
ワンピース エピソード・オブ・アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち
アニメ「ONE PIECE」のアラバスタ編を1時間半ぐらいにギュッと詰め込んだ作品。
個人的には「んー、物足りない!」というのが正直なところでした。尺的に仕方ないのかもしれませんが、アニメ(と漫画)を知っている人間からしたら、特に戦闘シーンが端折られまくっていて物足りなく感じました。
ワンフレーズ紹介
クロコダイルをぶっ飛ばす!
作品情報
タイトル | ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち |
原作 | ONE PIECE/尾田栄一郎著 |
ジャンル | アニメ |
監督 | 今村隆寛 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2007年 |
公開年(日) | 2007年 |
レイティング | PG-13 |
個人的評価 | ★★☆☆☆ |
あらすじ
アラバスタの王女ビビを伴い、麦わら海賊団一行はアラバスタ王国を目指していた。ルフィたちは、内乱の危機に瀕しているアラバスタ王国を、クロコダイルの魔の手から救うため、急いでいたが――。
主な登場人物
(敬称略)
モンキー・D・ルフィ(声:田中真弓)
麦わら海賊団の船長。ゴムゴムの実を食べたゴム人間。仲間と共にアラバスタ王国を目指している。
ナミ(声:岡村明美)
麦わら海賊団の航海士。夢は自分の手で世界地図を作ること。しっかり者で、一味のまとめ役でもある。
ロロノア・ゾロ(声:中井和哉)
麦わら海賊団の剣士。一味に一番初めに仲間入りした。方向音痴。夢は世界一の大剣豪になること。
サンジ(声:平田広明)
麦わら海賊団の料理人。海上レストラン「バラティエ」の副料理長だった。口は悪いが、女性には甘い。特技は足技。夢は「オールブルー」を見つけること。
トニートニー・チョッパー(声:大谷育江)
麦わら海賊団の専属医。トナカイだが、ヒトヒトの実を食べて人間の能力を得る。夢はなんでも治せる医者になること。
ウソップ(声:山口勝平)
麦わら海賊団の狙撃手。赤紙海賊団の狙撃手である父譲りの狙撃の腕を持っている。特技はハッタリをかますこと。夢は勇敢な戦士になること。
ネフェルタリ・ビビ(声:渡辺美佐)
アラバスタ王国の王女。母国が内乱の危機に瀕しているため、ルフィたちと共に急ぎ向かっているところ。かつてはクロコダイル率いる「バロックワークス」に潜入しており、ミス・ウェンズデーとして活動していた。
カルー(声:粗忽屋)
常にビビと共に行動している超カルガモ。
ネフェルタリ・コブラ(声:家弓家正)
アラバスタ王国の国王で、ビビの父親。「国は人」と考えている賢王。
ペル(声:野島健児)
アラバスタ王国の護衛隊副官。トリトリの実・モデル隼(ファルコン)の能力者。ビビの危機に駆けつける。
ニコ・ロビン(声:山口由里子)
バロックワークスの一員。クロコダイルと行動を共にしている。
クロコダイル(声:大友龍三郎)
王下七武海であり、バロックワークスのボス。スナスナの実の能力者。
コーザ(声:草尾毅)
反乱軍のリーダー。ビビの幼馴染み。
映画「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」の感想
映画「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」の感想です。正直、ちょっと物足りなく感じてしまった。
展開はそのまま
基本的に、展開自体はアニメと同じ。
まあ、そりゃそうだよなという感じではあるんですが、アニメファン(漫画も好きだが)としては大事なところなので。
始まりは確か、ボン・クレーが釣り竿に引っ掛かるところだったような気がします。
端折られたシーンが多すぎる
映画の尺的に仕方ないことではあるんですが、やっぱり端折られたシーンが多い印象でした。
特に、バロックワークスメンバーとの戦闘シーンね。
一応、それぞれの戦いのラストは出てくるものの、それだけだといまいち感情移入しきれないというか、応援する間もなく「あっ、次は誰だれのたたか……勝った!」みたいな感じになっていたような。こういったアニメの戦闘シーンってピンチとそこからの逆転ありきだと思うので、どうしても完全燃焼することは難しい。
かろうじて、ウソップたちのところは良かったかなと。
ブツ切り動画みたいに……
ということで、先述した通り、それぞれのシーンがそこまで長くないのに加え、(たぶん)もともとあったシーンをカットしてつなぎ合わせている(ように作られている)ので、ブツ切り動画みたいになってしまっていました。
不自然な切れ方というか。
プツ、プツ、と違う動画をよそから持ってきて無理矢理くっつけた、みたいな不自然さだった。でも、このあたりも、尺を考えたらどうにもできないんですよね、きっと。
本作は再編集じゃなく全編新作なので、TV版をそのまま持ってきたわけじゃないことは百も承知なんですが。
正直、ビビちゃんとルフィの砂漠のシーンも、突然始まったように見えてしまった。ここもブツ切り動画のようになっているので、「ルフィ、情緒不安定か!?」と。
本作はひとつの映画というより、TV版のダイジェストであり、重要シーンだけをつなぎ合わせたという感じでした。それはそれでいいんだけど、TVアニメと同じだけのものを期待すると、ちょっと肩透かしを食った気分になるかも。
あと、個人的にスモーカー大佐とたしぎをはじめとした海軍も出てほしかったのはある。
重要人物コーザ
そのうえ、一番悲しかったのは、ビビちゃんの幼馴染みであり、反乱軍のリーダーをしているコーザがメインキャラっぽくなくなってしまったところ。
ビビちゃんとコーザの関係性なんて、とっても良いじゃないですか!?
それが、コーザ=反乱軍のリーダーという感じで、あまりビビちゃんの幼馴染み感は出ていなかったかな。ビビちゃんの幼馴染みで、敵はひとつ(クロコダイル)なのに、敵対することになってしまったというのが悲しくもあり、良いのであってですね……(語り)。
脳内補完!(号泣)
と、ここまでにいろいろと書きましたが、私の場合はアニメ履修済みなので、抜け落ちたシーンが勝手に脳内補完されて最後にはやっぱりうるっときました。
ラストの良さって、ただ単に一緒に戦ったというだけでなく、ここまで一緒に旅をしてきたという彼らだけの時間があるからなんですよね。
一緒に笑ったり、泣いたり、時に喧嘩をしたり。
そういうのの積み重ねが、ラストに涙を誘うわけで。
それを考えると、1時間半ぐらいだと物足りなくなるのは当然といえば当然なのでしょう。調べてみたら、TVアニメ版のアラバスタ編は40話弱ほどあるようですし(ちなみに、ビビちゃんの登場はさらにもっと前)。
それをここまでまとめたのですから、むしろよく頑張った! なのかもしれない……。
映画「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」が好きな人におすすめの作品
映画「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。
- 名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2001)
- 名探偵コナン 100万ドルの五稜星(2024)
- 鹿の王 ユナと約束の旅(2020)
まとめ:ダイジェストとして楽しめる
重要シーンが1時間半にギュッと詰まっているので、戦闘シーンや一味が築いてきた絆みたいなものを過程含めて楽しみたい人には少々物足りないかもしれませんが、ダイジェストとして楽しむ分には十分なクオリティーでした。
ただ(もう一度言うけれど)コーザの存在感のなさはちょっと残念だった……。
Rotten Tomatoes
TOMATOMETER ―% AUDIENCE SCORE ―%
IMDb
6.8/10