
飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件
映画「飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件」の感想です。
タ、タイトル長―――!
映画「2年前、行方不明になった学生たちが撮影した卒業制作の映画を観てみたら、森で秘密の儀式に巻き込まれていた話」(2022)を鑑賞した時にも「タイトル長っ!」と思ったけど、またタイトルで選んでしまいました(笑)。
タイトルがすべてのお話でありながらも、意外性もあって面白かったです。

映画「飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件」の見どころは……
- 意外性のある終盤の展開。
- もう1人入れるだろー! なシーン。
本記事は2026年02月07日に執筆したものです。すべての情報は執筆時点のものですので、最新の情報はご自身で直接ご確認ください。
作品情報
| タイトル | 飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件 |
| 原題 | Kalahari |
| ジャンル | アクション、スリラー、B級映画、パニック |
| 監督 | ムクンダ・マイケル・デュウィル |
| 上映時間 | 85分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2024年 |
| 公開年(米) | 2024年 |
| レイティング | 不明 |
| 好きレベル | ★★★☆☆ |
あらすじ
アフリカで医師として働いていたアンドリューと妻のスー。ある日、武装集団ボコ・ハラムが襲ってくるとの一報を受け、緊急帰国することになった。しかし、突然のことに、予約できたのは怪しげな操縦士が運転する小型機のみ。しかも、膝の上に置ける荷物しか持って行ってはダメだと言われ、医療道具を残し、この地を去ることに。仕方なく小さな飛行機に乗り込んだアンドリューとスーだが、離陸後間もなく、墜落してしまう。墜落で生き延びた2人だったが、そこは獰猛な野生動物はびこる野生動物保護区だった――。
主な登場人物
(以下、敬称略)
アンドリュー
(演:ライアン・フィリップ)
医師。アフリカで貧しい人々のために働いていたが、武装集団が襲ってくるとの一報を受け、緊急帰国することに。飛行機を予約できたはいいものの、離陸直後に墜落してしまう。
スー
(演:ミーナ・スヴァーリ)
アンドリューの妻で、信心深い性格。墜落時、脚に怪我を負い動けない状態に。
グラン
(演:エミール・ハーシュ)
アンドリューとスーが乗り込んだ小型機の操縦士。実は密輸業者だった。
ターボ
(演:ジェレミー・ターディ)
タイラーたちが雇っていたガイド。
映画「飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件」の感想
映画「飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件」の感想です。タイトルがすべて! という内容でした(笑)。
タイトルがすべて!
先述したとおり、タイトルがすべて! という内容でした。
乗っていた飛行機が墜落して、なんとか命は助かったものの、そこはライオンのいる危険な野生動物保護区でしたという。グランなんかは「ここはどこだ?」と聞かれて「Somewhere you don’t wanna be.(誰もがいたくない場所だ)」的なことを言っていましたもんね。
あっちにハイエナ、こっちに毒ヘビ、そっちにはライオン。そりゃあパニックにもなる。
サバンナのド真ん中で人間VSライオンというと「ローグ」(2020)なんかが思いつくけど、それよりは若干ライオンの登場シーンが少なかったかなという印象でした。しかも、こちらは戦いのプロもいませんからね。さらに絶望的な状況です。
グロさはなし
なお、ライオンもいるしそれなりに死人は出ますけれど、グロい場面はほとんどありませんでした。
個人的には、微妙に物足りなく感じた部分でもある。特に、最初の人がやられた場面なんて一切映らなくてびっくりしちゃった。セリフで「あいつはやられてしまった!」と聞かされただけ。えー!? それが観たかったのにー!? っていうね(不謹慎)。
まあ、でも、直接的にそういう場面が映らないにしては、音や雰囲気を使ってよく表現できていたとは思います。
判断ミスが命取りに
そして、こういう状況だと、判断ミスが文字通り「命取り」につながるんだなと。
序盤、主人公アンドリューの妻スーが、飛行機の事故によって脚に怪我を負うんですが、他メンバーが「歩いてどこかの集落に助けを求めに行く」と言った時に、自分はその場に残る決断を下すんですよね。で、妻を置いてはいけないからと、アンドリューもそばに残ることにする。
グランが「夜になると危険だ」と言っても聞かず、神がうんたらかんたらと。
このシーン、グランが
信仰って“常識の欠如”か?
