお盆みたいなもの(確か)。先祖の霊たちと一緒に悪い霊も出てきて、作物に悪戯をしたり子どもたちを攫ったりするので、身を守るために仮装を始めたという流れだったと思うんですが。

そう言えば、そういう経緯? 背景? があるからか、以前、あるイベントで仮装をして集まることになったんですけれども、そこにいた海外出身の知人が「日本人のコスプレは可愛すぎる! これじゃあ悪霊を追い払えない!」みたいなことを言っていたのを思い出します(その人の骸骨コスプレはめちゃくちゃ怖い、ちゃんとした骸骨でした)。

と、そんな感じで、先述したようにハロウィンはお盆的な感覚。

劇中のハロウィンのキラキラ装飾な雰囲気、映像も手伝って、なんとなくセンチメンタルな気分になった映画でした。

スポンサーリンク

だがしかし、お前は駄目だ

雰囲気と映像は良かったもの、だがしかし、ストーリーは別物

お前は駄目だ、ジャンゴ。

厳密には、コーリーお前もだっていう感じなんですけど。

ジョナをいじめている不良少年たちのリーダー格。なんとなくですが、この男がいなかったらジョナはいじめられていなかったような気がする。グループの他の人たちはあまり他人に興味がないような感じですもんね。やたら他人のことを気にして、気に食わないからと攻撃的になっているのはジャンゴだけ。

他のみんなは逆らえないから、流されてといった印象でした。まあ、それでも駄目なもんは駄目だけど。

ジョナと仲の良かったコーリーに、ジョナの家の窓にカラスの死骸を投げつけさせたのを見た時は「これ、一線越えてるよ……」と。

コーリーはジョナいじめに積極的ではなかったし、むしろ渋々従っているという感じがしていたので、ここで確実に共犯にしとかなきゃ、コーリーが離れて行ってしまうとでも思ったのかな。そういうつなぎ止め方しか知らないジャンゴはジャンゴで可哀想なんですが、だとしてもこいつがすべての元凶だと思っています。

モヤモヤが抜けないラスト

そう、この元凶含め。

全体を通して良い雰囲気だったのはそうなんですが、内容的にはやっぱりモヤモヤするし「良い話風に持っていってるけど、それはさすがに無理矢理すぎない?」と思ってしまいました。ジャンゴが良い奴な感じになっているのなんて一番納得できない! と。

ジョナがコーリーと再びよりを戻そう(?)としたのもちょっとよくわからないなという感じがありました。まあ、中にはそういう人もいるんだろうと想像はしますが。同じ状況になったら、たぶん自分には無理。

それだけコーリーのことが好きで、ずっと仲良くしたかったんだなあ。そう思ったら、その点はちょびっと泣けました。

スポンサーリンク

映画「シークレット・オブ・ハロウィン」が好きな人におすすめの作品

映画「シークレット・オブ・ハロウィン」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

映画「シークレット・オブ・ハロウィン」が観られる動画配信サービス

※記事執筆時点での情報です(2025年10月26日)。レンタル作品等も含まれます。

NetflixU-NEXTAmazon Prime VideoHuluAmeba TVFOD
×××
スポンサーリンク

まとめ:問題は感情移入するか

個人的には「納得できない!」となる内容だったんですが、同時に、もしかしたら誰に感情移入するかによって感想が変わるのかもという気もしました。

自分的にもっとも感情移入したキャラはジョナだったので、どうしても今さら感が強調されてしまって。ただ、これがコーリーだと「良かったねえ」となる可能性があるかなと思います。

なお、ジャンゴに共感できる人はひとりもいないと思う。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 82% Popcornmeter 70%
IMDb
6.3/10

Filmarks
3.2/5.0

タイトルとURLをコピーしました