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映画「ゴシカ」あらすじ・感想|ホラー?相手の立場になって初めてわかることってあるよねな物語

ゴシカ_タイトル ホラー

ゴシカ (字幕版)

映画「ダーク・タイド」(2011)にも出演していたハル・ベリー主演の作品です。

ホラー×サスペンスみたいなお話なんですが、それよりも、囚人と心理学者の対話が結構リアルで、そちらのほうが気になりました。

※本記事には、ラストを除くネタバレが一部含まれます。ご注意ください。

本記事は2025年04月30日に執筆されました。すべての情報は執筆時点のものです。

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ワンフレーズ紹介

――謎の少女の正体を突き止めろ!

作品情報

タイトルゴシカ
原題Gothika
ジャンルホラー、サスペンス
監督マチュー・カソヴィッツ
上映時間98分
製作国アメリカ
製作年2003年
公開年(米)2003年
レイティング不明
個人的評価★★★☆☆

あらすじ

ウッドワード女子刑務所内の精神科病棟で働いている臨床心理学者のミランダ。ある夜、職場から自宅に帰宅しようとしたところ、ミランダが運転する車の前に謎の少女が現れ、交通事故を起こしてしまう。しかし、次に目を覚ますと、ミランダは自分の勤務先である精神科病棟に収監されていたのだった――。

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主な登場人物

(敬称略)

ミランダ・グレイ – Miranda Grey(演:ハル・ベリー)

夫が管理官を務めるウッドワード女子刑務所内の精神科病棟に勤める臨床心理学者。

ダグラス・グレイ – Douglas Grey(演:チャールズ・S・ダットン)

ミランダの夫で、医師。

ピート・グレアム – Pete Graham(演:ロバート・ダウニー・Jr)

ミランダの同僚。

クロエ・サバ – Chloe Sava(演:ペネロペ・クルス)

ミランダがカウンセリングを行っていた囚人のひとり。

ボブ・ライアン – Bob Ryan(演:ジョン・キャロル・リンチ)

保安官で、ミランダの夫ダグラスの親友。

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映画「ゴシカ」の感想

映画「ゴシカ」の感想です。観たことがなくても、名前は聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。タイトルが知られている有名な作品(ただし、名作と感じるかどうかは人による)。

ハル・ベリー×ペネロペ・クルス

本作のすごさって、まず、俳優陣の豪華さにあると思うんですよね。

なんと言っても主演がハル・ベリーで、その他メインキャラとしてペネロペ・クルスまで出てくるわけですから(ハル・ベリー好きなんです)。

お二人とも非常に美しゅうございました。いつも通り。

ホラーとしては中途半端

ただ、ストーリーとしてはちょっぴり残念な部分があって。

というのも、本作は一応ホラーとしてジャンル分けされているわけですが、その肝心のホラー部分が中途半端だったので。

囚人にカウンセリングを行っていた自分が、ある日突然(意味もわからず)囚人側に回るという設定自体は面白かっただけに、少し残念でした。そこからの展開が「お、ホラー来るか? 来るのか? おお! ……来ないかあ」みたいなのの繰り返し。

ずっと薄く不穏な空気は流れているんだけど、それだけ。それ以上のことはなく、ホラーと言うほど怖くもない。ただ単に幽霊が出てくるというだけでは、明確にホラーとは言いづらいと思うんですよね。

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ヒーロー不在(もったいない)

あとは、ヒーローになり得る人物はいるのに、まったく活躍しないのもいまいち謎でした。その名もピート・グレアム。ミランダの同僚で、おそらくミランダに恋心を持っていそうな人物。

ロバート・ダウニー・Jrなんていう大物が演じていることもあって、絶対にヒーロー枠だって思うじゃないですか? なのに、ほとんど頼りにならなかった。まあね、彼はたぶんまともな医師で、ミランダの立場が囚人側ということなので、リアルと言えばリアルなんですけれども。

でも、幽霊が出てきている時点で、こちらもそんなリアルさは求めていないし。

ピートは特に不快感を覚えるような人物ではないんですが、この作品でのヒーロー不在はもったいないなあと感じました。

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リアルな心理学者の対応

ただ、リアルと言えば。

心理学者や医師の反応。

冒頭で、ミランダがクロエに対してカウンセリングを行う描写がありますが、クロエが言ったことをミランダは「またか」という態度で流してしまいます。クロエは囚人だから。カウンセリングを受けなければならない精神状態だという先入観が働いていたから。事件に関する文字ばかり追っていたから。

これね、自分にも覚えがあるなって。

私は体があまり強くないんですが、長年調子が悪いところを検査してみても、数値的には問題ない。生活に問題が出るほどなのに「体はどこも悪くない」という判断(多少数値が外れているところがあっても、「この程度ならたまにあることですから」と)。

それで、検査しても悪いところが見つからないので「きっと精神的なものでしょう」と心療内科に回される。

そんな中、今度は息苦しさが強くなってきて、心療内科の先生に言ってみると「ストレスのせいかもしれませんね」。でも、あまりにも息苦しいので他の病院にかかってみる。すると、心療内科に通っているということで、検査もせずに「精神的なものだと思いますよ。よくあることです」と帰される(今はもう通っていませんが)。

自分でも「お医者さんが言うならそうなのかもな」なんて一度は思うんですが、やっぱり苦しいので、別の病院に行ってみたところ……なんと喘息だということが判明したのでした。

ミランダのクロエに対する受け答えを見た時、真っ先にこの自分の経験を思い出しました。「精神的に弱っている」と思われると、それだけで信じてもらえないこともあると。

消化不良なラスト

ラストに関しても、正直なところ、微妙だと感じました。

なんて言うか、消化不良。

盛り上がりに欠けていて、「うん、なるほど?」というだけで終わってしまうような。ミランダのことも、「え、結局そういうこと?」という感じでしたし。

もっと派手にドッカーンとやってほしかった。

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映画「ゴシカ」が好きな人におすすめの作品

映画「ゴシカ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ:難しすぎないシンプルなストーリー

上記では、好きな点と一緒にいくつかの不満点も述べましたが、基本的にシンプルで単純なストーリー展開だったので、難しいことを考えたくないときとかに良い映画だなと感じました。

あと、上記でも言いましたが、ハル・ベリーが美しい。ペネロペ・クルスも。本音を言えば、ロバート・ダウニー・Jrにもっと活躍してほしかったところだけれど。

Rotten Tomatoes
Tomatometer 15% Popcornmeter 45%
IMDb
5.8/10

Filmarks
3.1/5.0

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