と言うんですが、いやほんとにね! と激しく同意。
スーは十字架のネックレスをしているぐらいですし、信心深い性格なのはわかる。おそらく夫であるアンドリューも。でも、夜になってここにいたら危ないと忠告されているのだから、信仰心がどうたらという話ではなく、自ら生存率を下げている(自殺行為をしている)だけでは? と思っちゃいますね。まあ、結局グランたちもうまくいかず、一度は戻ってくるわけですけど。夜になるとより危ないというのは本当にそうみたいだし。
狩りのピーク時を避ける:夜明け、夕暮れ、夜には、狩りをしているライオンやライオンの群れに遭遇する可能性が高まる、とムルティ氏は言う。
ということらしい。
神様だって、自ら生きる確率を下げるようなことをしている人たちを助ける余裕はないのではと思ってしまいますが、どうなんでしょう。それとも、全知全能の神様ってそういうのに対しても「いいよいいよ!」という感じなのかしら、と。
4人くらいいけそうな操縦室
話の中盤、グランたちが引き返してきて、鍵のかかる操縦室で一晩明かすというシーンもツッコミどころ満載。
そこにいるのは4人だけれど、操縦室は2人用で、頑張って詰めても3人が限界だから1人あぶれてしまう。あぶれた奴には外で火の番をしてもらうしかねーな! ……と、これ。
その後、3人が息をひそめる操縦室の中の様子が映るんですが、頑張れば4人いけそうでした(笑)。座るのが無理でも、横並びになっている3人の膝の上に寝転がるとかね。足は痺れるだろうけど(笑)、命がかかっているのだからそれぐらい我慢してほしいところ。
もしくは、寝転がらずとも、どうにかこうにかすればあと1人ぐらいいけたんじゃない!? とツッコんでしまいましたね。みんなそんなに体が大きいタイプじゃないし。ここはちょっと面白かった。
ボロい飛行機は怖い
話は戻りますが、冒頭、アンドリューとスーが乗り込んだ小型機が怖すぎました。
あまりにもボロくて。
私、海外で国内線に乗ったことがあるんですが、その時のことを思い出しましたね。もちろん、運ぶ人数ももっと多く、ここまでボロかったわけじゃありませんが、国際線に比べると若干古そうな感じで。離陸後に足元にネジが転がっているのを見つけてしまって「これどこから来たネジ!?」と内心めちゃくちゃビビりながら乗りました(笑)。無事に着いて良かった。
ボロい飛行機なんて、私だったら絶対に乗りたくないけど、アンドリューとスーの場合はこの飛行機に乗るか、武装集団に捕まるかのどちらかでしたもんね。究極の選択。前者のほうが生き残れる確率は上がりそうだけど、怖いものは怖い。
このシーンは、観ながら「ひえー!」ってなりました。
意外性もある
あと、しっかり意外性もありました。
中盤、「これはもう話が見えたぜ……」などと思った自分が恥ずかしい。終盤近くになって「この人、こういうムーブをする方向に舵を切ったのかー!」と驚きがありました。
簡単に言うと、お前、こういう映画では真っ先に死ぬタイプのキャラやんけ!? というやつですね。このラスト、好きでしたよ。
映画「飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件」が好きな人におすすめの作品
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- 2年前、行方不明になった学生たちが撮影した卒業制作の映画を観てみたら、森で秘密の儀式に巻き込まれていた話(2022)
- ジョーズ 異次元の怪物(2023)
- ドラッグ・ゲイター(2023)
- サマー・シャーク・アタック(2016)
映画「飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件」が観られる動画配信サービス
※記事執筆時点での情報です(2026年02月07日)。レンタル(有料)作品等も含まれます。最新情報はご自身で直接ご確認ください。
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まとめ:丁寧な展開とストーリー
意外や意外、チープさはそんなにありませんでした。
タイトルがすべて! の展開と言えばそうなんだけど。
個人的には、もうちょっとライオンとの絡みを多くしてほしかったところですが、戦闘のプロがいない中でのこれですし、これで精いっぱいだったのでしょう。思いのほか楽しんで観られました。
Rotten Tomatoes
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IMDb
3.7/10
Filmarks
2.0/5.0

