「ザ・スイッチ」(2020)などで知られるクリストファー・ランドン監督が手掛けた「ハッピー・デス・デイ」シリーズ。
一作目に続き、二作目が出るほどの人気作ですが、実は、この二作はだいぶ雰囲気が違います(個人的な意見です)。ここでは、それぞれのあらすじをサラッと紹介してみたいと思います。
本記事は2024年08月に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。
映画「ハッピー・デス・デイ」
ハッピー・デス・デイ (吹替版)
映画「ハッピー・デス・デイ」シリーズの一作目です。
ビッチな主人公ツリーが徐々に改心(?)していく様子にホッコリします。個人的には、完全にコメディーホラーに全振りしていて好き。
同じ時間を何度も繰り返すことに気がついたツリーが、「なら、普段の自分じゃできないことをしてやろう!」と振り切るのも好感が持てます。メンタル激つよ。
まあ、言うても初期ツリーはただのいけすかないビッチなので、現実にいたら、友達にはなりたくないタイプではあるんだけど。
だからこそ、まさに「いっぺん死んでこい!」を現実にした感じでクスッと笑えます。
タイトル:ハッピー・デス・デイ
製作年:2017年
製作国:アメリカ
ジャンル:コメディー、ホラー
監督:クリストファー・ランドン
キャスト:ジェシカ・ローテ、イズラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、レイチェル・マシューズ他
映画「ハッピー・デス・デイ 2U」
ハッピー・デス・デイ 2U (吹替版)
映画「ハッピー・デス・デイ」シリーズの二作目です。
一作目を期待して観ると、ちょっぴり肩透かしを食った気分になる(かもしれない)お話。
前作に比べると、SF要素が強く盛り込まれています。
悪くはない。悪くはないんだけど……。
ホラー要素の存在感がまあまあ薄くなっているので、まったく怖くないし、コメディーも微妙に中途半端な感じがしてしまいます。
前作と比べず、この作品単体で観るなら、そこそこ面白いなと思える内容でした。
そして、ツリーのメンタルはやっぱり強い。
ループするときのパターンも、前作に劣らず多様でとても良かったです。
あと、単純に「ツリーって実は天才なのでは?」という疑惑が浮上します(細かいところはツッコんだら負け。たぶん)。
タイトル:ハッピー・デス・デイ 2U
製作年:2019年
製作国:アメリカ
ジャンル:SF、コメディー、ホラー
監督:クリストファー・ランドン
キャスト:ジェシカ・ローテ、イズラエル・ブルサード、フィー・ヴ、レイチェル・マシューズ、スラージ・シャルマ、サラ・ヤーキン他
別々に観るとちょっぴりわかりづらいかも
先に紹介した「ハッピー・デス・デイ」と「ハッピー・デス・デイ 2U」に登場するのは、同一の主人公であり、話が(一応は)地続きになっているため、一作目から二作目と、続けて鑑賞することをおすすめします。
ただし、基本的に「ツリーが死ぬことで、同じ日を何度もループする。ループを終わらせるためにツリーが頑張る」。これが一作目だという知識さえあれば、二作目から観ても完全に置いてけぼりになることはほぼないと思います。
まとめ:雰囲気の異なる二作
今のところ、「ハッピー・デス・デイ」は二作からなるシリーズもの。
できれば一作目から観たほうがいいとは思いますが、なんとなくあらすじを知っていれば、二作目だけを観るのでもある程度は楽しめるかなと。
個人的には、一作目のほうがホラー色が強くて好きです。