映画「ダブルヘッド・ジョーズ」あらすじ・感想｜ザ・B級映画！雑な展開がありつつも意外とリアルなサメ肌

ダブルヘッド・ジョーズ (字幕版)

B級サメパニックが好きな私が通ります！

頭を空っぽにして観られるので、ひたすら無心になりたいときや、単純にB級映画が観たいというときにおすすめです。ジャンルとしてはスリラーやパニックに振り分けられるんでしょうけれども、完全にコメディーでした。

ワンフレーズ紹介

作品情報

タイトル	ダブルヘッド・ジョーズ
原題	2-Headed Shark Attack
ジャンル	アクション、パニック
監督	クリストファー・レイ
上映時間	88分
製作国	アメリカ
製作年	2012年
レイティング	R
個人的評価	★★☆☆☆

あらすじ

大学の課外授業の一環で、太平洋を航海していた大学生たちと教授。バカンス気分で楽しむ彼らだったが、クルーザーがサメの死骸とぶつかり、破損、それから浸水してしまう。破損カ所を修理する間、近くにあった珊瑚島（珊瑚で形成された島）に避難しつつ、修理に必要そうなものを見繕うことに。しかし、そこに不穏な影が近付くのだった――。

登場人物

（敬称略）

大学教授。学生たちを連れて、課外授業にやって来た。学生たちの保護者として、珊瑚島に上陸した際にはリーダーシップを取る。

フランクリンの妻で、医師。

学生のひとり。幼い頃のトラウマで海（に入ること）を苦手としている。

映画「ダブルヘッド・ジョーズ」の感想

映画「ダブルヘッド・ジョーズ」の感想です。愛すべき「多頭ザメ映画」の第一作目！　ザ・B級という感じですが、人々に愛される理由がよくわかります。

多頭ザメ映画一作目

記念すべき「多頭ザメ映画」第一作目！

……そう、第一作目。

ということは、二作目以降もあるということ。

「ダブルヘッド・ジョーズ」を始まりとして、「トリプルヘッド・ジョーズ」「ファイブヘッド・ジョーズ」「シックスヘッド・ジョーズ」と続々と多頭ザメをモチーフとした作品が登場しています。

これがね、好き嫌いにはかなり分かれるところだと思うんですが、B級サメ映画が好きな人は確実に好きなタイプのサメ映画だと思います。

愛すべきお馬鹿さんたち

本作に登場するのは、愛すべきお馬鹿さんたち（褒め言葉）！

可愛いです、本当に。

授業の一環だというのに、ビキニを着て日焼けしようとするわ、開放的になっているのか、3人でセッ……（略）しようとするわ、思わず「あらあら」と言ってしまいそうなほどのはっちゃけぶり（※女性の裸体が映るので、そういうシーンが苦手な人は要注意）。

先生も先生で、学生が怪我をしそうな危ない真似をすればさすがに注意するけれども、基本的には放置スタイルっぽい。しかも、サメが登場した際には真っ先に怪我をするという無能ぶり！

基本的にはみんな楽観的というか、あまり頭を使う気がないようだ……という感じで、「もう、好き！」ってなりました。まる。

詰めの甘い作戦

そして、その愛すべきお馬鹿さんたちが考える作戦の数々。

やっぱり、詰めが甘い。

登場人物たちが作戦会議（？）をしている時点で、もう結構甘々な雰囲気満点なんですが、いざ実行してみると、こちらが予想していたさらに上を行く詰めの甘さ！

ここでも、思わず「なんでそうなるのー！？（エコー）」と叫びたくなる展開が多々ありました。まあ、これもこの作品の魅力のひとつです。完全にコメディー。

意外としっかりしているサメ肌

展開的にはいろいろ甘いなあと思うところなんですが（ただ、それが良い）、サメがドアップになった瞬間、意外と作り込まれていることに気がつきました。

あれ、サメ肌、綺麗じゃね？　と。

ツルツルでもないし、ザラザラすぎもしない、あの絶妙な感じ。見事に再現できていました（拍手）。

映画「ダブルヘッド・ジョーズ」が好きな人におすすめの作品

映画「ダブルヘッド・ジョーズ」が好きな人には、以下の作品もおすすめです。

まとめ：どんどん面白くなっていく多頭ザメシリーズ

「ダブルヘッド・ジョーズ」にハマった人は、「トリプルヘッド・ジョーズ」以降もぜひ観てみるべし！

ザ・B級サメパニックという感じで、とても面白いです。サメ映画って、これまでの作品数が多すぎて、どうしてもマンネリ化してしまいがちなんですが、新しいシリーズを生み出したこの作品は本当に良かったですね。